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September 04, 2006

食品スーパーマーケット、先週の株価(20060901)!

  早いもので、食品スーパーマーケット業界も中間決算の時期に入ってきた。2月決算企業は8月末が中間決算に当り、上場食品スーパーマーケット約60社の60%にあたる36社が中間決算の月となる。公表は10月下旬から11月初め頃かと思うが、その頃には政治の世界も新政権が誕生し、新たな経済政策も打ち出される頃であろう。また、現在、小売業界でも注目のダイエー問題も一段落している頃であろう。本ブログでも、今回の第1四半期決算同様、次の中間決算もしっかりフォローしてゆくつもりである。さて、先週の株価であるが、日経平均の終値は前日比6.51円(0.04%)安の16,134.25円で引けた。小幅な下げ幅といえ、前日の日経平均が268円高と大幅に上昇したため、その反動がきたといえよう。小売業全体では全33業種のうち27番目であり、-5.48円(-0.57%)下げ、951.12円であった。

  このように、若干厳しい相場の中で、食品スーパーマーケット業界の中で、最も株価を上げた企業はオオゼキであり、90円(+2.64%)アップの3,490円であった。オオゼキはこの数日間少し株価を下げ気味であったが、週足でみると、7月の第1四半期決算公表後、決算結果が増収増益と好調であったことからも株価は上昇しつづけている。また、今週9/7にはジャスダックから東証ニ部への上場も決まっており、その公表が8/31ということもあって、この日、株価が上昇したものといえよう。ちなみに、本ブログでも取り上げたレックスホールディングスの株価はこの日、小売業界約350社の中でNo.2の株価上昇率であり、14,000円(8.28%)アップの183,000円であった。8/21の厳しい中間決算の発表以来、株価は連日大きく落ち込んでいたが、9/1、約30,000株の大商いとなり、株価が急反発した。今週の株価がどう動くかが注目である。

  オオゼキについで、食品スーパーマーケット業界でNo.2の株価上昇率の企業はバローである。30円(+1.36%)のアップの2,235円であった。バローは現在最も注目されている食品スーパーマーケットの1社である。株式新聞によれば、8/30にはマッコーリー証券が「加速する売上成長」というバローのレポートを発表し、その中で、同社の投資評価を強気の「オーバーウエート」におき、目標株価を3,000円としているという。これが買い材料となって、8/31以降、大商いとなり、株価が急上昇しているようだ。実際、7月の昨年対比の売上は115.4%、既存店も104.8%と絶好調であり、もうすぐ公表される8月度の売上は、新店の動向を見る限りさらに高い数値となりそうであり、今週は注目企業の1社である。

  No.3はアークスであり、18円(+1.25%)アップの1,448円であった。アークスもここ数日株価は上昇している。以下、ベスト10まで見てみると、No.4はジョイス6円(+1.20%)アップの504円、No.5は丸久の12円(+1.12%)アップの1080円、No.6はアオキスーパーの10円(+1.05%)アップの960円、No.7はカウボーイの4円(+1.05%)の384円、No.8はオークワの12円(+0.79%)アップの1,525円、No.9が相鉄ローゼンの3円(+0.58%)アップの513円、そして、No.10が関西スーパーの3円(+0.43%)の700円である。以上が、9/1のベスト10の株価上昇率の食品スーパーマーケットである。

  逆に、9/1、株価が下がった食品スーパーマーケットをみてみたい。最も株価を下げた食品スーパーマーケットは大黒天物産であり、-95円(-3.43%)ダウンの2,670円であった。大黒天物産はここ数日株価は横ばいで推移していたが、この日、株価が落ち込んだが、商い数は少なく、大きなニュースもないことから一時的な落ち込みといえよう。むしろ、2月以降の止まっていた新規出店が、6月からまたはじまり、今後も新規出店を積極的に行ってゆく予定という。ついで、9/1、株価を下げた食品スーパーマーケットはアークランドサカモトの-49円(-2.95%)ダウンの1,611円、イズミの-90円(-2.06%)ダウンの4,260円、九九プラスの-3,000円(-1.71%)の172,000円、イズミヤの-13円(-1.52%)ダウンの837円であった。以上が9/1、食品スーパーマーケット上場企業の中で株価を下げた5社である。

  また、注目のダイエーはこの日、-20円(-0.88%)の2,250円とやや株価を下げた。このところ株価の変動が激しく、安定していない株価が続いているが、ここ数日はやや下げ気味で推移しているといえよう。もう1社、イオンと資本・業務提携したベルクであるが、この日、年初来最安値となり、-9円(-0.90%)ダウンの982円と1,000円を切った。ここのところ株価は下げつづけており、厳しい株価が続いている。

  このように小売業全体としては9/1は厳しい株価であったが、今期、好業績を期待されるオオゼキ、バローなど、好調な食品スーパーマーケットの株価はこのような中でも上昇しており、今週の株価がどのように推移するか注目である。

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