セブン&アイの3〜5月、店舗売却益で純利益2倍 国内コンビニは苦戦!
セブン&アイの3〜5月、店舗売却益で純利益2倍 国内コンビニは苦戦https://t.co/7Q9YWb1orI
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 10, 2025
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— IDプラスアイ_鈴木 (@PurchaseTW) July 11, 2025
PI研のコメント:
1.セブン&アイが7/10、2026年2月期の第1四半期の決算を公表しました。日本経済新聞も大きく取り上げ、「セブン&アイの3〜5月、店舗売却益で純利益2倍 国内コンビニは苦戦」との見出しで配信しています。
2.当期純利益は490.14億円と昨対約2倍と大きく改善していますが、その要因は、「イトーヨーカ堂の店舗資産売却に伴う売却益を372億円計上、・・」が大きく、本業のコンビニは低迷しているところが気になる決算結果といえます。
3.ただ、翌日の株価は2,249.0 円、前日比+84.5円(+3.90%)と反発しており、投資家は買いと見たようです。恐らく、「株式会社ヨーク・ホールディングスに帰属する当社の連結子会社は2025年9月1日(予定)に連結の範囲から除外され、当社の持分法適用会社となります。」に伴う、収益改善、配当も増配予想ですので、今後の期待が込められているといえそうです。
4.その今後の成長戦略ですが、「8月に今後の成長戦略を新たに公表することを明らかにした。」とのことですので、来月、成長戦略の方針と具体策が示され、ここへの投資家からの期待もあると思われます。
5.ちなみに、懸案のアリマンタシォン・クシュタール(ACT)からの買収提案ですが、「当社は独自の戦略を進めている。ACTとどのようなかかわり方をできるかも考えているが、交渉が進展して買収協議が最終的な局面にあるわけではない」とのことで、先方の提案を待っている状況だそうです。
6.セブン&アイ、成長、特に、コンビニの成長戦略とACTからどのような提案が来るかの懸案はありますが、この第1四半期、増収増益、投資家も買いと見ていますので、次の四半期、そして、連結が見直される9月以降の動向に注目です。
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