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December 02, 2005

ベイシア、スーパーセンターに加え、新業態ベイシアマートを本格展開!

  スーパーセンターの全国展開に入ったベイシアが新たな新業態としてベイシアマートを開発し、本格展開にはいりつつある。昨年の4月に地元群馬県にベイシアマート尾島店をオープンさせたのを皮切りに、昨年度だけで7店舗をオープンさせ、今年はこの11月15日にベイシアマート大間々店(群馬県)を含め、3店舗オープンし、合計10店舗になった。

  ベイシアマートの最大の特徴は生鮮食品を除く食品スーパーマーケットのほとんどの商品を約300坪の面積の中に購買頻度の高いものを6000~7000品目に絞り込んだ点である。この中には、食器、家庭用品、下着などの軽衣料の一部もあつかっている。基本コンセプトが「百円ショップより幅広い品揃え」を目指し、価格政策では「コンビニエンスストアより安く」販売するという、百円ショップとコンビニエンスを多分に意識し、食品スーパーマーケットと直接競合を避けた新業態である。そのため、価格帯も約20パターンに分類され、100円以下は50円、80円、90円、100円以上は500円までが50円刻み、1000円までが100円刻みとなっている。具体的には、システム手帳、歯ブラシ50円、DVD-RW200円、ワイシャツ500円、ジーンズ700円等の値付けがされていることである。当初は生鮮品はほとんどおかなかったが、5号店の伊勢崎中央店から、アウトパックの野菜やフルーツ、冷凍の魚・肉の品揃えが登場し、食品の強化がなされた。オープン当初から7号店目までは家電のプラグシティ等の業態転換であったが、最近では新設店舗の出店もはじまり、いよいよ、本格展開が視野に入ってきたといえる。

 1号店から、直近の10号店までの出店状況を見ると、ベイシアマート尾島店(群馬県:2004/4/21:300坪)、ベイシアマート沼田店(群馬県:2004/7/2:約200坪)、ベイシアマート会津若松店(福島県:2004/7/22:約300坪)、ベイシアマート群馬町店(群馬県:2004/9/29:約200坪)、ベイシアマート伊勢崎中央店(群馬県:2004/11/3:約300坪)ベイシアマート上田店(長野県:2004/11/11:約500坪)、ベイシアマート三条店(新潟:2004/11/19:約250坪)、ベイシアマート邑楽店(群馬県:2005/3/31:約200坪)、ベイシアマート今市店(栃木県:2005/4/14:約250坪)、ベイシアマート富岡店(群馬:2005/7/14:約300坪)、ベイシアマート大間々店(群馬:2205/11/15:約200坪)となる。このように、すでに、地元群馬県だけではなく、福島県、長野県、新潟県と他県への出店もはじまった。

  ベイシアマートは既存のベイシア、スーパーセンターとはもちろん競合関係になるが、商圏内のシェア率を双方でアップできればよいという考えという。特に、直近のベイシアマート大間々店は既存のベイシア大間々店の商圏内であり、この店舗が今後の同一商圏の競合モデルのケースとなろう。ベイシアマートはまだ10店舗であるが、ベイシアとしてはスーパーセンターの全国展開と併行してベイシアマートをポスト100円ショップ、ポストコンビニとして位置づけ、チェーン展開をはかってゆくものと思う。スーパーセンターは中商圏対応型の業態であるため、現在、小商圏は食品スーパーマーケットが確実にシェアを固めつつあるが、ここに、食品スーパーマーケットの生鮮食品とは競合せずに、むしろ、食品スーパーマーケットの弱みであり、百円ショップ、ドラックストア等の強みであるグロサリー、日用雑貨、軽衣料品等の価格訴求をかけた小商圏対応型の業態を出店することにより、商圏内シェアを確実にとろうという戦略であろう。

  今後、ベイシアマートに限らず、この種の業態開発に各社取組むものと思うが、ベイシアマートはその魁であり、今後の動向に注目したい。
 

December 2, 2005 in 経済・政治・国際 |

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