スーパーあえて現金のみ、キャッシュレスより「1円でも安く」!
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— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 9, 2025
PI研のコメント:
1.キャッシュレスの時代に逆行する現金決済のスーパーを取り上げた興味深い記事です。11/10、日本経済新聞が「スーパーあえて現金のみ、キャッシュレスより「1円でも安く」」との見出しの記事を配信しました。
2.記事では2社の事例を取り上げています。前半は「、仙台市のスーパー「生鮮館むらぬし」」、後半は、「大阪府や愛知県などに10店舗のスーパーを構える八百鮮(大阪府吹田市)」です。
3.生鮮館むらぬしでは、「決済にかかる手数料を節約し、値下げの原資に充てる。」との方針を打ち出し、「4月からは約6年ぶりに現金決済のみとなった」とのことです。「生鮮館の場合、クレジットカードの手数料は当初の1%から3%に、QRコードは当初のゼロから2%に、それぞれ上がった。」、これが大きかったとのことです。
4.結果、「キャッシュレス決済の利用比率は3〜4割程度だった。キャッシュレスを望むお客には不便をかけるが、4月以降の売上高や客数に大きな変化はない。」と、大きな変化は起こっていないとのことです。
5.「利益率ではなく利益額を追う経営に切り替えた。販売動向を基に値引きを決め、売れ残りの少ない効率的な経営を目指す。」と、今後、効率化の経営を目指すとのことです。
6.一方、八百鮮ですが、もともと、現金決済のみだそうで、「「コスト削減を徹底し、安く売るとともに社員にも報いる」と強調」しているそうです。特に、「店長には業界推定平均より1〜2割多い平均900万円超の年収を払う。野菜や果物、魚や肉といった部門ごとに、各店舗に置く仕入れ担当者の「チーフ」(主に20代)は700万円だ。」が魅力だそうです。
7.キャッシュレスか現金決済か、現在、スーパーでは80%ぐらいまで進んいるとのことですので、今後、各社がどのような決済対応を選択するか、その動向に注目です。
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