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September 26, 2007

セブン&アイホールディングス、ネットショッピングに本格参入!

   最近、セブンイレブンの店頭にセブン&ワイという看板の文字を目にするようになった。セブン&アイの間違いではと思っていたら、9/7、セブン&アイホールディングスがこれまでのネットショッピングサイトを刷新し、そのサイト構築を子会社のセブン&ワイが行い、セブンイレブンでも注文した商品を受け取ったり、代金の支払いができるようになったので、セブン&ワイの看板がかかげられていたということであった。ネットショッピングは食品スーパーマーケット業界でも多くの企業がここへ来て立ち上げているが、購入した商品をコンビニで受け取り可能な仕組みは業界初であり、今後の動向に注目である。

   イトーヨーカ堂では現在全国38店舗でお買物代行サービスを実施しているが、これを2008年春までに80店舗へ拡大する計画であるといい、この有店舗宅配に加え、今回のネットショッピングで無店舗宅配が加わることになり、顧客へ対しての多様なサービスの提供が可能となる。小売業界でも有店舗販売に加え、ITを駆使した無店舗販売が今後の大きなテーマになるといえよう。

   今回のセブン&アイのネットショッピングの最大の特徴はコンビニのセブンイレブンとの協業態勢がとったことにあるといえよう。全国11,848店舗のセブンイレブンの店舗でネットショッピングで購入した商品の支払い、受取りが可能となり、送料・手数料が無料となったことである。通常の宅配では2,500円以上の購入があれば送料は無料だが、セブンイレブンを使えば、これも無料となるので、顧客にとっては、通販が便利で安くなる。また、セブンイレブンにとっては商品購入の手数料が入るだけでなく、顧客の来店頻度が上がることになり、一石2鳥のメリットがある。すでに、セブンイレブンではポイントカードの電子マネーnanacoが大ヒットし、顧客の来店頻度アップにつながっており、これに拍車がかかる可能性が高い。セブンイレブンはその意味で来店頻度に焦点をあてたマーケティング戦略をここのところ矢継ぎ早に実践しており、既存店の活性化がどこまで進むか、今後の中間決算、本決算の数字が注目される。

   さて、今回のセブン&アイホールディングスのネットショッピングの内容であるが、商品に関してはイトーヨーカ堂が担当しており、約10万点の商品、衣料品4.4万点、住関連品4.8万点、食料品0.8万点でスタートした。カテゴリーは全部で7つであり、①食品・お酒、②キッズ&ベビー、③ファッション、④住まいと暮らし、⑤おもちゃ・ゲーム、⑥美容・健康、⑦ギフトである。実際ネットショッピングに入って見ると、オークワのネットスーパーのリアリティさはないが、シンプルな画面になっている。特に、ネットの特徴である速報性をいかし、1時間ごとに24時間のランキングを右端で公表しており、いま、どの商品に人気が集まっているかが一目でわかるようになっている。

   たとえば、食品・お酒のカテゴリーを見てみると、ベスト5は、No.1、セブンプレミアム炭酸水、500ml、No.2、タカモリところてんスープ付き450g、No.3、大塚クリスタルガイザー500ml大塚ベバレジ、No.4、新米19年産あたたか産地限定茨城ミルキークイーン5kg、No.5、ヴェルデメロンパン風トーストスプレッド135gキユーピーである。さらに、飲料に絞り込んでみると、No.1は、セブンプレミアム炭酸水500ml88円であり、PBのセブンプレミアムがトップである。No.2はカゴメ百年品質トマトジュース190g×30缶1ケース4,650円、No.3はサントリー黒烏龍茶350ML×24本4,032円、No.4はサントリー黒烏龍茶1L×12本5,376円であり、No.3、No.4に発売当初から日経MJでもトップを走っていた黒の烏龍茶350ml、1Lがケースで入った。そして、No.5は、セブンプレミアム麦茶500ml×24本2,112円 であり、さすがPBは強いといえる。

   また、おもちゃ・ゲームを見てみるとベスト5は、No.1人生銀行金運色、タカラトミー4,580円、No.2人生銀行恋愛色、タカラトミー4,580円、No.3イトーヨーカドー限定トミカ迷彩カラーコレクションシリーズ3台セット、タカラトミートミカ1,260円、No.4PSP用目にラクシートP、ゲームテック610円、そして、No.5Wii本体25,000円が入っている。

   このように、セブン&アイホールディングスが子会社のセブン&ワイを通じて、これまでのネットショッピングを再編成し、イトーヨーカ堂が商品を担当し、全国のセブンイレブンと商品の代金支払い、受取りができる体制を構築し、本各店なITを駆使した無店舗販売に乗り出した。すでに、先行している食品スーパーマーケットは地域密着型の生鮮、日配、食品に力を入れており、ネットショッピングの世界でも、現実の世界と同様、食品スーパーマーケットとGMSとの競合が進み、やがてどこかで住み分けがなされてくるものといえよう。今後の各社のネットショッピングに注目したい。

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September 26, 2007 in 経済・政治・国際 |

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