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September 29, 2007

日経MJ新製品週間ランキング、20070928、秋冬バージョンへ!

   恒例の日経MJ新製品週間ランキングが9/28、公表された。先週ぐらいから本格的な秋冬バージョンとなり、春夏の新製品とはすっかり様変わりした。特に菓子、その他食品(食品、日配、加工肉等)、冷凍食品が大きく変化しており、この季節特有の新製品が上位を占めはじめた。菓子に関しては、ベスト10の内、ベスト4を含む6品が初登場でランクインしており、特に、変動が激しい部門である。また、全新製品で見ても、客単価もAランクの500円以上(一人当たり0.5円)が2品、Bランクの300円以上が6品、Cランクの200円以上が10品と客単価も回復しつつあり、新製品に対する消費者の支持も急上昇である。

   このような中で、今週(9/28)、全新製品の中でNo.1の客単価は、家庭用品部門のマックスファクター、SK-Ⅱサインズトリートメントトータリティ80gであり、客単価は何と1,544円(1人当り1.54円)である。客単価500円を越えればAクラスであるので、1,500円は異常値である。先週が130位だった新製品であり、先週比1,530円アップであり、平均単価が13,162円から12,436円と94.4%となっているので、一部の店舗で強力な価格訴求がかかった可能性が高く、まさに異常値である。カバー率が25.6%であるので、全対象33チェーン193店舗で見ると、約50店舗の数字であり、このようにカバー率が低い場合は、一部の店舗で強力に価格訴求が入ると全体の客単価が跳ね上がることがあるが、今回のデータはその典型的な事例といえよう。また、平均単価が10,000円を越えるような高額な場合も、少しの数量の動きで客単価は跳ね上がる傾向があるので、注意が必要である。

   ちなみに、客単価=PI値×平均単価であるので、この新製品のPI値を逆算してみると、1,544円(1,000人当り)=PI値×12,436円であるので、PI値は0.012%となり、2,000人/日の平均的な食品スーパーマーケットで0.24個/日となり、5日に約1個売れる新製品ということになる。客数が5,000人であれば、1日1個は売れるので、10,000円を越える新製品を導入するのであれば、客数が5,000人/日は欲しいところだ。

   さて、今週の最も注目の部門は菓子部門である、先にも述べたが、ベスト10の内、ベスト4を含む、6品が初登場でランクインしており、ここへ来て、菓子は注目の部門である。No.1からNo.3まで、江崎グリコが独占し、いずれも初登場である。No.1はアーモンドプレミオ12粒、客単価310円、カバー率89.7%、No.2はアーモンドプレミオ<ほろにがビター>12粒、客単価203円、カバー率89.7%、そして、No.3はデザートポッキー<カカオ香るダブルショコラ>3本×4本、客単価199円(約200円)、カバー率74.9%である。菓子部門の客単価200円以上のものは以上3品のみであるが、ここへ来てチョコレート関連を中心に菓子の新製品が増えており、客単価Cクラスの200円以下にも注目したい。

   菓子部門についで、その他食品部門が今週は注目部門である。先週、1,070円という異常値であった日清食品、カップヌードルきのこバター醤油風味78gが引き続きNo.1であるが、さすがに、客単価はダウンし、今週は527円ダウンの543円であった。まだ、若干高い数値といえ、来週以降どの辺で落ち着くかがポイントである。No.2はミツカン、金のつぶ超やわらか納豆とろっ豆45g×3パック、先週4位からのランクアップであり、客単価は367円である。No.3は先週2位の日清食品、どん兵衛3種のきのこのみそちゃんぽんうどん88g、客単価342円、No.4が同じく日清食品、焼そばU.F.O.きのこ入り旨味オイスターソース焼そば124g、客単価276円、そして、No.5がカゴメ、植物性乳酸菌ラブレヨーグルトタイプ110g、客単価243円であった。以上が客単価Cクラスの200円以上の新製品である。

   そして、もうひとつ、注目は冷凍食品部門であり、No.1、No.2は先週と同じであり、No.1は味の素、エビシューマイ12個入袋168g、客単価337円、No.2はハーゲンダッツジャパン、ミニカップビターキャラメル120ml、客単価240円であった。ベスト10の中に6品アイスクリーム、4品冷凍食品と夏場のアイスリーム独占は崩れ、バランスのよい品揃えとなってきた。

   また、飲料であるが、No.1は先週と同じ、日本コカ・コーラ、爽健美茶オータムヴィーナス500mlペットボトル客単価448円であるが、No.2は初登場のカゴメ、野菜生活100赤の野菜930g、客単価272円、No.3も初登場のサントリー、Gokuri Sweet Lemon400g、客単価249円、No.4、No.5もサントリーであり、伊右衛門焙じ茶500mlペットボトル、客単価215円、クールミントサイダー490ml、客単価214円、そして、No.6にキリンビバレッジ、午後の紅茶スペシャルダブルベルガモット460ml、客単価204円が入った。

   最後に、家庭用品であるが、No.1はじめに取上げたので、No.2は初登場の資生堂、TSUBAKIゴールデンリペア誕生セット(トリートメント付)220ml+220ml+120g、客単価334円であり、No.3は王子ネピア、ネピアティシュ200組×5パック、客単価209円であった。

   以上が、今週の新製品ランキングであるが、各部門とも初登場で上位にランクインした新製品が多く、ここへきて秋冬バージョンの新製品が消費者から確実な支持を受けつつあり、ここしばらくは、各社の新製品の動向、特に、その客単価には注目である。

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September 29, 2007 in 経済・政治・国際 |

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