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October 29, 2019

売上速報、食品スーパー、9月度、特需、堅調!

一般社団法人 全国スーパーマーケット協会、2019年9月度:10/23

・キーワード TOP3:
 1. 高い気温 2. さんまの不漁 3. 駆け込み需要

総売上高:101.0% (全体)、99.6%(既存店)

1. 青果 DI:-14.7(不調): 14.2% (構成比)96.8% (全体)95.4% (既存店)
•前年は猛暑や台風被害などの影響で野菜相場が高騰しており、今年は反動により単価が下落し不調 となった。月を通じて気温が高く、葉物や根菜類、キノコ類などの鍋用野菜の動きが悪かった。サラ ダ関連は好調だが、トマト類の相場下落が影響し伸び悩んだ。果物類では相場高、入荷不足傾向にあ るなか、シャインマスカットや梨の動きがよかった。輸入果物ではキウイフルーツを好調とする店舗 がみられた。

2. 水産 DI:-7.5(やや不調):8.3% 99.1% 97.6%
•旬のサンマは前年やや漁獲量が回復、相場が低下したことで大幅な売上増となったが、今年は記録的な不漁となり大きく売上を落とした。イカの不漁の影響も続いているため、代わって秋鮭や筋子に力をいれた店舗が多く、好調となった店舗もみられた。刺身類は好不調の判断がわかれている。

3. 畜産 DI:-15.5(不調): 11.2% 97.7% 95.8%
•牛肉は、前年より気温が高くステーキ・焼肉用などの動きがよかった。連休や週末などは、ブランド牛、それ以外は輸入牛の動きがよかった。豚肉は豚コレラの影響で相場が上昇、ホットメニューの減少により不調となった。鶏肉は、販売数量自体は伸びているものの、相場安傾向となっており伸び悩んだ。加工肉の売上回復傾向を指摘するコメントもみられた。

4. 惣菜 DI:4.0(やや好調) : 10.5% 102.4% 100.9%
• 高い気温により、おつまみメニューの動きがよかった。好天に恵まれた地域では、行楽需要の高まりで米飯類が恩恵を受けた。一方でホットメニューや寿司類は伸び悩んだ店舗が多かった。新メニュー開発や売場改善などが成果をあげている一方で、メニューのマンネリ化を課題にあげる店舗もみられた。

5. 日配 DI::-8.8(やや不調):19.6% 100.0% 98.2%
•高い気温によりアイス、飲料は好調となったが、おでん関連や麺類などホット商材が不調となった。 そのため前年好調だった納豆や梅干し、漬物(キムチ)などの反動減もみられた和日配カテゴリーが厳 しい結果に。一方で、前年仕入れが不安定だった牛乳をはじめとする乳製品は好調となった。パン類で は一部に台風 15 号の接近による買いだめ需要がみられた地域もあった。

6. 一般食品:3.2(やや好調) : 26.8% 103.7% 102.3%
•酒類、みりんや医薬部外品の飲料には税率引き上げ前の駆け込み需要がみられた。なぜか米類にも駆け込み需要があったとのコメントがみられた。高い気温により、飲料などの夏物商材が好調となった一方で、カレーやシチュー、スープなどホット商材などは不調となった。台風 15 号接近前の買いだめ需要、被災地での特需が発生した店舗がみられた。値上げのため低迷していたインスタント麺類も買いだめ需要で売上の回復がみられた。高い気温の影響か、菓子類を不調とするコメントが多くみられた。

7. 非食品 DI:13.3(好調): 6.9% 110.1% 108.5%
•税率引き上げ前の駆け込み需要による日用雑貨品は総じて好調となった。台風 15 号の接近・上陸後 の被害による特需も発生している。たばこは、前年値上げの仮需が発生した反動で伸び悩んだ。好天に 恵まれた地域では、運動会・行楽関連商品の動きがよかった。ホームセンターやドラッグストアなどの 競合が厳しいとのコメントがみられた。

PI研のコメント(facebook)
・10/23、全国スーパーマーケット協会から、2019年9月度の全国の食品スーパー8,002店舗の売上速報が公表されました。結果は101.0% (全体)、99.6%(既存店)と、既存店は昨対をわずかに下回ったものの、全体は増収となる堅調な結果となりました。今月のキーワードは1. 高い気温 2. さんまの不漁 3. 駆け込み需要ですが、3つ目の駆け込み需要が大きかったといえます。また、「台風 15 号の接近・上陸後 の被害による特需も発生」と、台風の特需もプラスに作用したといえます。実際、7部門の内、好調な部門は、非食品 DI:13.3(好調): 6.9% 110.1% 108.5%のみであり、ついで、やや好調は一般食品:3.2(やや好調) : 26.8% 103.7% 102.3%と惣菜 DI:4.0(やや好調) : 10.5% 102.4% 100.9%、この3部門が全体を底上げしたといえます。これ以外、特に生鮮3品はいずれも、不調か、やや不調と厳しい結果でした。10月からは食品スーパーにとっては影響が大きい消費増税に加え、中小企業へのキャッシュレス還元がはじまっていますので、この堅調な結果が10月度も継続するかは見通しが立たないといえます。食品スーパー、先が読みにくい経営環境の中、今後、どのように対応してゆくのか、各社の動向に注目です。

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October 29, 2019 |

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