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January 30, 2006

食品スーパーマーケット先週の株価情報!!(20060127)

  食品スーパーマーケット上場50社の先週(1/27)の株価はライブドアショックを引きずり、低調に推移した。この日の平均株価上昇率は0.91%と1%を割り込み、大きな落ち込み株はないものの、全体に上げ幅が低い株が目立った。ライブドアショック前の水準を越える株はまだ少なく、こと食品スーパーマーケット業界に関しては、株価回復にはもう少し時間がかかりそうな状況である。

  このような中、1/27に2%以上株価を上げた企業は、原信(1700円、4.29%)、丸久(717円、3.76%)、イズミヤ(1070円、3.48%)、天満屋ストア(1080円、2.85%)、平和堂(2510円、2.65%)、ライフコーポレーション(1778円、2.47%)、サンエー(5470円、2.05%)の7社であった。この中で上位5社は、ライブドアショック前の株価水準にはまだ届いていないが、ライフコーポレーションとサンエーは、ライブドアショックの影響もほとんどなく、株価が高水準で推移している。ライフコーポレーションのボリュームレシオ(売買高の優先度合い)は132.33%、サンエーは163.34%と高く、5日移動平均の乖離率も3.13%、1.37%と高い数字を示している。特に、サンエーは、25日移動平均の乖離率7.65%とオオゼキの12.13%、マルエツの11.43%についで第3位であり、グラフも綺麗な右上がりの直線である。

  サンエーは最近、特に注目を集めており、1/20には、この2/1より東証二部から一部への上場発表があり、それに伴い、記念配当が1株につき5円行われる予定である。また、1/23にはマツモトキヨシとのフランチャイズ契約の発表があり、今後、沖縄に順次、マツモトキヨシのフランチャイズ店舗を展開すると同時に、NSC開発に本腰を入れるという。さらに、1/27には、新株70万株の発行および売り出しの発表を行った。これにより、約40億円弱のキャッシュが入ることになり、この内、約30億円弱を出店に充て、残りを借入れ金返済に充てるという。マツモトキヨシとの共同出店となる今年10月予定の糸満シティのNSCへの出店資金にも充てられるという。これにより、サンエーは今後の出店の最大の課題であったNSC対策が解決するとともに、資金調達もし易くなり、さらに財務体質も改善することとなり、今後数年間は成長路線が堅持されるものといえよう。

  また、ライフストアは1/17に発表された、創業者の清水信次会長兼社長から、今年3月より岩崎高治新社長への交代のニュースのインパクトが大きく、株価はライブドアショックを吸収し、上げ続けている。

  このように、ファンダメンタルズの強いサンエー、将来への期待が大きいライフコーポレーションに関しては、ライブドアショックはほとんど影響がない。今年の株式相場はファンダメンタルズと将来性の強い企業が株価を上昇させるのではないかという、今年の株式相場の行方を象徴しているような動きといえよう。

  これらの株価上昇の企業とは逆に、この日(1/27)株価下落率が最も大きかった食品スーパーマーケットは大黒天物産であった。2880円で-2.37%であった。大黒天物産は、昨年株式分割の発表を行い、1/31に1対2の株式分割日が迫っているにもかかわらず、株価は低調であり、今年に入って、ライブドアショックも加わり、下げが続いている。ただし、この12月度の月次売上は食品スーパーマーケット業界トップの昨対140.0%であり、九九プラスの136.7%越えるという高成長を維持している。株式分割が株価を上場させるというライブドアのような流れにはどうもならないようである。

  このように、先週(1/27)の食品スーパーマーケット業界の株価は全体的には低調な推移であり、今週、ライブドアショック前の水準まで戻るか否かがポイントである。

January 30, 2006 in 経済・政治・国際 |

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