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December 30, 2006

食品スーパーマーケット、第3四半期決算、好調企業を見る!

  食品スーパーマーケットの2007年2月期の第3四半期決算の公表がピークを迎えている。今回はその中でも、増収増益となった好調な企業を取り上げて見たい。広島のハローズ、マックスバリュ中部、東武ストア、そして、はじめて第1四半期決算を公表したマックスバリュ東海である。この4社は特に、現在、公表されはじめた食品スーパーマーケットの第3四半期決算の中でも好調な数字を維持しており、新規出店、既存店の改装と積極的な営業政策がなされており、特に、既存店も好調に推移しているのが共通している。本決算も期待が持てそうであり、今後、株価の推移も注目されよう。

  ハローズが12/27、2007年2月期の第3四半期決算を公表した。売上は386.1億円(111.1%)、営業利益12.4億円(117.9%:売上対比3.21%)、経常利益12.3億円(117.8%:売上対比3.1%)、当期純利益6.5億円(118.9%:売上対比1.6%)と大幅な増収増益であった。好調の原因は、ハローズの収益性の高い600坪型ニューフォーマットの出店、NSC(近隣型ショッピングセンター)への積極的な挑戦にあるといえよう。4月には岡山県倉敷市に田ノ上店、11月にも同じく岡山県倉敷市に羽島店、広島県福山市にスクラップ&ビルドで伊勢丘店をいずも600坪タイプで新規出店をしている。また、3月には岡山県岡山市の既存店、津高店をドラックストアを誘致するなどし、NSC化をはかった。この結果、岡山県内でのドミナントが着々と進み、14店舗、全店では広島の19店舗を入れ、33店舗となった。実際、ハローズの粗利率、経費率、営業利益率を見てみると、粗利率は24.9%から25.2%へと0.3ポイントアップし、経費率が21.8%から21.9%へとわずかにダウンしたが、結果、営業利益3.0%から3.2%へと0.2ポイント改善しており、粗利率への貢献が大きかったといえよう。

  マックスバリュ西日本も12/20、2007年2月期の第3四半期決算を公表した。売上1,358.3億円(104.0%)、営業利益45.8億円(123.0%:売上対比3.3%)、経常利益47.9億円(120.7%:売上対比3.5%)、当期純利益20.8億円(379.7%、売上対比1.5%)と増収大幅増益となった。既存店も100%を越え、順調であり、積極的な新規出店が売上、利益に寄与し、特に11/21には四国1号店となるマックスバリュ今治阿方店を出店し、四国も新たなドミナントエリアとなった。現在、マックスバリュ西日本は兵庫県が約50%、広島県、山口県が約20%、岡山県が6%強の売上構成比であるが、四国が加わることにより、ドミナントエリアが広がり、さらに、今後成長が期待できるといえよう。

  12/22、東武ストアも第3四半期決算を公表した。売上593.6億円(102.1%)、営業利益16.1億円(112.1%:売上対比2.7%)、経常利益16.6億円(118.0%:2.7%)、当期純利益11.0億円(120.7%:売上対比1.8%)と増収大幅増益であった。昨年同時期が減収減益の厳しい決算であったので、今期は好調に推移しているといえよう。新店も埼玉県草加市に草加手代町店、東京都墨田区に業平店の2店舗を出店した。また既存店も積極的に改装を行い、9店舗を実施したという。さらに、ポイントカードも全店に導入するなど積極的な営業政策がはかられ、好調な結果となったといえよう。

  そして、マックスバリュ東海も2007年2月期の第3四半期決算を12/22、今期はじめて公表した。昨対はないが、売上749.0億円、営業利益31.1億円(売上対比4.1%)、経常利益30.7億円(売上対比4.1%)、当期純利益18.2億円(売上対比2.4%)であった。今期、既存店が食品スーパーマーケット業界の中でも好調であり、104.5%で推移しいるという。また、新店も積極的に出店しており、10月に静岡県下田市にマックスバリュ下田銀座店、11月に愛知県豊橋市にマックスバリュ豊橋南店、静岡県御殿場市にマックスバリュ富士岡店を出店した他、M&Aで東海マート5店舗を取得し、10/19に5店舗同時オープンしている。マックスバリュ東海は現在、食品スーパーマーケット業界の中でも、成長性、収益性の面で最も注目すべき食品スーパーマーケットといえよう。

  このように、この4社はいずれも好調な食品スーパーマーケットであり、本決算も期待が持てそうである。今後、年始に入ってもさらに2007年2月期決算の食品スーパーマーケットの第3四半期決算が公表され、1月中旬以降は2007年3月期の第3四半期決算が公表さはじめる。現在、食品スーパーマーケット業界は54社が上場しているが、その内34社が2月期決算企業であり、11社が3月期決算企業であるので、2月、3月期合計で80%強となり、大半の食品スーパーマーケットの第3四半期決算の公表がこの数ケ月に集中する。本ブログでも順次、決算情報はフォローして行く予定である。

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December 30, 2006 in 経済・政治・国際 |

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