« 吉野家、2008年第1四半期、大幅な増収増益、牛丼効果絶大! | Main | 政治もPI値からPPIへ、自民大敗、民主大躍進! »

July 29, 2007

日経MJ、新製品ランキング、7/27、飲料、アイスに注目!

   恒例の日経MJ、新製品ランキングが7/27、公表された。今週も飲料が好調であるが、これまで、飲料のトップを争っていたヤクルトが初登場から3ケ月を経過したため、ランキング表からはずれ、今週の飲料トップであり、全体としてもトップとなったのは日本ミルクコミュニティのメグミルク1L、客単価1,025円(1人当り1.025円)であった。先週比が253円下がっていることが気になるが、1,000円を越える超Aクラスの客単価の新製品はこの1品のみであり、いかに客単価1,000円が大きな数字であるかがわかる。ただ、この新製品もそろそろ初登場から3ケ月となるので、今後、飲料は断トツの新製品が不在となる混戦が予想される。

   飲料では7/28も日経新聞に「清涼飲料上期2年ぶり増」、「暖冬、好天追い風に、ビール系とは明暗」という記事が掲載され、清涼飲料大手5社の今年上半期の商品投入数が公表された。それによると、今年上半期の飲料の販売数量が8億ケース強となり、104%になったという。これは2年ぶりのことであり、ビールは逆に昨年を下回っており、明暗がわかれたという。飲料総研の調べによれば、特に、ミネラルウォーターが好調で、国産、輸入合計で117%の伸びであるという。企業別ではコカ・コーラグループが104%、サントリーが106%、キリンビバレッジが106%、伊藤園が110%、アサヒ飲料が108%であったという。この中でも伊藤園が110%となった要因はおーいお茶が110%、充実野菜ブランドが111%と、これらが全体を牽引したという。

   実際、今週の新製品週間ランキングでもNo.2に伊藤園のおーいお茶緑茶500mlペットボトル、客単価876円、No.3にもおーいお茶濃い味、500mlペットボトル、客単価439円とその数字を裏付けている。しかも、No.2の緑茶の方はカバー率が99.0%とこのPOSデータの対象34チェーン194店舗のほとんどの店舗に導入されており、今週の全新製品ではカバー率No.1である。日経新聞の記事では大手5社の新ブランド数が一覧表となっているが、既存商品の刷新、既存ブランド活用の新商品を除く、純粋な新ブランドでは伊藤園が14ブランドと2位のサントリーの10ブランドを抜きトップであり、伊藤園の新製品の開発力が今期は頭抜けているといえよう。サントリーは既存商品の刷新では16品とトップであり、コカ・コーラグループは既存ブランド活用の新商品では36品とトップである。全体では46品のコカ・コーラグループ、44品のサントリー、40品のアサヒ飲料がベスト3である。

   飲料についで、今週注目は、いよいよ夏本番を迎えるアイスクリームである。アイスクリームはここ最近この新製品週間ランキングで取上げている平均単価がポイントとなる典型的な商品である。今週もNo.1はハーゲンダッツジャパンのドルチェティラミス110ml、客単価206円であり、No.2はロッテ冷菓のクーリッシュ<バニラ>140ml、客単価198円であり、僅差である。この2品はティラミスが平均単価258円、クーリッシュが平均単価101円であり、平均単価が両極端の商品であるが、客単価はPI値×平均単価であるため、PI値がティラミスは0.079%、クーリッシュはその2.5倍の0.196%であるため、客単価はほぼ同じとなる。このため、客単価で見ると、どちらもほぼ同じであるが、平均単価はティラミス、PI値はクーリッシュと対象的な商品であり、実はこの2つを同時訴求することが、客単価の相乗効果を生み、売場が活性化する。アイスクリームの客単価アップはここがポイントである。

   アイスクリームについては、富士経済が、首都圏約250店舗の食品スーパーマーケット、コンビニのPOSデータを順位のみ、無料で公表しているが、それを見ると、ハーゲンダッツではドルチェがやはりNo.1であり、No.2はミニカップバニラ、No.3はクリスピー練乳いちご、そして、No.4に日経MJ新製品ランキングでもNo.3のクレームブリュレが入っている。新製品のトップクラスの商品は定番でも上位を占めていることがわかる。

   飲料、アイスクリーム以外には、その他食品の日清食品の焼チキン5食パック425g、客単価555円で初登場No.1となった。また、家庭用品のNo.1はカネボウ化粧品、ブランシールホワイトニングコンクルージョンセットⅣ(医薬部外品)40ml+25ml+15mlが客単価505円であり、今週は飲料の2品とこの2品を合わせて4品が客単価Aクラスの500円以上の新製品であった。菓子では客単価はCランクであるが、No.1はカルビー、夏ポテトこだわりの球美の塩80g、客単価248円、No.2に同じくカルビー、夏ポテト紀州の南高梅75gが客単価219円であった。

   このように、今週も飲料が好調であり、しかも、日経新聞に見るように、飲料業界も好調であるという。また。アイスクリームでは見事に平均単価の高い新製品と低い新製品がNo.1、No.2となり、新製品の中にも客単価アップのポイントが垣間見える。今後、当面、この2つの部門は夏場にかけて注目部門であるといえ、この機会に、これら新製品を含め、売場づくりに再度取り組んでみたいところである。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
Mixi(ミクシィ)に食品スーパーマーケット最新情報のコミュニティを創設!(現在180人)
週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ!スタート(現在767人)
PI研厳選!オリジナルe-book、CD 発売!

July 29, 2007 in 経済・政治・国際 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 日経MJ、新製品ランキング、7/27、飲料、アイスに注目!:

Comments

Post a comment