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January 30, 2007

日経MJ1/29で、2006年度新製品ランキングを特集!

  本ブログでも恒例となった日経MJの新製品ランキングであるが、1/29号で2006年度の年間新製品売れ筋ランキングを特集された。通常のランキングに加え、酒が追加され、家庭用品が、化粧品と家庭用品の2つに分かれ、それぞれ客単価ベスト10を掲載しているのが特徴である。このデータは全国34チェーン、195店舗のPOSデータをもとに2006年1月1日から12月31日までに登場した2チェーン以上の店舗で販売実績のある商品を対象としている。本ブログの対象の食品スーパーマーケットであるイズミ、イズミヤ、関西スーパーマーケット、サミット、東武ストア、マルエツ、ラルズなどのPOSデータも含まれており、ほぼ全国の主要食品スーパーマーケットが含まれたPOSデータである。また、通常とは違い、客単価に加え、PI値も算出しており、客単価=PI値×平均単価にもとづいた客単価2D分析でデータを公表しているのが、もうひとつの特徴である。

  さて、今回、対象となった2006年度の6部門(飲料、酒類、菓子、その他食品、化粧品、家庭用品)、60skuの中でNo.1の客単価の商品は化粧品部門のカネボウ化粧品、フェースアップパウダーであった。何と客単価1,363円(1人当たり1.36円)という異常値であり、平均単価は9,541円、PI値は0.014%であった。化粧品は押しなべて客単価は高いが平均単価も10,000円近い商品が多く、PI値は極限まで低い商品が多いのが特徴である。このNo.1商品もPI値は0.014%であるので、2000人/日の食品スーパーマーケットで1日、0.28個であるので、ほぼ4日に1個売れる商品であり、通常の食品スーパーマーケットでは厳しい数字である。これ以外にも化粧品には資生堂のリバイタルクリームエンサイエンスAA、40gも客単価はトップクラスの705円であるが、平均単価が15,474円、PI値が0.005%とみえないくらいの数字であり、客数5000人/日ぐらいの食品スーパーマーケットで、対面販売で対応しないと厳しい商品であろう。

  化粧品についで、客単価の高い新製品が登場したは酒部門であり、特に、第3のビールの新製品がトップ3を独占した。酒類No.1は客単価777円のアサヒビールの極旨、350ml×6缶であり、PI値も0.127%であり、2000人/日の食品スーパーマーケットで2.24個であり、まずまずの数字である。No.2は客単価761円のサッポロビールのドラフトワン、350ml×6缶であり、No.3は客単価741円のサントリーのジョッキ生、350ml×6缶であり、いずれも第3のビールである。客単価も700円(1人当たり0.7円)を越え、酒類の新製品は第3のビールが牽引したといえよう。ただ、第3のビールはビール全体ではまだ約2割ぐらいのシェアであり、今後、これら新製品がビール、発泡酒にどこまで迫れるかが注目である。

  また、注目部門としては飲料部門であり、その中でも何といっても、サントリーの黒の烏龍茶が注目である。客単価763円、PI値0.484%、平均単価158円であり、特にPI値については全6部門、60SKUの中でNo.1である。2000人/日の食品スーパーマーケットで1日平均約10個であり、これは食品スーパーマーケット全約10,000SKUの中でも500位以内には入る超売れ筋といってよい数字であり、文句なしのNo.1ランキングである。No.2は花王のヘルシアウォーターPET、500mlであり、客単価は473円である。No.3の伊藤園の充実野菜、緑黄色野菜ミックスPET、930gも検討しており、客単価は431円である。

  これ以外の部門ではその他商品部門で味の素冷凍食品のギョーザ12個252g、客単価699円、日本ミルクコミュニティのナチュレ恵500gの客単価475円、菓子部門のロッテ商事チョコパイ、パーティパック10個の客単価402円、江崎グリコのポッキー極細、26本×2袋、客単価280円、そして、家庭用品部門の花王のアタック1.1kgの客単価557円、ライオンのトップ1.1kgの客単価375円がある。

  以上が2006年度の新製品売れ筋ランキングのベスト商品であるが、このデータを見てもわかるとおり、客単価1,000円(1人当たり1円)は異常数字であり、売れ筋の基準としては500円(1人当たり0.5円)以上といってよいといえよう。また、重点商品の基準としては300円(1人当たり0.3円)といえ、今後、この基準を越えてくる新製品があれば、要チェックである。また、これは新製品以外の現状の食品スーパーマーケットの商品の中でも同様であり、客単価300円(1人当たり0.3円)以上は重点商品とみて強化し、さらに、客単価500円(1人当たり0.5円)を越えたら売れ筋とみて良い数字といえるので、現場で毎日、客数と売上を電卓でチェックして見ると良いと思う。思わぬ発見があるかも知れない。

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