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October 01, 2006

サミットの新店、滝野川紅葉橋店のオープンを見る!

  9/30、サミットの84店舗目となる滝野川紅葉橋店がオープンした。たまたま、自宅のすぐ近くであったので、自転車で夕方買い物がてら立ち寄ってみた。この店舗は、サミット滝野川店のスクラップ&ビルドの店舗であり、前の店もよく自転車で買い物にいったが、そこから約200m先に地上3階、地下2階建てでの新規出店である。売場面積は296坪から488坪と大幅に増え、品揃えも格段によくなっていた。特に、鮮魚に力を入れており、青果の平台の続きの最終平台はサミット自慢の「お魚キッチンコーナー」のラウンド展開となっており、ここから、正面壁面がすべて鮮魚売場で一直線に売場展開されているのが特徴といえよう。オープン初日であったので、夕方でも店内は満杯の状況であった。

  店舗は屋上つきの地上3階、地下2階の5層のビルであり、地下2階がバックヤード、地下1階が生鮮・グロサリー、1階が惣菜、パン、飲料、冷凍食品、レジ、2階、3階、屋上が駐車場となっている。駐車台数は全部で50台、自転車駐輪場は100台である。1階の半分は売場であるが、もう半分は搬入口となっており、ここで配送車が道路からそのまま入り、中で180度自動回転し、荷物を降ろし、地下2階に搬入するという、都会の店舗ならではの工夫の跡がみられるつくりである。そのため、1階は売場面積が半分に圧縮されたが、地下1階は全面的に売場が活用でき、ここに主力の生鮮3品、グロサリーの大半を集中させた変形の売場活用となっている。

  店舗に入ると、はじめに地下にエスカレーターで誘導され、生鮮、グロサリーを買って、1階までエスカレータで上がり、惣菜、その他を買って、レジで精算するという流れである。もちろん、惣菜だけ欲しい方は地下へおりず、1階だけで買うこともできる。1階にはパン、飲料も豊富に品揃えされているので、コンビニゾーンともいえる売場コンセプトである。年商は27.2億円の目標というので、客単価2,000円弱で計算すると1日当り約4,000人弱となる。

  この滝野川商圏はサミットによれば、首都圏の中でも、単身世帯比率が高く、年齢も50歳以上が多い地区であり、周りには団地も多く、人口密集地であるという。京浜東北線の王子駅から0.7km、埼京線の十条駅から1.1kmの距離であり、1次商圏6,703世帯、2次商圏25,692世帯と商圏にめぐまれた立地であるという。しかも、近距離には強い競合店が存在しないので、目標年商は充分にクリアーできる商圏環境にあるといえよう。

  今日のサミットのオープンちらしは、土曜日とあって、日曜日と2日連続となったちらしである。目玉は当日収穫の八ヶ岳高原から産地直送の朝採りレタス2L1個、78円であり、3時頃より販売予定という注意書きである。これに加え、きゅうり1本19円が野菜の目玉である。果物ではなしの豊水が4L1個98円、2L4個入り1パック298円である。実際買って食べてみたが、ちょうど食べごろで、おいしかった。売場にはこれ以外にサミット自慢のトマト達コーナーが壁面に6尺縦割りでのコーナーができあがっていた。前の店舗では売場が充分にとれずなかったコーナーであり、ミニトマトも含め、10数SKUの品揃えのトマトが6尺縦割りコーナー化になると迫力がある。

  さらにちらしを見ると、青果の次に、今回最も強化された鮮魚があり、目玉はメキシコ産生まぐろ(養殖)100g780円、解凍きはだまぐろ1サク298円である。さらに、お刺身5点盛780円、生さんま1尾68円である。特に、今回の新店では26店舗目となる「おさかなキッチンコーナー」ができ、常時35種類以上の品揃えを行い、毎週日曜日にはマグロの解体ショーも行われるという。今回のちらしでも、しっかりと訴求がなされている。

  そして、売場では鮮魚の次の第3コーナー一杯に配置された精肉のちらし訴求であり、黒毛和牛のサーロインステーキ用半額、国内産豚バラブロック100g98円、国内産若どりもも肉100g68円が掲載されている。さらに、グロサリーはマルコメ料亭の味1kg198円、AGFマキシム100g278円、たかの切り餅シングルパック800g398円、おかめ極小粒ミニ3納豆50g×3、48円、雪印北海道バター200g168円、王子ネピアティッシュ150組×5、148円、クレハ化学クレラップレギュラー30cm×20m、88円が今日、明日、土日の目玉である。

  サミットはここへきて出店が積極的である。ただ、首都圏での展開はなかなかサミットの商品が充分に展開できる500坪以上のスペースを確保するのは難しく、今回のように売場は5層のビルの地下1階と1階を使い、500坪を確保し、バックヤードは地下2階、駐車場は2階、3階という横ではなく垂直にスペースを活用せざるをえない店舗の展開が特に東京ではとならざるをえない。首都圏での食品スーパーマーケットはオオゼキのように生鮮に絞り込み、200坪1フロアで展開するか、サミットのように食品スーパーマーケットのフルラインにこだわり、500坪2フロアで展開するか選択が難しいものがある。その意味で今回のサミットの新店滝野川紅葉橋店は都心型2フロアー500坪タイプの食品スーパーマーケットの店舗として、物流、バックヤードも含め、様々な工夫がこらされており、興味深い新店である。

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Comments

 貴重なご意見ありがとうございます。
 食品スーパーマーケットでは、品揃えよりも、使い勝手=買い物時間が優先することは私も常々思っていましたが、毎日、ご利用されている方から、率直なご意見をお伺いし、改めて、食品スーパーマーケットは使い勝手を最優先にすべきだと思いました。
 確かに、今回のサミット滝野川紅葉橋店は以前の店舗と比べると品揃えは1.5倍から2倍ぐらいになっているいかと思いますが、買い物時間も2倍、場合によっては3倍になっているように感じます。そもそも食品スーパーマーケットは忙しい主婦の方が家計を1円でも節約できることが本来の役割であり、さらに、貴重な食事のための買い物から調理までの時間を1分、1秒でも減らし、家計の時間的な余裕を少しでも手助けすることがもうひとつの役割であると思います。
 そう考えた場合、今回のサミット紅葉橋店は以前の店舗と比べ買い物時間がかかりすぎてしまい、時間的な節約にはならず、毎日買い物をするには、ご指摘のように不便さを感じてしまうかと思います。店舗に到着し、買い物をし、レジで精算し、店舗を離れるまでの合計時間が5分以内が食品スーパーマーケットの理想かと思います。
 その意味で、サミット滝野川紅葉橋店は買い物時間をいかに縮められるかの知恵を絞り、1分、1秒でも買い物時間を縮めるための改善をしてゆくことが当面の課題であると思います。
 私の家族もこの店舗をよく利用させていただいていますので、家族のためにも、サミット滝野川紅葉橋店の買い物時間が少しで改善できればありがたいと思います。
 今後とも貴重なご意見をよろしくお願いします。
 

地元に住むものですけど、前の店舗と比べると恐ろしく使い勝手が悪いです。

前のお店は、総菜、魚、肉、野菜と時計回りに配置してあり、食卓の買い物としては非常にテンポのよい売り場になっていました。普通、まず総菜で、手間無しの食事が構成できるか考え、そこで満足できなければ、メインディッシュの献立を考え、さらにそれに必要な野菜を買うというのが普通です。ですから、昔の店舗はスムーズに買い物ができました。2階に乾物、酒、日用雑貨、コーヒーなど嗜好品がまとめられていたのも、それらを必要とする頻度からすれば、ちょうど良い「遠さ」だったのです。

ところが今度の店舗は1階がパン、酒類、飲料、総菜、レジとなっていてこのフロアだけで食卓を構成することができません。店側は「お買い物は地下からどうぞ」と促していますが、地下はまず野菜売り場から始まります。どこの世界に、野菜からその日の献立を考える主婦がいるでしょう。結局、一旦素通りして、魚、肉などを選び、再び野菜に戻ることになります。

駐車場の構成も変です。売り場のない上階から下へ降り、買い物を済ませて上に上がる、他にもあるとお思いでしょうが、普通の店舗は各階にレジがあるから、買い物が済めばその階のレジからエレベーターで直帰できるのです。もし地下に買う品がある場合、客は、品物のある地下へ行き、レジのある1階へ行き、それから2階に向かいます。変じゃないですか。

私は旧店舗の倍、買い物に時間と手間が掛かることに気づき、行く頻度が減り、ヨークマートやBigAなどの他店舗に行く頻度が上がりました。前の店舗はそれこそ、毎日利用していたのですが。

先進性とは「客」のために構成されるべきものなんじゃないかと思います。

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