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January 20, 2006

ユニーとサークルKサンクス、「99イチバ」展開を発表!!

 1/19、ユニーとサークルKサンクスは、合弁企業を設立し、99円(消費税別)のプライスラインを中心とした生鮮食品、加工食品及び雑貨商品などを取り扱う新しい小売業態として、「99イチバ」を2月17日より展開するとの発表を行った。

 店舗コンセプトは「小商圏」「長時間営業」「低価格」の3つの柱を中心に、スーパーマーケット業態とコンビニエンスストア業態とを組合せた新業態であり、GMS・SMなどの他業態の補完機能を目指すという。商品構成は、生鮮商品(鮮魚・精肉・青果)、FF・日配食品、加工食品、雑貨商品とほぼ食品スーパーマーケットと同じ内容であり、品揃えも4,000~6,000SKUを目指すという。また、価格帯は99円(税別)を基本としながらも(約80%)、雑貨商品や弁当・サンドイッチなどのFF商品では199円・299円・399円(いずれも税別)のラインも設定し、幅広い品揃えによる差別化も図るという。坪数は40~60坪で、1日当りの売上目標は50万円(年商約2億円弱)を目指し、当面は直営でノウハウを蓄積しながら、将来的にはFC化も検討するという。

 この業態ではすでに先行するショップ99があり、昨年対比の売上高約140%で、現在750店舗を越え、急成長を続けている。ここ5年間の店舗数も2001年(51店舗)、2002年(120店舗:235%)、2003年(196店舗:163%)、2004年(307店舗:156%)、2005年(537店舗:174%)、そして、現在は750店舗を越えるという急成長ぶりである。ただし、売上高営業利益率は2001年(-2.4%)、2002年(0.2%)、2003年(1.9%)、2004年(1.7%)、2005年(2.6%)であり、5年前の約50店舗の時は赤字であった。黒字転換するのは100店舗を越えた翌年であり、その後、300店舗までは厳しい収益状況が続き、昨年の500店舗を越えた時点で、やっと安定した収益が確保できたといえる。その意味で、こと収益性という点で見ると、300店舗がひとつの目安という厳しいビジネスといえ、ショップ99もこの5年をかけてビジネスモデルをやっと確立したといえる。

  今回の「99イチバ」の出店計画は今期10店舗、2007年度50店舗、2008年度100店舗と急成長を見込んでいるが、ショップ99の事例を見ても100店舗で充分な収益性があるかどうかはかなり厳しいものといえ、いち早く、300店舗体制をつくれるかいなかが鍵をにぎるものと思う。

  現在、ショップ99は首都圏、近畿圏が主体で、愛知をはじめ中部地区ではまだ約80店舗(約10%)であり、充分なドミナント展開ができているとはいえない。それゆえ、「99イチバ」が成功するためには、いち早くこの地区のドミナント展開ができるかいなかが最大のポイントであろう。計画ではFCも検討とのことだが、それに加え、既存のコンビニエンスストアからの業態転換も含め、出店速度をいかに上げるかが課題となろう。

  今後、ユニー、サークルKサンクスの他にも、すでにイオンが発表した「まえばすけっと」や、他のコンビニエンス、既存の100円ショップ等と有力食品スーパーマーケットやGMSとの提携により、先行するショップ99への対抗業態開発が生まれる可能性は高いが、その最大のポイントは店舗数であり、この課題をどうクリアーするかが、今回の「99いちば」を含め、この新業態の大きな課題となろう。

January 20, 2006 in 経済・政治・国際 |

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