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January 25, 2020

食品スーパー、売上速報、12月度、既存店99.0%!

一般社団法人 全国スーパーマーケット協会、2019年12月度:1/21

•キーワード TOP3:
•1. 気温が高く冬物商材の動き鈍い、2. 年末商戦は比較的好調、3. クリスマスが平日

総売上高:105,549,262万円 100.3%(全体)99.0%(既存店)

1. 青果 DI:-0.3(やや不調): 13.1%(構成比) 102.1%(全体) 100.8%(既存店)
•前年より高めに推移した気温により、サラダ商材の動きがよく、トマトやレタスなどが好調となった。鍋物食材の動きは良くなかったが、前年相場安で大きく落ち込んだ葉物類を中心に相場の回復により持ち直した。国産果物類は柑橘類、特にみかんを不調にあげるコメントが多くみられ、イチゴは高値で推移しており好不調が分かれている。一方でブドウやリンゴは好調となった店舗が多かった。

2. 水産 DI:-2.4(やや不調):10.0% 100.7% 99.1%
•前年より高い気温により鍋物用食材(牡蠣、カニ、タラなど)の動きが鈍かったものの、寒くなるに つれ回復した地域もみられた。年末商戦での刺身類は高額商品を中心に伸び悩んだ店舗が多い。ブリは 売り込みを強化した店舗が多く、年末を中心に好調となった。おせち関連商材は前年をやや上回った店 舗が多い。

3. 畜産 DI:-3.0(やや不調): 11.9% 100.8% 99.3%
•前年より気温が高く総じて鍋物用を中心に動きが悪かった。年末商戦は、すき焼き用など和牛の 動きがよかった。国産豚肉相場が上昇しており、代わって輸入豚が好調となった。クリスマスが平 日となった影響を受け鶏肉は不調となった。ハムなどのギフトは振るわなかったとのコメントが多 い。

4. 惣菜 DI:1.9(やや好調): 10.3% 103.3% 102.1%
• クリスマスが平日となり、オードブルやパーティー向け惣菜の動きが鈍かった一方で、少人数用向け の動きがよかった。ローストチキンについては販促を強化している店舗が多く、成果をあげている。年 末は高額寿司類やオードブルが好調でチャンスロスが発生した店舗もみられた。おせちは予約販売を中 心に好調となった店舗が多い。月を通じてサラダ関連の動きがよかった。

5. 日配 DI:-3.5(やや不調):18.5% 101.4% 99.9%
•前年より高い気温により、鍋おでん商材関連の和日配や麺類などのホットメニューの動きが悪かった。 前年健康報道で特需のあった納豆や梅干し、キムチに反動がみられた。洋日配はバターの供給が安定し 好調となったが、クリスマスケーキをはじめとするデザート類は不調となった店舗が多い。パン類や冷 凍食品は動きがよかった。年末商戦は比較的好調だが、かまぼこを不調にあげるコメントが多かった。 周辺競合との価格競争の厳しさを指摘するコメントもみられた。

6. 一般食品:-11.2(不調) :26.3% 99.3% 98.3%
•高い気温により飲料は好調となったが、鍋用調味料や麺類やシチューなどホット商材は総じて不振と なった。前年報道により特需のあったサバ缶や食油に反動がみられた。酒類はクリスマスが平日の影響 や消費税率引き上げ時の駆け込み需要の反動が続き不振となった。餅やおせち関連商材は売り出しを早 めるなどの取り組みを強化しているが伸び悩んだ。ドラックストアやディスカウントストアとの価格競 争の激化を指摘するコメントがみられた。

7. 非食品 DI:-11.1(不調):7.3% 96.3% 94.6%
•紙製品やタバコの売上が好調となった店舗もみられるが、カイロなどの冬物商材やインフルエンザ対 策商品などが不振となった。年末に向けホームセンターやドラッグストアなどの価格攻勢が厳しく、掃 除や家庭日用品を中心に販売の低迷が続いている。

PI研のコメント(facebook)
・1/21、全国スーパーマーケット協会が全国270社、8,020店舗の2019年12月度の売上速報を公表しました。結果は100.3%(全体)、99.0%(既存店)と、全体はわずかに昨対を上回りましたが、既存店は99.0%と昨対を割る結果ととなりました。当日、1年間の累計も公表されましたたが、これを見ると、99.9%(全体)、 98.7%(既存店)と、双方、昨対を割り、2019年度は厳しい1年であったといえます。年間での昨対割れはこの調査が始まった11年以来初とのことで、2019年度は消費増税の影響も含め、食品スーパーにとっては我慢の年であったといえます。12月度、好調な部門ですが、惣菜のやや好調のみであり、全部門、不調気味であったといえます。キーワードにもあるように、「気温が高く冬物商材の動き鈍い」、「クリスマスが平日」が響いているようです。各部門の寸評を見ても、「気温が高く」というコメントが多く、食品スーパーは生鮮食品が柱であるだけに、気温の影響を受けやすいといえます。低成長時代に入った食品スーパー、2020年度は客数よりも、より客単価の改善、商品戦略が問われる時代に入るといえ、今後の各社の動向に注目です。

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January 25, 2020 |

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