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August 26, 2019

食品スーパー、売上速報、7月度、不調!

スーパーマーケット販売統計調査:2019年7月度
・一般社団法人 全国スーパーマーケット協会:8/21
・キーワード TOP3:

・1. 中旬以降青果相場高騰、2. 天候要因(豪雨・猛暑)、3. 土曜日が一日少ない

総売上高:96.9% (全体)、95.8%(既存店)

1. 青果 DI:-21.5(かなり不調): 13.4% (構成比)96.1%(全体)95.0% (既存店)
・前年の猛暑から一転して気温が低く、レタスやトマトなどのサラダ類が不調となったほか、ネギなどの薬味用野菜も動きが悪かった。前年豪雨により相場が高騰した野菜には単価下落の影響もみられた。相場の安定している土物や菌茸類は伸長した店舗もみられた。果物類は、特に落ち込みが大きく、前年好調とのスイカが不調で、桃やブドウも前年より出荷が遅れ、天候により品質も悪く不調であり、カットフルーツも動きが悪かった。

2. 水産 DI:-11.0(不調) : 8.9% 98.5% 97.2%
・27 日の土用の丑はうなぎの高騰や天候要因、資源保護意識の高まりで苦戦したとのコメントが多い が、予約販売を行い収益が改善した店舗もみられた。気温が上がらず、焼物や煮物の需要が高まり、切 り身や干し物などの動きがよくなった。一方でまぐろを中心に刺身類は伸び悩んだ店舗が多かった。地 魚や生魚の売り込み強化やイベント、催事の実施が成果をあげているとのコメントもみられた。

3. 畜産 DI:-15.3(不調) : 11.3% 99.2% 97.8%
・前年より低い気温や日曜日が一回少ない曜日めぐりの影響を受け、総じて低迷した。国産牛肉は 価格が高騰しているため、輸入牛の動きがよかった。低温の影響かステーキ・焼肉用の動きが悪か った。国産豚肉は豚コレラの影響を受け相場が高騰し単価が上昇したものの、前年との気温差によ り冷しゃぶ用や生姜焼き用が伸びなかった。鶏肉は相場安で、販促を強化して好調となった店舗が 多い。ハムを中心に加工肉は不調とする店舗が多い。

4. 惣菜 DI:-7.0(やや不調) : 10.6% 99.9% 98.5%
・降雨による夕方以降の来客数減の影響を受けたほか、天候要因により米飯類、寿司類、麺類などの動 きが悪かった。前年比較では中華惣菜や揚げ物、サラダ類は好調となった。土用の丑はウナギ価格高騰、 資源保護意識の高まりにより前年並みかそれ以下にとどまった店舗が多い。新メニュー開発などが成果 をあげている店舗もみられた。

5. 日配 DI:-21.5(かなり不調) :19.7% 96.2% 95.0%
・前年より気温が低い影響で、アイスや飲料、チルド麺類などの涼味商材を中心に苦戦。漬物、こんに ゃく、ところてんなど和日配も不調となった。一方で価格改定のあったヨーグルトや、暑さの影響を受 けやすいパン類などは好調となった店舗もみられた。健康志向の高い豆乳など動きはよいが、熱中症対 策として前年特需のあった梅干しや、豪雨により買い置き需要が発生し、冷凍食品に反動減がみられた 店舗もあった。他業態との価格競争や天候にあわせた発注を課題にあげるコメントもみられた。

6. 一般食品:-23.9(かなり不調) : 26.5% 96.0% 95.1%
・前年との気温差により、そうめん関連などの涼味商材、飲料類や酒類は大きく売上を落とした。熱中 症対策関連商品も反動減が大きくなった。反対に暑いと動きが鈍る菓子類やコーヒー類は、前年を上回 った。新製品の登場が続いているインスタント麺類は好調となった店舗が多い。米類は価格競争が厳し く伸び悩んだ。気温が上がらず家庭内で調理する機運が高まったためか、油や調味料を好調にあげるコ メントもみられた。ドラッグストアなどとの価格競争を指摘するコメントがみられた。

7. 非食品 DI:-15.7(不調) :7.0% 94.7% 94.0%
・品薄状態となっている紙類は、欠品による売上低下を起こす店舗がみられた。夏物商材の殺虫剤・虫 ケア用品や熱中症対策商品も動きが悪かった。電子タバコの売上が堅調とのコメントがみられた。 ホームセンターやドラッグストアなどの競合が厳しく、構成比を低下させている店舗も増えており、 低迷が続いている。

PI研のコメント(facebook):
・8/21、全国スーパーマーケット協会が全国270社、7,986店舗の食品スーパーの7月度の売上速報を公表しました。結果は、96.9% (全体)、95.8%(既存店)と不調です。7月度はコンビニも不調であり、食関係の小売業は厳しい結果となりました。部門別に見ても、好調な部門はなく、すべての部門が不調、特に、青果、日配、一般食品はかなり不調と厳しい結果です。7月度のキーワードを見ると、「1. 中旬以降青果相場高騰、2. 天候要因(豪雨・猛暑)、3. 土曜日が一日少ない」とのことであり、相場高と天候要因が大きかったといえます。コンビニと違い、食品スーパーは天候要因に加え、相場も大きな影響があるといえます。特に、主力部門である青果の不調は、構成比も13.4%と、全体への影響も大きかったといえます。コメントでも、「前年豪雨により相場が高騰した野菜には単価下落の影響」とのことです。さらに、果物類は、特に落ち込みが大きく、この時期、主力となるスイカ等が、「前年好調とのスイカが不調で、桃やブドウも前年より出荷が遅れ、・・」とのことです。食品スーパー、年間、お盆の夏と年末の冬の2大ピークの夏で躓いたといえ、厳しい年となりそうです。10月には消費増税、軽減税率、キャッシュ決済による政府主導のポイント還元等、これまで経験したことのない対応を迫られます。この7月度の厳しい結果を受け、今後、難しい対応となる中、各社がどのような対策を打ち出すのか、注目です。

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August 26, 2019 |

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