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September 01, 2007

食品スーパーマーケット、8/31、今週の株価、2極化!

   先々週のサブプライムローンショックから約2週間が過ぎ、株価は徐々に戻し始めており、今週末8/31の日経平均株価は16,569.09円(+415.27円、+2.57%)となり、上昇基調で終わった。この日の業種別の動きを見ても、全33業種すべての株価平均が上昇しており、騰落率最大5.08%の鉱業から最小0.13%の電気・ガス業まで、約5%の狭い範囲であるが、8/28は全面高の状況といえる。ちなみに、小売業は0.46%と下から2番目の32番目であり、上昇しているとはいえ、他の業種に比べると上げ幅は小さかったといえる。このような状況の中で、食品スーパーマーケット業界の株価も全体の動きに応じて、今週は概ね上昇気味で推移しているが、一方では大きく下がっている株価もあり、2極化の動きであるといえよう。そこで、このような食品スーパーマーケットの今週の株価の状況を5日移動平均乖離率をもとに見てみたい。

   No.1の5日移動平均乖離率の食品スーパーマーケットは、アークランドサカモトである。アークランドサカモトは純粋な食品スーパーマーケットではないが、生鮮3品、惣菜を含む食品にも力を入れた巨大ホームセンター、ムサシを展開しており、ここでは食品スーパーマーケットとして株価の推移を見てみたい。その株価であるが、5日移動平均乖離率は6.37%であり、8/31現在、株価は2,220円(+80円、+3.73%)であり、小売業約400社弱の中でも4番目であった。実際、ここ最近の株価の推移を見ても8/21につけた1,700円を底値に8/31まで一本調子で上昇しており、株価に勢いが感じられる。

   No.2はOlympicであり、5日移動平均乖離率は4.20%であり、小売業界全体でも11位という高さである。8/31の株価は719円(+18、+2.56%)であり、前日の8/30も含め、大きく株価が跳ね上がっている。特に、売買高が8/31は33,800株と通常の約3倍となる大商いであり、来週以降の株価が注目される。No.3はアークスであり、5日移動平均乖離率は3.89%であり、小売業界でも13位に入った。8/31の株価は1,709円(+43円、+2.58%)であり、売買高はさほど高くはないが、ここ数日、右上がりで推移している。アークスは8/10には年初来最安値となる1,427円をつけ底を打ったが、その後株価はもどし、ここ最近では5日移動平均乖離率が示すように上昇基調で推移している。

   以上が5日移動平均乖離率で見た場合の食品スーパーマーケット業界のベスト3であるが、ベスト10までをざっと見てみると、No.4がヤオコー(2.77%)、8/31の株価は2,960円(+95円、+3.31%)、No.5が九九プラス(2.74%)、8/31の株価は74,800円(-1,500円、-1.96%)であり、株価は下がっているが、5日移動平均では上昇している。No.6はタイヨー(2.47%)であり、8/31の株価は1,285円(+35円、+2.80%)、No.7はカウボーイ(2.17%)、8/31の株価は188円(0円、0.00%)であり、No.8はベルク(2.05%)であり、ちょうど小売業界では50位となる。8/31の株価は1,240円(+47円、+3.93%)である。そして、No.9はサンエー(1.85%)であり、8/31の株価は3,620円(+20円、+0.55%)、No.10はヤマザワ(1.82%)であり、8/31の株価は1,620円(+30円、+1.88%)である。

   これに対し、8/31現在、5日移動平均乖離率が最も下がった食品スーパーマーケットは北雄ラッキーであり、-5.97%である。小売業界全体でも5番目に下がり幅が大きく、8/31の株価は425円で動きがなかった。北雄ラッキーの株価は通常でも大きな商いはなく、株価の取引は低調であるが、ここ最近は右下がりに動いており、気になるところである。次に大きく5日移動平均乖離率が下がった食品スーパーマーケットは丸久(-3.57%)であり、8/31の株価も890円(-30円、-3.26%)と8/29につけた年初来最安値の889円に1円の差であり、ここ最近厳しい株価が続いており、7/30以降右下がりの傾向が続いている。丸久は25日(-9.46%)、13週(-12.48%)、26週(-19.67%)と、移動平均乖離率は短長期的にすべて下がり基調であり、株価が今後、どの辺で落ち着くか予断を許さない状況といえよう。そして、3番目に大きく5日移動平均乖離率が下がった食品スーパーマーケットは大黒天物産(-3.37%)であり、8/31の株価も801円(-18円、-2.19%)と下がっており、しかも、この日は800円と上場来最安値をつけており、厳しい株価が続いている。

   このように、ここ数日の株価の推移を5日移動平均乖離率で見てみたが、8/31現在、食品スーパーマーケット業界は真っ二つに別れており、今回、株価が右上に上向き始めた上昇基調の食品スーパーマーケットベスト3のアークランドサカモト、Olympic、アークスと、依然として、株価が下向きの下げ基調の食品スーパーマーケットのワースト3の北雄ラッキー、丸久、大黒天物産と比べてみると対照的な株価となっている。特に、大黒天物産のように、ここ最近の下げが上場来最安値となるなど、厳しい株価の食品スーパーマーケットもあり、来週以降の株価の推移がどのように動くかが注目である。

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