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March 24, 2007

食品スーパーマーケット、今週の株価、イズミ、丸久、跳ねる!

  今週の食品スーパーマーケット業界の株価はイズミ、丸久に注目が集まった。3/23のイズミの株価は2,215円(+115円、5.47%)と大きく跳ね上がり、83.1万株と通常の3倍以上の売買高であり、大商いであった。イズミの株価は前日も株価を大きくあげており、この2日間、株価がこれまでの下げ基調から反転し、上昇基調へと転じた。一方、丸久の株も、3/23、1,324円(+58円、4.58%)と大きく跳ね上がり、イズミと歩調をあわせるかのような動きをしている。丸久の株価も前日から2日間、上がり続けており、イズミ同様これまで下げ基調であった株価が一転、上昇基調に転じた。ただし、売買高はそれほど大きくはなかった。この両社の株価上昇率は、小売業400社の上場企業の中でも3/23の上昇率はイズミが7番目、丸久が8番目であり、いま投資家から厚い視線が注がれているといえよう。この両社は一昨年の10月に資本・業務提携をしており、今回の連動した株価の動きは、この辺に何らかの動きがあるのかもしれないが、来週の株価がどう動くか注目である。

  イズミ、丸久についで、3/23、株価上昇率の高い食品スーパーマーケットはマックスバリュ東海である。2,380円(+50円、2.14%)であり、小売業全体でも22番目である。マックバリュ東海の最近の株価の動きは約2週間サイクルで山と谷を繰り返しており、3月に入り株価が上昇基調で推移し、3/16には年初来最高値の2,410円をつけた。その後、やや株価を2,330円まで下げたが、ここへ来て、反発、3/23は2,380円となった。マックスバリュ東海以外に、この日、株価上昇率が2%を超えた食品スーパーマーケットがもう1社ある。マルキョウである。820円(+17円、2.11%)であった。マルキョウの株価は2/7に年初来最安値の755円をつけて以来株価は上昇し、2月下旬には800円を超えたが、その後、株価は横ばいで推移していたが、ここへきてまた上昇基調となりつつある。

  上記食品スーパーマーケット以外では、3/23、1%以上の株価が上昇した企業はバロー1,314円(+25円、1.93%)、平和堂1,843円(+33円、1.82%)、相鉄ローゼン468円(+8円、1.73%)、ヤマナカ1,199円(+19円、1.61%)、ヤオコー3,210円(+50円、1.58%)、アークス1,578円(+21円、1.34%)、カスミ664円(+8円、1.21%)、ライフコーポレーション1,578円(+18円、1.15%)、イオン九州1,760円(+20円、1.14%)、マルヤ448円(+5円、1.12%)、エコス797円(+8円、1.01%)の11社である。

  この中で注目はヤオコーである。昨年11月以降、上昇基調で推移しており、2/19には上場来最高値となる3,210円をつけ、その後、株価は上げ下げを繰り返しながらも、ほぼ横ばいで推移し、2/19の最高値と並ぶ3,210円の株価を3/23につけた。ヤオコーの移動平均乖離率を見てみると、5日移動平均2.22%、25日移動平均2.13%、13週移動平均4.18%、26週移動平均9.22%であり、今後の株価の動きに注目である。

  一方、3/23、株価を大きく下げた食品スーパーマーケットは九九プラスであり、103,000円(-3,000円、-2.83%)であった。九九プラスの株価は2/28のローソンとの資本・業務提携の発表を受けて、それまで、90,000円台であった株価が3/6、いっきに163,000円まで上昇したが、その後、株価は急激に下げ、3/23現在103,000円であるが、株価は下げ基調であり、今後、どの辺で落ち着くかが読めない状況といえよう。

  九九プラス以外に3/23、株価を1%以上下げた食品スーパーマーケットは北雄ラッキー410円(-10円、-2.38%)、カウボーイ251円(-6円、-2.33%)、マックスバリュ北海道1,888円(-33円、-1.71%)の3社であり、すべて北海道の食品スーパーマーケットである。先日の本ブログでも触れたコープさっぽろの記事でも言及したが、北海道の食品スーパーマーケット業界はイオン、アークス、コープさっぽろの3つ巴の激しいシェア争いが繰り広げられており、これらの厳しい状況を反映しての株価ともいえよう。

  余談だが、今回食品スーパーマーケットとは業態が違うが、地方百貨店である丸栄の株価が激しい値動きをしている。3/23の株価は360円(-17円、-4.50%)であり、上場小売業約400社の中でもこの日8番目の株価値下がり率である。丸栄は大丸と松坂屋の経営統合の発表があってから急に株価が上昇しており、それまで220円前後で推移していた株価が3/19には年初来最高値の426円まで急上昇する異常な株価の動きであった。5日移動平均は-2.43%であるが、25日移動平均は27.65%、13週移動平均は44.00%、26週移動平均は51.89%と異常な動きであることがわかる。M&Aが絡むとこのような株価の動きとなり、今後、食品スーパーマーケット業界も本格的なM&Aの時代となり、丸栄の株価の動きはその意味で注目の株といえよう。

  このように3/23の株価はイズミ、丸久が連動して急上昇しており、また、ヤオコーをはじめ、食品スーパーマーケット業界の株価に注目が集まりつつあるといえよう。来月には2月期決算企業の本決算の公表がはじまり、5月には外資への三角合併も解禁されることとなり、今後の食品スーパーマーケット業界の株価からはしばらく目が離せない状況が続くといえよう。

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