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February 26, 2020

食品スーパー、売上速報、1月度、不振!

一般社団法人 全国スーパーマーケット協会、2020年1月度:2/21

キーワード TOP3:
・1. 冬物商材不振(前年より高い気温)、2. 青果相場安、3. 節約志向

総売上高:87,595,330万円 100.2% (全体) 98.6%(既存店)

1. 青果 DI:-13.9(不調):13.7%(構成比) 98.6%(全体)97.2%(既存店)
・全般的に青果相場が前年より 1 割程度安く推移しており、販売点数増加がみられたものの、単価の 落ち込みをカバーするには至らなかった。特に大幅な相場安となったジャガイモや玉ねぎなどが不振 となった。暖冬となった前年と比べてもさらに気温が高く、菌類を中心として鍋物関連野菜の動きが 悪かった。サラダ関連の洋菜類は動きがよかった。国産果物類で相場高や品質によりイチゴやみかん が不調となり大きく売上を落とした。一方輸入果物のバナナやキウイフルーツなどは好調となった。

2. 水産 DI:-3.1(やや不調):9.3% 101.0% 99.3%
・前年より高い気温となった地域では鍋物用食材(牡蠣、タラなど)の不振が続いた。刺身類は年始商 戦では好調に推移したものの、正月以降は伸び悩んだ店舗が多い。ブリや鮭などは好不調が分かれた。 タコや海藻類が好調とのコメントが多かった。サラダ用や簡便商品の取扱い強化の動きもみられた。

3. 畜産 DI:-5.9(やや不調): 12.1% 100.8% 99.2%
・前年より気温が高い地域が多く、鍋物用や煮込み用の豚肉や鶏肉を中心に動きが悪かった。牛肉 は焼肉用などが好調だが、平日は輸入牛、週末は和牛などブランド牛の動きがよかった。国産豚は 不振となったが、輸入豚の価格訴求により販売数量を伸ばした店舗もみられた。鶏肉も気候条件に より伸び悩んだが、焼き物用の銘柄鶏を訴求して成果を上げた店舗もみられた。ハムやソーセージ などの加工肉は好不調がわかれた。

4. 惣菜 DI:1.8(やや好調):10.6% 102.3% 100.8%
・ 雨や雪が少ないなど天候に恵まれたため、揚げ物や米飯類が好調に推移した。出来立ての提供や旬の 食材を使った季節感のある商品の動きがよい一方で、商品のマンネリ化で伸び悩みを指摘するコメント もみられた。青果カテゴリー同様にサラダや和え物が好調となった。ロス率管理の強化により、チャン スロスの発生を指摘するコメントがみられた。

5. 日配 DI:-7.1(やや不調):19.3% 100.7% 98.9%
・前年より高い気温により、鍋・おでん商材関連の和日配や麺類などのホットメニューの動きが悪かっ た。前年健康報道により特需のあった納豆、甘酒、梅干しには反動減もみられ、和日配カテゴリーが特 に不振となった。洋日配では、機能性ヨーグルトは前年並みだが、飲料やチーズ、入荷が安定したバタ ー類などが好調となった。パン類は好調に推移した店舗が多い。TV報道のあった豆乳類には特需もみ られた。

6. 一般食品:-10.4(不調) :25.3% 99.8% 98.6%
・高い気温で推移した地域では、鍋用調味料やシチューなどホット商材、コーヒー類は総じて不振とな った。一方で飲料類は比較的堅調に推移した。野菜相場安の影響か、ドレッシングやマヨネーズが好調 となった店舗もみられた。前年報道によりサバ缶をはじめとする水産缶詰類や、えごま・エマニ油に反 動減がみられた。米類はやや好調となっている店舗が多い。酒類は消費税率引き上げ後の反動減が続い ている。ドラッグストアやディスカウントストアとの価格競争を厳しさへの指摘が目立った。

7. 非食品 DI:-6.4(やや不調):7.2% 97.2% 95.7%
・1 月下旬からインフルエンザ、コロナウイルス対策として、マスクや石鹸、除菌シートなど衛生用品 が売り切れとなるなど品薄状態が続いている。カイロや入浴剤などの季節商材は、高い気温により不振 となった。ホームセンターやドラッグストアなどの競合が厳しく低迷が続いている。

PI研のコメント(facebook)
・食品スーパー、売上速報、1月度が一般社団法人 全国スーパーマーケット協会から2/21、公表されました。結果は 100.2% (全体) 98.6%(既存店)と、既存店が98.6%と厳しい数値になりました。コメントでは、「1. 冬物商材不振(前年より高い気温)、2. 青果相場安、3. 節約志向」とのことですが、DIではやや好調が惣菜のみであり、その他の部門はすべて不調かやや不調と厳しい状況です。コメントでも「高気温による影響、・・」が共通しており、暖冬の影響が大きかったと思われます。一方で、1月度は10月からの消費増税の影響が反映される時期でもあり、この影響も大きいと思われます。もし、そうであるとすると、この不振は中長期化すると予想されますので、今後の推移を注意深く見てゆく必要があるといえます。さらに、2月に入り、新型コロナウィルスの影響も懸念され、予断をゆるさない状況にあるといえます。食品スーパー、経営環境は厳しい状況に一段と進みつつあるといえ、次の2月、この1月度の不調がどの程度で食い止められるのか、今後の動向が気になるところです。

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February 26, 2020 |

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