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July 06, 2006

サミット、年商2000億円突破となる、鳩ヶ谷新店をオープン!

  7/1、サミットが埼玉県鳩ヶ谷市に「サミットストア鳩ヶ谷駅前店」をオープンした。3/25に神奈川県横浜市にオープンしたサミットストア下倉田店以来の新店であり、サミットの会計年度は3月であることから、新年度に入ってはじめての新店である。2006年3月期の売上高は1998億円であることから、今回の新店オープンにより、今期の年商が2000億円を突破することが確実となり、サミットも年商2000億円を越える食品スーパーマーケットとなる。現在、日本で年商2000億円を越える食品スーパーマーケットは約15社であり、6/28に公表された日経MJによれば、全小売業界の中でも売上ランキングで約50位となる。

  今回の鳩ヶ谷駅前店のオープンにより、サミットの全店舗数は81店舗となる。単純に年商で割れば、1店舗当り25億円となり、客単価を食品スーパーマーケット業界の平均の約2000円で割ると、客数は1日当り約3500人となる。今回の鳩ヶ谷駅前店の年商目標は32.9億円であるので、客単価を2000円とすると、客数は1日当り約4500人となり、サミットストアの中でも好立地への出店といえよう。実際、1次商圏の世帯数は約3000世帯、2次商圏で約10000世帯、3次商圏になると20000世帯強という人口密集地であり、さらに鳩ヶ谷駅前という駅前立地でもある。それに加え、コジマ電気が隣接しているなど、実質上NSC(近隣型ショッピングセンター)ともなっており、しかも、半径500m以内に競合店がないという。

  売場面積は約800坪であり、店頭入口から壁面が青果、正面に進み、鮮魚、精肉、反対側が惣菜、デザート、ベイカリーとつづき、鮮魚の前の反対通路には和日配、惣菜の向かえには洋日配を配している。また、内側では、生鮮側に一般食品、冷凍食品、菓子を配し、レジ側には雑貨というオーソドックスなレイアウトである。さらに、レジから見て、右側のゾーンが素材商品主体、左側のゾーンが加工度の高い商品主体となっており、特に加工度の高い、惣菜、洋日配、パン、インストアベイカリー、冷凍食品、菓子等が集中ゾーンニングされている。PI値から見ても、左右、上下、斜めのバランスもよいレイアウトといえよう。

  7/1のオープンニング販促のちらしについては、7/1(土)、7/2(日)で土日訴求、7/3(月)で訴求、7/4(火)で訴求という7/1から7/4までを3つに分けて、ちらしの表面を構成している。裏面はすべて4日間通しである。特に、オープンが土曜日ということもあり、7/1(土)、7/2(日)のちらし商品は、青果では果物がさくらんぼ(佐藤錦200g)が298円、ぶどうのデラウェア(3房)が298円、ブロッコリーが78円、鮮魚ではきはだまぐろ1柵298円、本まぐろ中とろ(100g)780円、お刺身盛合せ5点盛780円、生するめいか98円、精肉では黒毛和牛サーロインステーキ半額、国内産豚ヒレ半額、国内産若鶏モモ(100g)68円と週末強化型の商品を意識的に価格訴求をかけた商品構成となっている。グロサリーに関しても、キッコマンしょうゆ88円、マルコメ料亭の味198円、マキシムコーヒー258円、雪印北海道バター178円、ミツカン納豆金のつぶほね骨元気58円、オウジネピアティッシュ148円と、これは表面で4日間通しのお買い得商品として訴求している。これら強力な販促商品に加え、7/2(日)にはポイント5倍の販促も加わるので、土日にスタートダッシュをかける販促が組まれており、ここで最大商圏からの顧客の来店を促すことを狙っているといえよう。

  このように、サミット81店舗の今期はじめての新規出店である鳩ヶ谷駅前店は、サミット全店の中でも好立地商圏への出店であり、売場面積もワンフロアーで800坪型が確保され、年商目標も30億円を越え、食品スーパーマーケット業界の中でも今後のモデル店舗のひとつとなろう。
 
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July 6, 2006 in 経済・政治・国際 |

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