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November 06, 2006

日経MJ、新製品週間ランキング、チョコレート絶好調!

  2006年11月3日の日経MJに恒例の新製品週間ランキングが公表された。季節柄、菓子部門でチョコレートが独占、上位6品がチョコレート関連で占め、No.1はロッテ商事のチョコパイパーティパック10個、客単価469円(1人当たり0.46円)であり、これは全体でも2位という快挙であった。しかも、先週比80円(1人当たり0.08円)の増加であり、8/26発売の新製品でもう少しで3ケ月目となり、新製品ランキングからははずれるが、顧客から高い評価を受けているといえよう。カバー率も69.7%で平均単価253円と高額商品であるが、各社に浸透しはじめている。先週その他商品部門で2位であった男前豆腐店の京都ジョニーが再び1位にかりざくなど、今週の新製品週間ランキングは大きな動きが随所でみられ、注目である。

  さて、チョコレートの好調ぶりであるが、菓子部門No.1はロッテ商事のチョコパイパーティパック10個、客単価469円(1人当たり0.46円)でるが、No.2、No.3もロッテ商事であり、No.2が冬のパイの実(メープルラテ)81g、客単価355円(1人当たり0.35円)、No.3がコアラのマーチ(キャラメルミルク)55g、客単価341円(一人当たり0.34円)である。ついで、No.4が江崎グリコポッキー極細26本×2袋が客単価273円(一人当たり0.27円)、No.5が江崎グリコの冬のくちどけポッキー24本、客単価217円(1人当たり0.21円)、No.6が江崎グリコのカレノア8枚、客単価210円(一人当たり0.21円)と江崎グリコが続く。このように菓子部門はチョコレート関連が独占し上位を占め、主力のスナックが季節柄伸び悩んでいる状況である。

  ちなみに、家計調査月報最新の2006年9月度のチョコレートの状況を見ると、チョコレートとチョコレート菓子の分類があり、消費金額はチョコレートが1世帯1日当たり、8.17円(101.7%)、チョコレート菓子が2.47円(102.8%)であり、4倍ぐらいの差でチョコレートの方が強いが、今回の新製品はすべてチョコレート菓子である。チョコレートとチョコレート菓子の特徴であるが、チョコレートは購入世帯比率が47.6%であるが、チョコレート菓子は19.8%と、チョコレート菓子の方が嗜好性が強く、限られた顧客層を見つけ出し、その中でシェアを高めてゆかなかればならないという特徴がある。チョコレート菓子購入者のみでみた消費金額は12.45%で昨対109.2%であることからも、購入者をたくさん増やすよりは、すでに購入している客層の中でのシェアをたかめることが大きなポイントの商品であるといよう。

  今週の特筆すべき動きとして、男前豆腐店の京都ジョニー、190g×2が先週の2位から再び1位に帰りざいた。客単価418円(1人当たり0.41円)である。ただし、先週比は41円(1人当たり0.041円)ダウンであり、数字的には落ち着いたというところであろう。2位は先週1位の日清食品のチキンラーメン&どんぶりセット85gであり、客単価310円(1人当たり0.31円)である。先週比客単価206円(1人当り0.20円)と大幅なダウンであり、各社の店頭、エンド等での強力な販促が落ち着いたというところであろう。今後、どの辺で数字が落ちつくかが気になるところだ。

  家庭雑貨では再び一人当たりの客単価が1円を越える商品が登場した。資生堂のリバイタルクリーム、エンサイエンスAA(医薬部外品)40g、15,799円という超高単価な商品である。客単価は1,221円(1人当り1.22円)と生鮮食品なみの客単価であり、今週の全新製品の中で圧倒的なNo.1である。PI値を逆算すると、1.22円÷15,799円=0.0077%と限りなく0に近く、1日2,000人の客数の食品スーパーマーケットで0.154個であるので、1週間に約1個売れる商品であるが、それでも1万円以上の価格の商品であると1円を越えてくるので驚きである。ただ、1週間に1個のものを店頭におけるか、仮に、万引きされた場合は大変な損害となるので、セルフ販売ではなく、対面販売が基本となろう。

  その他の商品の動きとしては、冷凍食品では味の素、お弁当にえび寄せフライ、6個入り144gが客単価325円(1人当たり0.32円)と先週同様1位をキープしている。また飲料では、ヤクルト本社のヤクルト65ml×10本が好調であり、客単価243円(1人当たり0.24円)、同じ数字でヤクルト本社、プレティオ、100m×3本が並んでいる。また、家庭用品ではNo.2に花王のアタック1.1kが客単価443円(1人当たり0.44円)、No.3にP&Gのボールド1.1kgが客単価398円(1人当たり0.39円)である。

  以上が、各部門の上位商品と客単価300円(一人当たり0.3円)以上の全新製品である。今週の日経MJ新製品週間ランキングはダイナミックな動きをしており、新製品を売場にうまく取り組んでゆくことにより、客単価アップはもちろん、客数アップの集客にもつながる可能性が高く、これらの商品は特に今週の注目商品といえよう。

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November 6, 2006 in 経済・政治・国際 |

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