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July 25, 2007

青果相場情報、野菜一部で高騰、果物安定、明暗分かれる!

    ここ最近、野菜の一部の相場が高値である。東京都中央卸売市場の直近の第3週、7/13から7/19の野菜の相場状況を見ると、レタスが前年同期比237%、キャベツ177%、なす166%、きゅうり136%、いんげん135%、なましいたけ131%、ほうれんそう124%となり、120%以上の相場高の商品が続出している。大田市場によれば、原因は、台風4号が九州・四国地方に豪雨をもたらし、もともと大雨被害を受けていた九州地方において、露地野菜が湿潤被害を受けているためであるという。また、この週の入荷状況は、天候不順の続く中に台風4号・新潟県中越沖地震の影響が加わり、全般に少なめの入荷となったことも大きいという。さらに、関東地方の曇天、東北地方及び北海道の低温・干ばつなど各地で天候不順が続いていることも加わり、先にあげた野菜の一部の相場が高騰しているという。

    最も相場高となったレタスについては、7月第3週が先にあげたように、237%、第2週は185%、第1週は99%であったので、第2週からの相場高であることがわかる。同様に、キャベツは第3週が177%、第2週が123%、第1週は100%であり、なすも第3週が166%、第2週が114%、第1週が67%であるので、第2週から異変が起きたといえる。今後、これらのレタス、キャベツ、なす、きゅうり、いんげん、なましいたけの動向には注意が必要であるといえよう。

    一方、逆に、7月第3週、相場が下がった野菜もある。えだまめ73%、ねぎ73%、だいこん82%、とうもろこし90%とこれらの野菜は昨対を下回っており、相場安の状況である。7月第2週ではだいこん73%、はくさい76%、ピーマン79%、トマト87%、とうもろこし96%であり、第2週からはじまった野菜の一部での相場高騰の中でもこれらの野菜は相場安の状況が続いている。

   相場情報は日別でも見れるので、先週まで高値で推移していた野菜、レタス、キャベツ、なすについて7/24の状況を見てみると、レタスは長野産がやはり高騰しており、10キロ3,150円の相場である。先週が2,625円であったので、さらに高騰しており、レタスは当面高値が続きそうである。キャベツについては群馬県産が先週は10キロ1,365円であったが、7/24は1,155円と下がっており、安定してきたといえよう。そして、ナスであるが、先週は栃木県産が5キロ3,150円であったが、7/24も3,150円と依然として高値圏である。

   これに対して、果物の相場状況であるが、台風4号の影響も野菜ほどはなく、現在若干の遅れはあるものの、ほぼ順調に入荷しているという。実際、前年同期比で150%を越える果物はなく、130%台のものが、もも137%、ハウスみかん136%、なし130%であり、120%台もこだますいか122%のみである。逆に、相場安となった果物はスイカ77%、クインシーメロン77%、ぶどう78%、すもも87%という状況であり、全体としては安定した相場であったといえよう。ちなみに、人気の宮崎産マンゴーであるが、第2週ではキロ2万円の高値をつけているという、終盤を迎えた第3週でも高値で取引されているという。

   また、果物の季節物であるスイカとメロンについて、7/24の日別の状況を見てみると、スイカは先週が千葉産が13キロ2,940円であったが、7/24は産地が千葉産から山形産に移っているが、13キロ3,150円と若干上昇している。メロンについては、茨城産のクインシーメロンが5キロ2,100円、山形県産のアンデスメロンが1,890円であったが、7/24はクインシーメロンは取引がなく、山形産のアンデスメロンが5キロ1,890円と同じであった。果物は依然として安定した相場が続いているといえよう。

   ちなみに、ここにあげた野菜と果物の1g当りの価格を卸売り価格であるが見てみると、7/24の野菜のレタス0.315円、キャベツ0.1155円、ナス0.63円であり、果物のスイカは0.242円、メロンは0.378円となる。野菜も果物も1g当たりではほぼ同じであり、小売段階で見ると30~50%上乗せになるが、約1g0.5円といえ、他の生鮮品や以前本ブログでも取り上げた加工食品と比べても低いといえる。また話題の宮崎産マンゴーであるが、キロ2万円ということであり、1g20円であり、いかに高額であるがかわかる。

   このように、先週の青果の相場は台風、天候不順、地震などにより、一部野菜が高騰しているが、今週に入っても高値が続いている野菜もあり、当面、これらの動向が気になるところだ。逆に果物はほぼ安定した相場であるといえ、季節物はむしろ安値気味で推移しており、果物に関しては今週も安定した相場が続きそうである。先週は野菜と果物では対照的な動きであったが、特に、野菜は台風、天候等の動きを受けやすく、つゆがあけ、台風シーズが近づきつつあるので、相場動向には今後とも注意が必要といえよう。

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July 25, 2007 in 経済・政治・国際 |

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