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August 30, 2007

青森で魚のブログはじまる、ブログのおもしろい使い方!

   青森のクライアントでブログがはじまった。三沢にあるイオンの下田ショッピングセンターに入っている鮮魚専門店からの旬の魚のブログである。いずれ検索にかかってくるかと思うが、「目時の目利き!」というテーマのブログであり、店長が、毎日、今日の一押しの旬の魚を朝一番に紹介するという内容である。ひょんなきっかけで突然はじまったブログであるが、こんな使い方もあるのかと、なかなかおもしろいブログになるのではと密かに期待をしている。まだ、スタートして数日であるので、今後、どうなってゆくか予想がつかないところもあるが、とりあえず何とかスタートがきれた。当初はブログをつくるつもりではなく、売場をじっくり視察し、いつものように改善案を提案し、その改善案をどのように実行し、その売場の業績アップにつなげるかをつめていた。

   まず、主力のマグロの売場を見ると、この日はメバチが主力であり、冷凍のメバチをメインに太平洋産、台湾産がブロック主体に品揃えされ、これに生のメバチが加わり、さらに、中バチ、大バチが加わる。そして、この日は、最高グレードの本マグロまで品揃えされていた。朝早かったので、ブロック売りが主体であり、1柵、2柵で売られていた。ネギトロ、ブツ切りもあり、平台8尺以上のスペースをとってのマグロの売場である。

   気になったのは価格帯であり、マグロは鮮魚の中で唯一といってよいプライスラインによるマーチャンダイジングが可能な商品といえ、中心プライスに対して、上限プライス、下限プライス、さらには最上限プライス、最下限プライスと基本3プライスラインであり、それに上下2つが加わり、理想は5プライスラインとなる典型的なプライスラインによるマーチャンダイジングがポイントとなる商品である。それぞれのプライスラインにきれいに魚種、部位が当てはまり、バチマグロに対し、上が本マグロ、下が黄肌マグロとなり、最上位は魚種というより、中トロ、大トロなど最高部位の商品群となり、最下限はビンチョウマグロとなる。また、これに、冷凍、生が加わり、中トロ、大トロなどの最高級の部位も加わるので、業種+冷凍・生+部位の組合せとなり、その無限の組み合わせの中から、どこに照準を絞り、プライスラインによるマーチャンダイジングを組むかが大きなポイントとなる。

   特にプライスラインによるマーチャンダイジングのポイントは顧客をいかにワンランク上のプライスラインに誘導できるかが最大のテーマであり、ワンランク上に誘導できた時に、PI値×平均単価=客単価の平均単価がアップし、客単価が上がり、結果的に売上がアップすることとなる。したがって、プライスポイントをしっかり確立し、魚種の移動、部位の移動、冷凍から生への移動がスムースにできるように品揃えを行い、プレゼンテーションを工夫できるかがポイントとなる。実際、売場を見てみると、プライスラインの設定に無理があり、かつ、ボリュームディスカウトを意識しすぎ、2柵の値引きがマチマチで、利益が取りにくい売場づくりとなっていた。そこで、再度、最重点商品を明確にし、品揃えを確定し、プライスラインを再構築し、相乗積で利益シミュレーションを行い、マグロの売場の見直しをはかった。

   マグロがとりあえず、固まったので、次に、鮮魚専門店のもうひとつの強さのポイントである丸物のコーナー化と魚種の選定、今後の仕入れの方針を詰めた。また、丸物の販売場所が分散していたので、バックヤードの直ぐ前の平台にコーナーをつくり、クッキングサポートも可能な限り行う体制をどのように、どう実施してゆくかを検討した。

   そして、ここからがブログに結びついたことであるが、主客動線の先頭の平台の一角に今日の一押しの旬の魚を市場で毎日見つけ、必ず1品訴求してゆく場所をつくり、ショッピングセンターに来店している顧客の客数PI値を引きあげ、PPI、平均単価アップにつなげ、客単価アップをはかるきっかけをつくろうという提案をした。ここが今後、この店舗の最大の魅力となり、また、マグロへ、丸物へ、そして、他の商品群へつながってゆく重要な場所となるので、これを今後、継続する良い方法はないかと思い、思いついたのが「目時の目利き!」というブログである。ただ、パソコンが自宅にないということがわかり、挫折しかけたが、携帯メールと写メールでやってみようということになり、すぐに、本部に戻り、OCNでブログを開設し、モバイル設定をし、携帯でブログへの投稿可能な体制をつくり、その日、朝一番でつくったイカの売場写真とそのイカの一押しの理由を携帯メールでモバイル投稿してもらったところ、うまくいった。
 
   これでとりあえず、スタートが切れたので、挫折しなければ、明日以降毎朝、青森発の旬の一押しの魚が毎日ブログに、写メールと一押しコメント付でアップされるはずである。ブログ、「目時の目利き!」が今後、軌道に乗るかどうか、若干の不安はあるが、大きな期待と希望をもって、私も時々、コメントを入れながら、見守ってゆきたい。

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