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January 22, 2006

食品スーパーマーケット! ライブドアショック後の注目株!!

  ライブドアショック後、はじめての週末となり、食品スーパーマーケットの株価も大きく変動している。このような時にこそ、買われる株は、経営基盤がしっかりしている企業であり、将来性を期待されている企業であるといえよう。

  1/20の株価騰落率、ボリュームレシオ(売買高の優先度合い)をみながら、注目株価をみてみたい。まず、注目すべきは、サンエー5400円(3.25%、207.26%)、イズミ4320円(2.61%、277.87%)、バロー4440円(2.30%、211.90%)の3社である。いずれも食品スーパーマーケットの中で株価上昇率が高く、ボリュームレシオが200%を越え、ここ1ケ月買い越し基調で推移している。

  この3社はROEも13.01%、9.34%、10.98%と理想的な数字であり、株主への貢献価値が高い企業である。PERは20.70、27.70、71.80であり、PBRも2.43、3.36、2.95である。食品スーパーマーケット平均よりもPBRは3社とも高いが、PERはサンエーの20.70は低め、イズミの27.7は若干低め、バローの71.8は逆に高すぎるという状況である。

  これら3社の今期決算予想は、サンエーは増収増益、イズミは増収大幅増益、そしてバローも増収増益の予想である。今回のライブドアショックでは一時的には株価が下落したが、株主に対しての貢献度合いはもちろん、業績も順調であり、来期も好業績が期待できる注目企業といえよう。

  次に、1/20の株価は若干下がったが、ボリュームレシオが高く、今期、好業績が期待てきる企業はマックスバリュー中部とハローズである。マックバリュー中部は11/24に中間決算短信を公表したが、それによると、売上高104.6%、営業利益119.6%、経常利益122.0%と増収大幅増益であり、通期も増収増益予想である。ボリュームレシオが403.69%と全上場小売業約400社の中でNo.1であり、この中間決算発表以降、株価が急激に上昇している。今期予想も増収増益で好決算が期待できそうである。また、ハローズは以前本ブログでも取り上げたが、12/27に発表した第3四半期決算では売上高114.7%、営業利益135.6%、経常利益116.3%と大幅増収、大幅増益と好調であり、通期も同様、大幅な増収増益の予想である。特に、売上はここ数年、2桁成長で推移している。

  このように、この2社は1/20の株価は若干下がったが、ここ数週間で見ると、株価が上がり続けている。その背景は特に直近の好決算数字がよく、さらに、通期予想も大幅な増収増益が期待され、今期好決算が期待できる企業であるからであろう。

  これらとは逆に、1/20大きく値を下げた企業は九九プラスであった。396000円(-5.93%、183.96%)であり、ここ最近は上昇基調であった株価に若干の陰りがみえた。特に、1/19にユニー、サークルKサンクスとの合弁企業「99イチバ」展開の発表があり、これが、今後の99プラスへどのような影響がでるかという不安からの株価の下げといえよう。この業態には、コンビニも力を入れており、現在急成長の九九プラスの今後が読みにくいということからの売りといえよう。

  現在ライブドアは予断を許さない状況にあり、来週の全体の株価がどのように変化するかは予想がつかない。このような時にこそ、しっかりとした経営基盤を確立し、好業績をあげつづけることはもちろん、さらに、株主価値にしっかりと目を向けた企業が株主からの評価を勝ちうることが、今回の件であらためて明確になったといえよう。

January 22, 2006 |

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