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November 25, 2007

食品スーパーマーケット、最新の株価、東武ストアトップ!

   この数週間、株価は厳しい動きをしており、日経平均の推移を見ると、10月前半までは17,500円近辺まで株価は上昇していたが、その後、ほぼまっさかさまに下落し始め、とうとう15,000円を割り、11/22現在、14,888円という厳しい数字が続いている。この背景にはアメリカのサブプライムローンの影響が大きいといえ、今後、どこまで消費への影響があり、さらには、金融機関の経営の悪化につながるかが読みにくい状況といえ、当面、この問題が一段落するまでは株価の大きな上昇は難しいといえよう。

   このような中で、11/22現在、最新の上場小売業約400社の長期的な株価のトレンドである26週移動平均乖離率を見てみると、No.1は東武ストアであった。11/22現在の株価そのものは439円とけっして高くはないが、26週移動平均乖離率は19.29%とNo.2のカッパクリエイトの17.12%、No.3のリンクセオリーの13.81%を引き離し、トップとなった。5日移動平均1.38%、25日移動平均10.85%、13週移動平均14.62%と短中長期ともにプラスで推移しており、現在、注目の株価といえよう。実際、東武ストアのチャートを見ると、この9月までは350円前後で低迷していたが、その後、株価は10月頃まで徐々に上昇しはじめ、10月の前半には370円から380円の株価となった。その後、11月に入ると株価は急上昇に転じ、わずか、1ケ月で450円前後まで跳ね上がった。

   この10/9に公表された中間決算時の東武ストアの業績をみても、この数年を比較すると急激に経営内容が改善している。過去3ケ年間の純利益の推移は12.02億円(166.3%)、
7.23億円(114.2%)、 6.33億円(68.2%)と倍増しており、それにともない、借入金の返済も進み、自己資本比率が65.3% 、56.1%、52.0%と10ポイントも改善し、財務的にも健全な財務体質となりつつある。また、この安定しはじめた財務を背景に、新規出店、既存店の改装も積極的に取り組み始めており、まだ、高成長軌道には乗ってはいないが、堅調な成長を続けている。今後、新規出店が軌道に乗り始めれば、2桁の成長も好調な財務を背景に十分可能な状況といえ、ここしばらくは東武ストアの株価の推移には注目といえよう。

   東武ストアにつぎ、食品スーパーマーケット、No.2の26週移動平均乖離率は、マルエツである。ただ、マルエツのここ最近の株価は短期では下がり気味で推移しており、26週移動平均は11.42%と高いが、5日移動平均-2.46%、25日移動平均-7.17%、13週移動平均2.43%と短期では厳しい株価となっており、再び、上昇トレンドになるか否かが気になるところである。マルエツも今期から財務内容が改善されはじめており、11月に入り、株価は右下がりに転じているが、反転の兆候もあり、今後、目を離せない状況といえよう。No.3はハローズであり、ハローズの株価も5日移動平均0.30%、25日移動平均0.76% 、13週移動平均7.01%、26週移動平均10.06%と短長期ともにプラスで推移しており、実際、チャートを見ても11月に入り、少し伸び悩んでいるが、この9月から11月までの約3ケ月間はほぼ右上がりの上昇トレンドで株価は推移しており、注目の株といえよう。

   No.4以下は、No.4がマツヤ(3.10%、5.70%、5.00%、6.41%)、No.5がヤオコー(3.65%、5.42%、5.07%、5.21%)、No.6がアオキスーパー(0.34%、1.74%、4.04%、5.04%)、No.7がいま話題のCFSコーポレーション(-1.21%、0.20%、8.22%、1.67%)、No.8がドミー(未、未、-0.80%、1.30%)No.9がいなげや(1.00%、1.00%、0.22%、0.44%)、No.10がマックスバリュ北海道(-0.81%、-0.65%、-0.92%、0.27%)、No.11がマックバリュ東北(-0.29%、-0.59%、-0.19%、0.19%)、そして、No.12が北雄ラッキー(未、未 、-0.22%、0.00%)である。ここまでの12社が26週移動平均乖離率が0%以上の食品スーパーマーケットであり、ここ数ケ月を見ると長期的には株価が上昇している企業といえる。

   逆に、株価が長期的に厳しい食品スーパーマーケットを見てみると、カウボーイ(3.22%、-12.72%、-31.91%、-42.51%)、九九プラス(-3.18%、-10.51%、-12.82%、-26.59%)、マルヤ(-0.77%、-9.50%、-16.28%、-24.63%)、アークランドサカモト(-0.72%、-2.72%、-13.80%、-23.36%)、イズミヤ(1.61%、1.07%、-7.36% 、-21.71%)、大黒天物産(-0.61%、-4.47%、-5.14%、-19.70%)、原信ナルスホールディングス(-1.73%、-7.04%、-12.15%、-19.21%)等であり、以上7社が15%以上26週移動平均乖離率が下がった食品スーパーマーケットの株価である。

   このように、11/22現在の食品スーパーマーケットの株価を見ると、際立って上昇トレンドにあるといえるのは東武ストア、マルエツ、ハローズの3社のみであるといえる。ただ、この3社を見ても、マルエツ、ハローズはここへきて、日経平均の動きと連動するように若干短期的には株価を下げており、ほぼ、右上がりで上昇基調にあるのは東武ストア1社といえよう。また、長期的に15%以上株価が下落している食品スーパーマーケットも7社あり、全体としては、現在の食品スーパーマーケットの株価は厳しい状況にあるといえよう。来週以降、今後、数ケ月は内外の経済情勢、政治状況も厳しいといえ、食品スーパーマーケットの株価も厳しい状況が予想されるが、その中でも、東武ストア、マルエツ、ハローズの株価の動向には注目である。

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November 25, 2007 in 経済・政治・国際 |

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