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January 26, 2008

日経MJ新製品週間ランキング、2008、1/25、キットカットNo.1!

   恒例の日経MJ新製品週間ランキングが1/25、公表された。今週の注目は、全新製品でNo.1となった菓子部門のネスレコンフェクショナリー、キットカットミニきっとサクラサクよ紅白パック15枚、客単価510円(1人当たり0.51円)であった。今週、客単価500円のAクラスとなった新製品はこの1品のみであり、菓子の中でも飛びぬけてダントツのNo.1であった。今週は、まさに、受験シーズンでもあり、菓子部門には、これ以外でも合格祈願関連の新製品が数多く登場しており、菓子と受験の相性の良さを示した結果となった。

   このキットカットは先週比でも客単価が63円伸びており、平均単価は277円、カバー率は89.2%という菓子部門はもちろん、全新製品の中でもトップであり、今週の象徴的な新製品といえよう。89.2%は対象45チェーン、250店舗の数字であり、首都圏、近畿圏での食品スーパーマーケットでは大量にエンドに陳列された結果ではと想像される。

   菓子部門の合格祈願関連では、さらに、No.5にロッテ商事、めざせ合格!コアラのマーチ55gが客単価177円で入った。No.1の510円の客単価とは大きな差がある。これ以外にも、明治製菓のカール合格祈願チーズあじ84g、客単価114円がNo.12に、そして、No.20にも亀田製菓の受験に勝ちの種174gが客単価84円で入った。菓子部門では、これ以外にも、No.2にカルビー、デリシャスポテト桜塩味65gが客単価205円で初登場でランクインしており、カバー率も68.4%と高い数字での登場である。No.3にはキャドバリージャパンのクロレッツアイスアイスブルーミント9粒が前週の8位から躍進し、客単価201円で入った。これもカバー率77.2%と高い数字である。今週の菓子はその意味で実におもしろいランキングとなり、今週の注目の部門といえよう。

   菓子部門についで、注目部門は飲料である。飲料の本番は夏であるが、真冬の飲料のランキングも興味深いものがある。意外なのは、今週、まさに新製品、初登場で上位にランクインした商品が多く、飲料部門では、No.1、No.2、No.4、No.5、No.8が初登場の新製品であり、注目といえよう。そのNo.1、No.2は、いずれも日本コカ・コーラであり、No.1がファンタグレープフルーツ500mlペットボトル、客単価234円、No.2がグレープフルーツ1.5L、客単価189円であった。

   客単価は500mlの方が高くなったが、この要因を客単価=PI値×平均単価で分析してみると、500mlは客単価234円=PI値0.25%×平均単価93円であるが、1.5Lは189円=0.11%×169円となり、平均単価は当然1.5Lの方が高いが、PI値が500mlの半分以下である分、客単価に差が生じたといえよう。飲料は一見、1.5Lの方が客単価が高いと思いがちであるが、最近は500mlペットボトルが検討しており、500mlの方が高いケースが多いといえよう。今週の飲料部門の中でも、No.9、No.10のやはり日本コカ・コーラのQoo(クー)白ぶどう&レモンも500mlの方が1.5Lよりも客単価が高くなっており、飲料500mlはいまや数字で検証しみても、戦略商品といえよう。

   今週はこの2部門が注目部門であるが、この2部門以外で、今週の特徴のある新製品を見てみたい。まずあげられるのは、冷凍食品No.1、全部門ではNo.2となった味の素、やわらか若鶏から揚げ325g袋であり、客単価は421円という高い数字である。カバー率も68.0%と高く、冷凍食品No.2が森永乳業、エスキモー「ピノ濃厚ビターチョコ」10ml×6粒の客単価132円であり、ダントツの強さといえよう。先週も冷凍食品No.1であったが、先週より客単価が79円ダウンしており、しかも、平均単価が先週の371円から355円と下がっての客単価ダウンであり、来週以降どの辺で数字が落ち着くかが見極めポイントといえよう。冷凍食品部門では、No.3にハーゲンダッツジャパン、ミニカップ・マルチパック6個入り(リッチミルク・ショコラクラシック・カスタードプディング)、客単価125円が入ったが、No.3以下は客単価が100円を下回ってしまい、厳しい客単価である。ランキングだけで見るとアイスクリームが健闘しているが、客単価で見ると、低い数字であり、需要そのものはやはり冬は弱いといえよう。

   その他食品部門では、No.1には東洋水産のマルちゃん玉うどん3食入600gが客単価238円、No.2にモンテール、牛乳と卵の手巻きロール・ミルク1本が客単価212円、No.3に中野食品、国産小麦三玉うどん600gが客単価203円で入り、これ以外は100円台の客単価である。この100円台の中で、依然、初登場では華々しくNo.1の圧倒的な客単価であった日清食品のカップヌードルミルクシーフードヌードル83gがあるが、客単価は111円であり、ほぼ、この100円強の客単価で落ち着いたといえよう。

    最後に家庭用品部門であるが、以前は高額で客単価の極めて高い新製品が上位を独占したが、ここ最近は客単価がAクラスの500円を超えることはまれであり、No.1はユニ・チャームのマミーポコパンツ、ミッキー&ミニーパーティスタイルL36枚、客単価196円であり、客単価Cクラスの200円を切っており、ここ最近はこのように厳しい客単価が続いている。

   このように、今週の日経MJ新製品ランキングは菓子部門が受験シーズン到来で、最も注目すべき部門となり、それ以外でも、菓子部門は新製品がアクティブに動いているのが特徴である。また、菓子部門の年間最大のイベントのひとつ、バレンタインデーも近づいている、来週以降も菓子部門の動向には注目といえよう。食品スーパーマーケットに行ったら、菓子のエンドにどんな新製品が訴求されているかが興味深いところである。

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January 26, 2008 in 経済・政治・国際 |

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