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January 14, 2006

ヨークベニマルの株価が急騰(2006/01/13)!

  1/13、今年第2週目の株式相場が終了した。この日、上場食品スーパーマーケットの中で値上がり率No.1はヨークベニマルであった。前日比230円高の4340円(5.59%)で引けた。ヨークベニマルは昨年11月以降、株価が上昇傾向にあり、当時約3500円であった株価が、この2ケ月で約500円上昇し、年末には約4000円となった。その後、4000円前後で、先週までもみあっていたが、1/12の日経新聞で7&Iホールディングスが現在持ち分法適用関連会社であるヨークベニマルを完全子会社化する方針を明らかにしたと報じられるや、株価が急上昇、1/12は前日比180円高の4110(4.58%)となった。売買高も通常は約5~10万株がこの日は30万株の取引となり、翌、1/13も約30万株の大商いであった。ただ、両企業とも、この報道を現時点では何も決まっていないとコメントしており(否定はしていない)、来週からの株価が注目される。

  また、ヨークベニマルは1/10、第3四半期決算を発表、売上106.6%、営業利益95.5%、経常利益95.3%、純利益89.1%の増収減益であった。また、通期予想は売上3182億円(108.9%)、営業利益147億円(102.3%)、経常利益148億円(104.5%)、純利益80億円(102.6%)の増収増益である。計画も概ね予想通りとのことで、第3四半期決算は増収減益であったが、通期は増収増益の好決算となりそうである。

  特に、この第3四半期では、新店8店舗に加え、茨城のカドヤを株式交換により完全子会社化したため、総店舗数が136店舗となった。第3四半期のヨークベニマルの粗利率は31.4%、販売管理費率が27.4%、営業利益率が4.0%、経常利益率が4.1%、純利益率が2.1%であった。また、借入れは、今期、M&A等があり、短期借入れが7.1億円発生したが、長期借入れは0であり、現預金が222.7億円という、超安定財務であった。

  さらに、この日1/10は、7&Iホールディングスも第3四半期決算を発表している。今期は持株会社設立後のはじめての決算でもあることから、比較は前期のイトーヨーカ堂時代のものとなるが、売上106.4%、営業利益116.6%、経常利益116.8%、純利益219.3%と大幅な増収増益であった。また通期予想も同様に、売上102.1%、営業利益109.9%、経常利益110.4%、純利益666.7%と微増大幅増益であるという。また、セグメント情報として、コンビニエンスの売上109.3%、営業利益は108.9%、スーパーストアの売上は102.8%、営業利益は87.6%、レストランの売上は98.5%、営業利益は94.4%、金融関連の売上は137.7%、営業利益は433.5%となり、セブンイレブンのコンビニ、セブン銀行の金融は絶好調であったが、イトーヨカ堂のスーパーストア、デニーズのレストランは苦戦であった。また、粗利率は41.6%、販売管理費率は34.0%、営業利益率は7.6%、経常利益率は7.5%、純利益率は4.0%であった。

  このようにヨークベニマルも7&Iホールディングスも通期決算は好決算となりそうである。年末には7&Iホールディングスはミレニアムリテイリングとの経営統合を発表したが、現在約30%の株式を所有しているヨークベニマルの完全子会社化も充分に予想できることであり、さらに、年末にコメントがあったホームセンター事業への参入もありうることである。7&Iホールディングスという持株会社となった以上、株式交換によるM&Aは当然の流れであり、今後の動向が注目される。

January 14, 2006 in 経済・政治・国際 |

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