完全に別物?激安スーパーTRIALと業務スーパー~ゆっくり解説~
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— ゆっくり企業解説&決算 (@yukkuri_kessan) November 28, 2024
完全に別物?激安スーパーTRIALと業務スーパー【トライアルHD/神戸物産決算】~ゆっくり解説~ https://t.co/0aA5NZqTEm via @YouTube
トライアル純利益31億円 7〜9月期、出店・経費増で3%減 - 日本経済新聞 https://t.co/Q9lwCtwlIG
— IDプラスアイ_鈴木 (@PurchaseTW) December 10, 2024
「業務スーパー」の神戸物産の11〜7月期決算、純利益5%減 円高で評価損が重荷 - 日本経済新聞 https://t.co/5I9IunIXag
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PI研の解説:
1.「完全に別物?激安スーパーTRIALと業務スーパー【トライアルHD/神戸物産決算】~ゆっくり解説~」の興味深い動画です。タイトルの冒頭にあるように「完全に別物?」がポイントです。どちらも、ディスカウント業態に一見、見えますが、トライアルはスーパーマーケット業態、神戸物産はフランチャイズ業態ですので、業態が大きく違います。神戸物産はセブン-イレブンと同様な業態です。
2.従って、財務構造も全く違い、トライアルは商品を仕入れて顧客に販売するのに対し、神戸物産はフランチャイズのオーナーからロイヤルティをもらうことが主ですが、物産と名のつくとおり、商社機能もあるため、海外から輸入した商品や自ら工場生産した商品を卸すこともしており、ここからの収益も大きな比率を占めます。
3.決定的な違いは成長戦略であり、トライアルは自ら店舗を新規出店し、成長してゆくのに対し、神戸物産は自らは店舗を出店せす、フランチャイズオーナーの出店意欲に依存することにより、新規出店をし、成長してゆくというビジネスモデルとなります。まさに、フランチャイズ業態であり、いかに、意欲のあるオーナーを見つけるかが成長の根幹といえます。
4.動画では、その決定的な違いをBSの比較でも解説していました。特に、有形固定資産での比較を見ると、建物が対称的であり、トライアルは1125億円であるのに対し、神戸物産は161億円と、約4.5倍と大きな差となっています。店舗を自ら出店する業態と、フランチャイズオーナーに依存する業態との違いといえます。
5.直近の決算では、「トライアル純利益31億円 7〜9月期、出店・経費増で3%減」、「神戸物産の純利益5%減 11〜7月、円高で評価損が重荷」とやや苦戦していますが、厳しい物価高が続いていることから、消費者からの期待が高まっているといえます。今後、両企業が業態特性を活かし、どのような成長戦略を打ち出してゆくのか、注目です。
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