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September 22, 2019

食品スーパー、売上速報、2019年8月度 、不調!

一般社団法人 全国スーパーマーケット協会、2019年8月度:9/20
•キーワード TOP3:
•1. 上旬気温上昇・下旬低下、2. 青果相場安(前年高騰の反動)、3. お盆時期の台風の影響による帰省客動向

総売上高:99.9% (全体)、98.7%(既存店)

1. 青果 DI:-22.3(かなり不調): 14.1% (構成比)96.0% (全体)94.9% (既存店)
•前年猛暑や台風被害などの影響で野菜相場が高騰した反動で、葉物類を中心に単価が下落し大幅なマイナスとなった。上旬は気温が高く、ネギや大根などの薬味用野菜が好調となった。下旬は前年比で気温が低くサラダ商材であるトマトやレタスの動きが悪かった。旬のトウモロコシは動きがよかった。果物類では、前年猛暑で売上の伸びたスイカ、今年は出荷の遅れなどでブドウ、梨、桃が総じて不調となった。輸入果物ではバナナが入荷不足、キウイフルーツは前年 CM 特需の反動で不調となった店舗が多い。

2. 水産 DI:-3.7(やや不調):8.4% 100.7% 99.3%
•前年さんまは漁獲量がやや回復したが今年は不漁で入荷が少なく、特に不調となった。生イカも入荷 が少なく苦戦した。気温の上昇により刺身類の動きがよかったが、お盆時期の台風による帰省客減少の 影響を受けた地域もみられた。アニサキス報道の落ち着きにより、カツオには回復傾向がみられた。入 荷が安定している鮭は好調だが、丸魚は入荷が少なく不調となった店舗が多かった。

3. 畜産 DI:-6.8(やや不調): 10.9% 100.3% 98.8%
•牛肉は気温上昇により焼肉やステーキ用は好調であるが、気候条件によりバーベキュー用商材は好不調がわかれた。お盆期間は和牛の動きがよく、それ以外は輸入牛が好調となった店舗が多い。相場 の高めに推移した豚肉は冷しゃぶ用などは引き続き動きがよいが、全体としては前年並みとなった。 鶏肉は相場の上昇により回復傾向がみられた。ハムやソーセージなどの加工肉は好不調がわかれてい る。

4. 惣菜 DI:-4.1(やや不調) : 11.2% 101.3% 100.1%
• 上旬は気温上昇によりサラダ関連や、焼き鳥などのおつまみ商材、涼味麺商材などの動きがよかった。 高温となった地域では、てんぷらや揚げ物類が敬遠されたとのコメントもみられた。お盆時期の寿司類 やごちそうメニューの提案により高単価商品の動きがよかった一方で、オードブルは不調とする店舗が 多かった。台風による帰省客減少の影響を受けた地域もみられた。

5. 日配 DI:-9.0(やや不調):19.6% 100.3% 98.6%
•地域により若干差はみられるが、中旬までは前年比で気温が高く、アイス、飲料など涼味系麺類や豆腐などの夏物商材の動きがよかったが、下旬に気温が低下すると伸び悩んだ店舗が多かった。和日配で納豆に加え、梅干しなどに前年特需の反動もみられた。洋日配ではバターやチーズなどの乳製品が好調となった。台風が接近した地域ではパンの売上に特需があった。

6. 一般食品:-5.6(やや不調) : 26.9% 100.9% 99.8%
•地域により若干差はみられるが、中旬までは前年比で気温が高く飲料やそうめんなどの乾麺類を中心 に、涼味関連商材、熱中症対策食材も動きが好調となった。前年猛暑の影響で不調となった調味料、野 菜価格高騰により不調となったドレッシングは売上が回復した。酒類は気温差により好不調が分かれて いる。競合他業態との価格競争を指摘するコメントがみられた。

7. 非食品 DI:-5.1(やや不調): 6.6% 101.0% 100.1%
•8 月中旬から増税前のセールを早めに実施し、売上が好調となった店舗がみられた。品薄報道がある 紙類(トイレットペーパー、ティッシュペーパー)は動きがよかった。熱中症対策商品を中心に制汗剤、 日焼け止め、殺虫剤などの夏物商材の動きがよくなった店舗が多い。ホームセンターやドラッグストア などとの価格競合の影響が大きくなっており、売場を縮小する店舗もみられた。

PI研のコメント(facebook)
・9/20、全国スーパーマーケット協会から、2019年9月度、270社、8,001店舗の売上速報が公表されました。結果は総売上高:99.9% (全体)、98.7%(既存店)と、昨対を下回り、厳しい結果となりました。各部門のDIも低めであり、不調とのことです。特に、食品スーパーの主力部門の青果の DIが-22.3(かなり不調)であり、 14.1% (構成比)、96.0% (全体)、94.9% (既存店)と数値も芳しくなく、全体への影響も大きかったといえます。既存店で昨対を上回った部門は惣菜と非食品のみですので、全体的にこの8月度は昨年と比べ、厳しい月となったといえます。また、規模別では25店舗以下、特に、1-3店舗が93%と最も大きく下がっており、規模が小さい企業ほど厳しかったといえます。この状況で消費増税に突入ですので、食品スーパーは今後厳しい局面を迎えることになるといえます。9月に入って、駆け込み需要が発生し、特需への期待が高まりますが、その反動も予想されますので、これから数ケ月は先が読みにくい展開となりそうです。食品スーパーを含め、小売業にとっては厳しい数ケ月となるといえ、今後の動向が気になるところです。

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September 22, 2019 |

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