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October 28, 2007

いなげや、ブルーミングブルーミー2号店(高級スーパー)を出店!

   いなげやが10/25、新業態、高級食品スーパーマーケット路線をめざしたブルーミングブルーミー2号店、鴻巣駅前店を埼玉県鴻巣市に出店した。いなげやはすでに2007年4月に横浜市港北区に1号店のブルーミングブルーミーを出店しており、その後の新店が今回のブルーミングブルーミー2号店の鴻巣駅前店であるので、食品スーパーマーケットの高級化路線が鮮明になったといえよう。また、この間、付加価値の高い惣菜売場を拡大し、品揃えを強化する店舗改装を10店舗以上取り組んでおり、新規出店戦略、既存店改装ともに高級化、付加価値の高い惣菜強化型への取り組みであり、構造改革の年と位置付けたこの2年間であるが、今後の店舗戦略が鮮明になったといえよう。

   いなげやは3月期決算であるため、中間決算の公表は来月初めとなると思われるが、この10/23に中間業績予想の修正を公表している。それによると、営業収益は予想よりも1.2%増加する予想ではあるが、営業利益-19.3%、経常利益-11.7%と減少し、当期純利益は赤字幅がさらに拡大し、-2.2億円になる見通しであるという。その理由を、「管理費が大きく増加したことによるものです。当社では、店舗競争力を強化するため、惣菜部門強化を主眼とした店舗改装を展開しており、営業収益につきましては当初予想を上回る増収となることができました。しかし、一方、費用面において、改装に伴って修繕費が膨らんだこと、および将来に向けての新設店舗用地の取得に伴う公租公課を引き当てたこと等により、管理費が大きく増加したことから、営業利益、経常利益、中間純利益ともに当初計画を下回ることとなりました。」と説明しており、現在推し進めている新業態開発、惣菜強化型への店舗改装の負担が重く、売上増にはつながってはいるが、経費、投資負担が厳しい状況となっているといえよう。ただ、今後、この高級化、惣菜強化型の路線を進むことによって、粗利率が改善されてくれば、経費増を賄うことは可能であり、そのバランスがポイントであるといえよう。

   さて、新店のブルーミングブルーミー2号店、鴻巣駅前店であるが、10/26の日経流通にも載っていたが、加工食品の約2割を通常店舗とは違う品揃えとするなど高級品から普及品まで選べる楽しさを前面に出したという。売場面積は約750坪であり、1号店のブルーミングブルーミー港北店よりも、約2割大きいという。日経MJの記事では、この4月にオープンした1号店の売上状況も載っているが、それによると当初数ケ月は目標を下回っていたが、最近では常連客と遠距離からの来店客が増え、目標を上回っているという。ブルーミングブルーミー1号店の港北店の年商目標は21億円、この2号店は23億円であるので、いなげや128店舗の単純平均年商は17.2億円であるので、約30%高い売上規模となる。

   現在、ブルーミングブルーミー鴻巣駅前店のオープンちらしが入っているが、さすがに高級感漂うちらしとなっている。生鮮3品の目玉が鮮魚では本鮪、三重県産、100g980円、8切れ980円であり、青果は生産者限定野菜のにんじん1袋98円、トマト1パック298円であり、精肉では褐毛和牛(かつもう)、ステーキ用、1,000円(100g667円)である。褐毛和牛は和牛4品種の1つであるといい、赤身肉が特徴であるという。これ以外にも鮮魚では活〆ぶり4切れ500円、生かき生食用298円、青果では種無し柿1個50円、レタス1個90円、精肉では伊藤ハム、糸巻き焼豚ブロック500円、トーチクハムブロック500円、国産豚肉ブロックヒレ100g100円と続く。そして、自慢の惣菜であるが、四季の炊き込み御飯弁当480円、韓国メンチカツ1個98円、よりどり5個480円、酢豚中280円、大550円、ロースカツ丼、ひれかつ丼、えびフライ・ひれかつ丼各448円、満足にぎり寿司880円、二色ちらし680円と生鮮3品と惣菜を強化したちらしとなっている。

   また、ブルーミングブルーミーには、ブログもあり、副店長が中心に様々な最新情報を発信している。まだ、オープン後の内容はないが、オープン前の数日のブログをいくつか見てみると、10/23では新しく入荷したせんべいの紹介があり、足袋の形をしたちびたびを写真付で取上げていた。10/22には惣菜店の北京飯店、鶏肉専門店のとりせいを取上げていた。10/20には埼玉産のビールが紹介されており、川越産金時薩摩芋を使用したコエドブルワリー赤紅、漆黒を取上げていた。

   このようにいなげやの新店、ブルーミングブルーミー2号店の鴻巣駅前店が10/25に新規オープンし、順調にスタートをきったといえる。今後、いなげやは、この新業態を主力店舗として、出店がなされてゆく予定であり、既存店の惣菜売場の改装とあいまって付加価値の高い業態転換を急激にすすめてゆく方針であるという。ただ、現段階では、この中間決算の業績予想を見ると、経費、投資額の上昇が収益に追いつかない状況が見られ、この点が今後、ブルーミングブルーミーが軌道にのり改装された惣菜強化型店舗が改善されてくるかが大きな課題であるといえよう。いなげやの、次の中間決算、そして、本決算に注目したい。

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October 28, 2007 in 経済・政治・国際 |

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