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May 18, 2019

ヤオコー、1km商圏、ヤングファミリー層!

ヤオコー、決算説明会:5/13

商圏シェア(FSP/ヤオコーカード会員に基づく推計):1km商圏シェア 25%
・ 62期末のヤオコーカード会員数は224万人、全売上に占める会員売上は約8割。
・59期 (16/3) 60期 (17/3) 61期 (18/3) 62期 (19/3)
  ⇒累計会員数: 188万人 201万人 215万人 224万人
  ⇒会員売上比率: 78.0% 78.6% 79.6% 80.4%
・商圏のシェア(既存店・1km商圏シェア)は着実に増加
・来店率=純客数は増進も、来店頻度が低下が継続し、客数減少に繋がっている。
・ 59期 (16/3) 60期 (17/3) 61期 (18/3) 62期 (19/3)
  ⇒商圏シェア: 17.7% 18.0% 18.2% 18.8%
  ⇒来 店 率 : 57.3% 57.5% 57.9% 58.8%
  ⇒月 間 来店回数: 6.57回 6.61回 6.55回 6.54回

商 品 ・ 販 売 戦 略:
・ヤングファミリー層の再強化
  ⇒― 価格コンシャス対応: テリョーリ向け価格強化 ― 夕方の売場充実
  ⇒ヤングファミリー層に向けた仕立て ⇒ 品質・量目重視+値ごろ感
  ⇒ヤングファミリー層に多い「ジタン」セグメント:手づくりだけど、早く済ませたい
  ⇒営業時間内で最も売上ボリュームの高い 夕方の客数・点数の伸び悩みが課題。 夕方の欠品防止、鮮度アップ、出来立て訴求、試食・提案など、売場の充実を図る。
  ⇒ヤングファミリーの特性・ニーズを 踏まえた「素材」へのアプローチ、価格対応(AVEのノウハウ導入)、簡便・時短の充実、冷凍商品・大量目対応
・ 野菜の支持率向上
  ⇒野菜の支持率向上 「出し切り」・「売り切り」の取組みによる鮮度アップ
  ⇒上期に目標5%アップ達成も、下期は相場の変調とともにPI値、立寄率ともに低下
・単品量販・企画の充実

PI研のコメント(facebook):
・ヤオコーの決算説明会資料を見ると、2つの方針が明確です。ひとつは1km商圏へのこだわり、そして、もうひとつはヤングファミリー層の強化です。この2つはどちらもPOS分析からは検証できず、いずれもID-POS分析でなければ検証できない項目であり、ID-POS分析で最初に取り組むべきテーマともいえます。ちなみに、これと逆の戦略が広域商圏、年配、若年層への取り組みといえますので、食品スーパーとは真逆の戦略といえます。ヤオコーは現在、会員数は224万人(1.3万人/店舗)、会員売上は約8割とのことですので、ID-POSデータは十分に実践活用が可能な量となっています。では、ID-POSデータからどう1km商圏を分析するかですが、顧客の属性データのひとつ郵便番号とIDとを連結し、地図データとのクロス分析となります。以前、ヤオコーでは、これを広域分析に活かし、おはぎなどの商品強化をはかっていましたが、ここ最近は、真逆、1km、すなわち、近隣に照準を絞っています。目標はシェア25%だそうですが、今期決算時では 18.8%、来店率58.8%、月購入頻度6.54回とのことです。今後、この顧客と商品のクロス分析を行い、AI、PLSAやBN(ベイジアンネットワーク)を駆使すると、そのままマーチャンダイジング戦略に転嫁できますので、課題かと思います。一方、ヤングファミリー層への取り組みですが、これもID-POS分析では顧客の属性、年齢を使えば特定できます。また、過去のBN(ベイジアンネットワーク)の事例では惣菜、調味料が結婚、手作りとの関係が深いことが判明していますので、AIを活用することで、詳細なマーチャンダイジング戦略を打ち出すことも可能といえます。ヤオコー、いよいよ、ID-POS分析の本格活用に入ったといえ、次の展開として、AIの活用にいつ踏み切り、1km商圏シェア、ヤングファミリー層へのマーチャンダイジング戦略を打ち出すのか、気になるところです。

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May 18, 2019 |

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