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December 19, 2019

とくし丸、500台、シニア7万人!

シニア向け移動スーパー500台 全国7万人のラストワンマイル握る:
・日経XTREND:12/17
・シニア市場を開拓するキーワード「新3K(健康、気配り、気づき)」に基づいて成功事例を分析する特集の第2回。買い物弱者の支援サービスを全国展開するとくし丸は、今や6万~7万人のシニアへのラストワンマイルを手中にした。シニア客開拓の秘訣は、徹底したアナログ営業だった。
・「足腰が弱って、外出するのもつらい」「もう車の運転はできないのに店は遠く、交通手段がない」──そんな“買い物弱者”の高齢者の家の前まで、生鮮食料品や日用品などを届ける移動スーパーを展開するとくし丸が急成長している。本格的な冷蔵設備を搭載し、肉、野菜、果物、パンやお菓子、寿司や惣菜など、300品目の商品を積んだ軽トラックで週に2回、利用客の自宅家までやってくる。2012年創業当時、たった2台だった事業が、今では全国で500台を突破した(2019年12月速報値)。
・「フランチャイズというのは、加盟者が頑張れば頑張るほど本部が儲かる仕組み。そういうものにはしたくなかった」と、とくし丸代表の住友達也氏は言う。創業前にはいろいろな人に意見を聞いたり相談したりしたが、知り合いの経営者からは「絶対に歩合制にしたほうがいい」「みすみす儲かるチャンスを手放すなんてバカじゃないのか」と散々に言われたという。
・顧客開拓は、アナログだ。まず、1台が週に3ルートを回るのが基本で、例えば月木、火金、水土で別々の場所に行く。お客の側からみると3日に1回ということになる。最初に、ルートとスケジュールを設計する。そして、実際にルートを回ってみて、どれくらいのお年寄り世帯があるかを調べる。
・このフェイス・トゥ・フェイスのビジネスモデルに、とくし丸の新3K(健康、気配り、気づき)が凝縮されている。買い物弱者は食事がおろそかになりがちだが、とくし丸の買い物のハンデをカバーしてくれるので、食生活が向上し、健康が保てる。また、とくし丸は食品の販売以外にも、日用品を販売したり、郵便局と提携してとくし丸の軽トラックに郵便ボックスを付けて郵便物を運んだりもする。目指すのは「おばあちゃんのコンシェルジュ」。こうした「気配り」が強く支持されているのだ。
・大手メーカーの依頼でマーケ調査も:
・このようなとくし丸のビジネスは、メディアとしての特性も持つ。実際、マーケティングやプロモーションに利用する動きも出てきた。例えば18年にはコカ・コーラボトラーズジャパンの依頼でマーケティング調査を実施した。高齢者の熱中症対策に有効な経口補水液を無料配布するとともに、ユーザーから聞き取り調査をした。
・こうしてユーザーの反応を集めるマーケティング調査から得る収入はまだ微々たるものだが、今後は大事な収入源の一つになってくるだろう。住友氏の目標はとくし丸をメディアとして育てることで、物販の儲けは事業者に還元して自分が儲けるつもりはないという。実際、黒字化した時点で事業をオイシックス・ラ・大地に売却。現在は“雇われ社長”の身だ。とくし丸をメディアとして捉えれば、もっといろいろな面白いことができる、と住友氏は言う。

オイシックス・ラ・大地株式会社:
・決算説明書:11/14
・稼働台数の増加ペースは上がってきており、稼働車両台数は440台まで伸長。流通額も大幅に伸長し、今期の流通総額は100億を突破見込み

PI研のコメント(facebook)
・12/17、日経XTRENDが「シニア向け移動スーパー500台 全国7万人のラストワンマイル握る」という見出しの記事を配信しました。とくし丸を取り上げた内容ですが、キーワードはシニアです。とくし丸は食品スーパーと提携し、冷蔵設備を完備した移動購買をサービスとする事業ですが、その狙いは、このビジネスで儲けるのではなく、メディア事業として確立するのが目的との内容です。実際、創業者の住友氏はメディア出身、徳島市のタウン情報誌「あわわ」を創刊した方です。通常、この種のサービスはフランチャイズイズ制を採用しますが、とくし丸はこれを採用せず、1台、3万円/月の定額のみであり、現在、500台全国で走っていますが、1,500万円/月が収入です。それ以外の商品の売上げは食品スーパーと運転手が分ける仕組みであり、独特のビジネスモデルといえます。したがって、真の狙いはここで得られる顧客、特に、シニアとの接点であり、ここをビジネスの目的としているとのことです。すなわち、メディア事業といえ、新たな発想のシニアメディア事業ともいえます。ちなみに、1台当たりに換算すると、全国7万人のシニア/500台=140人ですので、1台当たりは決して数が多いとはいえませんが、500台となると、ビジネスボリュームになるという仕組みです。また、今期、流通総額が100億円の見込みとのことですので、これも1台当たりに換算すると2,000万円/台となります。とくし丸、シニアメディアサービスをどのように事業化してゆくのか、今後の展開に注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW #とくし丸 

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December 19, 2019 |

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