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August 15, 2006

野菜の大幅高値が続く、8月度前半の青果の相場!

  東京都中央卸売市場の野菜の相場が大幅な高値が続いている。のきなみ、昨年対比150%から200%の相場であり、7月の下旬から、8月の第1週、第2週と3週連続の高値相場である。8月第2週の野菜の昨年対比の相場を見ると、主力のトマトは164%、きゅうりは233%、キャベツ310%、だいこん197%、はくさいは何と400%である。このように、主力の野菜はいずれも超高値といってよく、台風の影響等を考えると、当面、野菜の相場は高値が続くものといえよう。一方、果物の昨年対比の相場は野菜ほどではないが、やや果物も高目の相場である。旬のすいかが154%、ぶどう167%、なし119%と、いずれもセリの相場であるが、高めといえる。

  8月第2週の野菜の出荷量と昨年対比の相場をもう少し詳しくみて見ると、前年同期比が明確で、出荷量が最も多い野菜は565トン/日のキャベツであり、群馬産が主力で昨年対比は310%と超高値である。先週は175%、先々週の7月後半は110%であるので、この3週間で急激に相場が上昇していることがわかる。ついで入荷量が多いものはだいこんであり、368トン/日、相場は197%である。入荷量が前週比も前年比ものびているにもかかわらず、相場が上昇している。先週は200%、先々週は139%であるので、先週から2倍に相場が跳ね上がり、現在も高値が続いているといえる。3番目に入荷量が多いものはきゅうりの327トン/日であり、相場は233%である。きゅうりは入荷量が先週と比べ急激に増え、先週比140%と大幅に増えたが、相場は高値が続いている。ただ、先週のきゅうりは325%であるので、それでも相場は入荷量が増え、少し落ち着いたといえる。先々週は209%、先々々週は80%であったので、7月下旬から、きゅうりは急激に相場高になったことがわかる。このように、入荷量ベスト3はいずれも8月前半は超高値相場が続いおり、厳しい相場といえる。

  この他に主力商品であるトマトであるが、入荷量は4番目の319トン/日であり、先週と比べ入荷量は112%と増えたが、昨年対比では88%という水準であり、やはり相場は164%と高値である。先週のトマトは185%、先々週は96%であるので、8月に入って、急に相場が上昇したといえる。トマトは食品スーパーマーケットにとっては超主力商品であるので、150%以上の相場は厳しいものがある。ついで食品スーパーマーケットでリピート購入率の高いにんじんであるが、相場は238%とかなりの高値である。先週も195%と高値が続いており、やはり厳しい相場である。

  このような中で、相場が安い野菜をみて見るとほうれん草があり、100%である。残念ながら、100%を下回る野菜はなく、このほうれん草の100%が最も安い相場である。ただ、先週のほうれん草は174%であり、生育がいち早く回復したものとみえ、入荷量が先週よりも急激に増えており、相場が急激に下がった。ついで、こまつな106%、ねぎ128%、かぶ132%、生しいたけ137%、さといも149%とこれらが150%以下の相場の野菜であり、これ以外はすべて150%以上と現在の野菜は超高値相場といえよう。

  これに対し、果物も野菜ほどではないが、やや高値相場となっており、現在、入荷量No.1のすいかは584トン/日であるが、相場は154%と高値である。先週は138%であったので、ここへきて相場高となってきたといえよう。入荷量No.2はなしで298トン/日であり、相場は119%である。なしは先週ぐらいから入荷が増えてきたが、現在、高値となっており、今後が懸念される。ついで入荷量No.3はももであり、233トン/日であり、相場は102%と比較的安定している。先週は139%、先々週は221%であったので、徐々に下がっているといえる。そして、ぶどうであるが、入荷量は119トン/日の第4位である。相場は167%でかなり高目の相場である。先週は136%であるので、相場があがりはじめているのが気になるところだ。ただ、昨年対比の入荷量は87%と少なめであるが、前週比は151%と急激に入荷量を増やしており、この状況が続けば相場も安定してくるといえよう。

  このように、8月前半の相場は野菜が超高値で推移し、のきなみ150%、200%、さらには300%以上の野菜もあり、厳しい相場である。また、果物についても、野菜ほどではないが主力果物がやや高目で推移している。青果物は天候に左右され、相場が大きく変動するリスクを抱えているが、まさに、この台風シーズンは今月のように異常相場となりかねず、天候の動向を注意深く見守りながら、対応してゆかざるをえない。市場動向、産地動向の情報収集、その情報による価格政策が食品スーパーマーケットの青果部門にとってきわめて重要な課題となる。

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August 15, 2006 in 経済・政治・国際 |

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