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September 19, 2019

ドラックストア、40万枚のレシートから俯瞰!

7.2兆円産業に成長のドラッグストア40万枚のレシートから購買行動を分析:
・ソフトブレーン・フィールド株式会社:8/20
・[調査結果のポイント]
・POB会員のレシート購入金額から売上シェアを比較すると、19年上期は「1位ウエルシアG(東京都)」、「2位ツルハG(北海道)」、「3位マツモトキヨシG(千葉県)」、「4位サンドラッグ(東京都)」、「5位スギG(愛知県)」と続く。1位から10位までの10社で7割を占める。エリア別では、「ウエルシアG」は傘下に入ったチェーンにより甲信越で、18年下期9.9%から、19年上期27.8%(17.9ポイントアップ)で大幅にシェアを伸ばす。また、「ツルハG」は北海道・東北、「コスモス薬品(福岡県)」は九州/沖縄といった、地場の特定地域に大量出店をするドミナント戦略で、シェアを獲得。中国/四国エリアについては、「レディ薬局(愛媛県)」「ザグザグ(岡山県)」といったエリア独自チェーンでの購入金額が高いなど、特徴が表れる。【図表1】【図表2】
・チェーン別カテゴリ構成では、「クリエイトSD(神奈川県)」「コスモス薬品(福岡県)」「カワチ薬品(栃木県)」「クスリのアオキ(石川県)」は「食品」が大きな比重を占め、18年下期と19年上期を比較するとカテゴリ比率も高まっている。理由は、「日用雑貨」や「医薬」等を購入する際の“ついで買い”ではなく、スーパーのように利用する“目的買い”が増加していることが伺える。一方で、「マツモトキヨシG」は、「食品」カテゴリ比率は1割に満たず他チェーンと差別化を図り、「ココカラファインG(神奈川県)」は、「マツモトキヨシG」を押さえて、10社の中で「美容・健康」の割合がもっとも高くなるなど、個性豊かなカテゴリ構成や、購入者の声からは、調剤やPB、スーパーとの価格競争にも対応できている点など各社の強みが浮き彫りとなった。【図表3】
・「ウエルシアG」「マツモトキヨシG」「スギG」「コスモス薬品」「ココカラファインG」の5社をセレクトし購入状況を分析すると、レシート1枚あたりの平均購入金額は<1,107円~1,489円>、平均購入点数<3.6個~7.9個>1アイテムあたりの平均単価<209円~281円>であった。食品のカテゴリ構成が高い「コスモス薬品」は平均購入個数が7・9個と抜きんでて高くなる傾向があるが、平均レシート金額や1アイテムあたりの平均単価にあまり大きな差は生じていない。【図表4】
・曜日別個レシート購入金額からは、消費者がポイントデーや各種キャンペーンなど様々な販促を認知し、ストック購入や日々の生活必需品、高額商品の購入など上手に活用している。【図表5】

【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】
・ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約90,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など169,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

PI研のコメント(facebook)
・ソフトブレーン・フィールドが8/20に公表した「7.2兆円産業に成長のドラッグストア40万枚のレシートから購買行動を分析」の調査結果です。ドラックストアに焦点を当てており、約40万枚の消費者から直接入手したレシート、ID-POSデータでの分析結果です。通常、ID-POSデータは小売業から入手しますが、ソフトブレーン・フィールドは独自に消費者から直に取得し、分析、その技術力の高さもさることながら、質の高いデータとなっています。その結果ですが、「地場の特定地域に大量出店をするドミナント戦略で、シェアを獲得」、「理由は、「日用雑貨」や「医薬」等を購入する際の“ついで買い”ではなく、スーパーのように利用する“目的買い”が増加していることが伺える。」、「食品のカテゴリ構成が高い「コスモス薬品」は平均購入個数が7.9個と抜きんでて高くなる傾向」、「消費者がポイントデーや各種キャンペーンなど様々な販促を認知し、ストック購入や日々の生活必需品、高額商品の購入など上手に活用している。」などの特徴が出ているとのことです。興味深いのは、ドラックストアの食品は「スーパーのように利用する“目的買い”が増加」とのことであり、いまや、ドラックストアは食品の直競合であると実証している結果といえます。ID-POS分析も、量よりも質の時代に入ったといえ、今後、AIの活用も含め、どのように変化してゆくのか、その動向に注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW #ドラックストア #ID-POS 

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September 19, 2019 |

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