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March 22, 2006

食品スーパーマーケットで小容量商品が健闘!!

  3/21の日経で「「お得」より「好み」で少量買い」という記事が掲載された。この記事によると、調味料と食用油は、これまで「大容量でお得」が売込みの決まり文句だったが、最近は割高な少容量の商品に脚光が浴びているという内容だ。また、それにともない、メーカーも食品スーパーマーケットも小容量サイズの品揃えを充実させているという。

  具体的には、サミットが日清オイリオグループの400g入りサラダ油の売上個数が、特売なしで、昨対110%で伸びているという。しかも、1000gの従来品を特売しても、400gの売れ行きは落ちないという。

  実際、日清オイリオグループでは、400gの小容量には力を入れており、この3/1から日清キャノーラ油の400gの新規商品が発売された。日清オイリオグループでは、この400gをつぎのように位置づけている。「少子化・高齢化の進展、平均世帯人数の減少やライフスタイルの変化に伴い、食用油購買の選択基準や使用方法も多様化しております。食用油ユーザーの小容量サイズの使用意向も大きくなっており、このような市場環境変化や食用油ニーズの変化に対応するため、少人数世帯に適した「400g」の小容量サイズを新発売いたします。」

  サミットではしょうゆについてもキッコーマンの500mlの商品が昨対110%であり、小容量サイズの目的買いの消費者が増えているという。キッコーマンでも特選丸大しょうゆ500mlはここ2年間で114%の伸びといい、成熟商品としては異例であるという。

  キューピーでも小容量サイズのマヨネーズが好調だという。一般的には500gが主力であり、これはほぼ横ばいであるが、200gの小容量サイズが昨年対比110%で伸びているという。キューピーのマヨネーズは、1kg、700g、500g、350g、200g、130g、50g、15g (ミニパック)、12g (6g×2 スティックパック)、300g瓶と10SKUの品揃えをしている。その内、少容量サイズは200g以下の6SKUであり、早くから小容量サイズには対応していたが、ここへ来て200gの販売が絶好調であるという。

  また、ブルドックソースでも「ユアブレンズ」シリーズを200gで新発売したが、東急ストアなどでよく売れているという。このソースは健康的な食生活をサポートするためにブレンドされたソースシリーズであり、有機野菜使用のソース、カロリーハーフソース、塩分50%カットのソース、玄米黒ごまソース、黒酢使用のソース、10種野菜のソースなど健康を意識した小容量商品である。

  このように食用油、調味料という伝統的な大容量特売の商品において、小容量の商品が割高であるにもかかわらず、確実に消費者から支持されはじめたといえる。

  実は食品スーパーマーケットの生鮮、惣菜、日配においても最近はこの小容量の動きはよく、売上構成比も商品によっては、小容量が3割を越えるものもある。主な小容量の強い商品群をあげると、青果では、大根、キャベツは1/2カットはもちろん、1/4カットも品揃えされている店舗が増えている。果物ではいままさに旬のいちごは従来のパックに加え、小容量パックがどの店舗でも見られるようになった。鮮魚の1尾パックも定着している。精肉の小容量パックもほとんどの商品で品揃えがなされているのが実情である。惣菜でも和惣菜、洋惣菜、弁当、寿司などの商品でも個食は常識となりつつある。特に商圏によっては、1人用が売上の4割を越える店舗もあるほどである。さらに、日配でも牛乳、ヨーグルト、食パン等では小容量パックは定番として確実な品揃えがどの食品スーパーマーケットでもなされている状況である。

  今後、食品スーパーマーケットでも生鮮、惣菜、日配に加えグロサリー商品においても小容量の商品をしっかり品揃えすることが、都市型食品スーパーマーケットにかぎらず、郊外型の食品スーパーマーケットにおいても必須となってきたといえる。あらためて、商品の品揃えを、特に小容量サイズの観点から見直す時期に来たといえよう。

March 22, 2006 in 経済・政治・国際 |

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