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January 09, 2006

小売業界、上場約400社、注目の株価(2006/01/06)!

  2006/1/4、大発会が終わり、1/6今年最初の1週間が終わり、小売業界全体の株価が明らかになった。今年度の食品スーパーマーケットはもちろん、小売業全体を占う上で、現状の株価から見て、最も注目を集めている企業をみてみたい。なお、( )の前の数字は株価上昇率、後ろの数字はボリュームレシオ(売買高の優勢度)を表す。

  まず、食品スーパーマーケット業界であるが、マルエツ510円(18.60%、266.80%)、東急ストア670円(6.01%、332.85%)である。ただし、両企業とも直近の決算および通期予想はけっしてよくないので、好業績による株価上昇ではなく、別の角度からの株価上昇といえる。マルエツは1/6、東急ストアは1/5、1/6とも通常の20倍の約40万株が突然購入されているので、この2社に照準をしぼった買いが入ったようだ。

  ドラックストア業界では、ジップHD579000円(9.03%、222.72%)、ゲンキー445000円(8.00%、213.30%)、サンドラック7340円(7.30%、157.60%)、ミドリ薬品690000円(6.31%、834.07%)に買いが集中した。特に、ジップHDはドラックストア業界の持株会社であり、12月に入って株価は急上昇している。ドラックストア業界ではツルハHDもあり、今後、食品スーパーマーケット同様持株会社の設立、業界再編が起こるものと思う。ゲンキー、サンドラックは業界でも屈指の成長率であり、前期ゲンキーは130%、サンドラック116%の成長である。特に、サンドラックは販管費約15%と業界随一のローコスト経営を実現しており、今後の成長が期待される。またミドリ薬局もこの5年で売上が2倍となり、急成長の企業であり、ボリューレシオはドラックストア業界No.1の834.07%であり、昨年10月以降株価が上昇傾向が続いている。

  ホームセンター業界ではダイユーエイト870円(12.98%、383.49%)、カーマ4030円(5.49%、122.51%)と1/6は2社に買いが集中した。特にダイユーエイトは第3四半期決算内容もよく、通期予想も経常利益が200%以上とここ数年では大幅な収益改善となったことが好感されているようだ。また、カーマは今年9月に設立予定のホームセンター業界の持株会社DCMジャパンの中核会社であり、注目が集まっている。同様にDCMジャパンに参加するダイキ、ホーマックもこの日、4.83%、4.37%と株価は上昇している。

  百貨店、GMS、コンビニ業界ではこの日は目だった動きはなかった。やや高めで推移したのが、百貨店では大和410円(北陸:2.50%、255.84%)、岩田屋435円(九州:2.35%、321.64%)の地方百貨店であった。GMSではダイエー3440円(2.68%、248.76%)、コンビニではサークルK3200円(2.23%、111.33%)であった。

  専門店ではソフマップ638円(18.58%、413.58%)、デンコードー1340円(14.62%、153.68%)、バルス908000円(12.37%、281.86%)の3社が10%を越える株価上昇率であった。ソフマップはパソコン販売の大手であるが、業績はおもわしくなく、今期は減収減益の2期連続の赤字決算の予想であり、1/6、この日、通常数万株の売買高が150万株という、ストップ高となった。これは前日にビックカメラとの資本提携が発表されたため、業績が急改善するものとの予想からであった。デンコードーは東北地方で家電のチェーンを展開する企業であるが、この日、大きく値をあげた。また、バルスは家具用品専門のフランフランを全国展開する企業であり、8月以降、株価が上昇傾向であり、今月末の1:3の株式分割が好感され、ここ数日、連日のストップ高であった。

  外食業界では天ぷらチェーン店のテンコー600,000円(6.19%、895.40%)、天狗を展開する居酒屋チェーンのテンアライド590円(5.54%、286.86%)、回転寿司のアキンドスシロ4360円(5.31%、548.07%)が値を上げた。特に、テンコーは、今期、収益が急回復する予想であり、中間決算発表以降、11月から株価が急上昇であり、ボリュームレシオ895.40%は外食業界No.1である。

  通販業界ではSTEILAR659円(6.29%、444.06%)が12月に入り、株価が急上昇であり、特に、4時間回り続けるコマが大ヒットとなり、今期も増収増益となる予想である。

  このように小売業界も大きく動いており、本ブログでは、今後とも、食品スーパーマーケットはもちろん、小売業界を牽引する企業、業績の急回復の企業、戦略的な経営決断をした企業等にも焦点を当ててゆきたい。

January 9, 2006 in 経済・政治・国際 |

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