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January 12, 2008

日経MJ、新製品週間ランキング、年末年始の動向を見る!

    1/11、3週間ぶりに、日経MJに、新製品週間ランキングが公表された。この紙面は12/30から1/4まで1週間のデータであるので、まさに年末、30、31、年始の1、2、3が入るという、年間でも食品スーパーマーケットにとっても、もっとも特徴ある1週間のデータである。それゆえ、通常の新製品とは少し傾向が違う数字となり、年末、年始を見る上で貴重な週間ランキングといえよう。最も特徴が表れているのは、日配を含むその他食品と冷凍食品の動向である。そこで、今回は、この2つを重点的に見てみたい。

   まず、その他食品のNo.1であるが、紀文食品、鯛入り伊達巻桜春すだれ巻350gであり、客単価683円(1人当り0.683円)と客単価Aクラスとなった。平均単価が875円と高額でありながらも、この数字であり、まさにお正月、おせち用としての新製品といえ、今週の全新製品の中でも客単価No.1となった。ただ、さすがに、カバー率は低く、21.6%であり、対象45チェーン、250店舗の約2割であり、和日配はいかに地域性が高い商品であるかがわかる。No.2もお正月、おせち用のフジッコ、AD丹波黒黒豆大袋190g、客単価491円であった。平均単価が458円とこれも高額気味であり、やかりカバー率が19.6%と、No.1の伊達巻きとよく似た傾向である。No.3もお正月用といえ、佐藤食品工業、サッと鏡餅まる餅入り小330g、客単価485円であった。やはり、No.1の伊達巻き、No.2の黒豆同様、平均単価857円と高額であり、カバー率も30.0%と低く、いかに地域性が高いかがわかる。その他食品ベスト3はいずれもお正月商品といえ、しかも、高額、カバー率が低いのが特徴である。

   これ以外にもその他食品のトップクラスにはお正月用品がランキングに入っており、おもなものを上げると、No.5に、紀文食品、鯛入り蒲鉾桜春紅250g、客単価323円、平均単価695円が、No.6に佐藤食品工業、サッと鏡餅まる餅入り、極小132g、客単価301円、平均単価577円が、No.7に紀文食品、鯛入り蒲鉾桜春白250g、客単価283円、平均単価699円が入るなど、お正月、おせち関連が上位を占めた。お正月、おせち用以外ではNo.4にサンヨー食品、サッポロ一番ポケモンヌードル2個セット、はし・はしおき付き祝!2008年81gが客単価357円、No.8にモンテール、牛乳と卵の手巻きロール・ミルク1本、客単価222円、No.10にもモンテールの生チョコ1本、客単価202円が入った。そして、No.9には、日清食品、どん兵きつねそば98gが客単価213円であった。以上がその他食品ベスト10であり、今週もっとも特徴的な年末、年始、特にお正月、おせち関連のオンパレードとなった。

   これについで、特徴的な動きを示したのは冷凍食品である。No.1はハーゲンダッツジャパン、ミニカップ・マルチパック6個入り(リッチミルク・ショコラクラシック・カスタードプディング)、客単価603円という、全体でNo.2であった。平均単価が678円と高額であるが、マルチパックという6個入りであり、年末年始での需要が増したといえよう。カバー率も66.4%であり、高額商品の割にはかなり高い数値であり、各食品スーパーマーケットとも年末でしっかり品揃えをしたといえよう。

   No.2もハーゲンダッツジャパンであり、ドルチェモンブラン105ml、客単価325円である。平均単価264円、カバー率は何と83.6%であり、全新製品に中でもトップクラスである。No.3は森永乳業、エスキモー「ピノ限定アソート」10ml×28粒、客単価202円、カバー率は53.2%である。No.4はハーゲンダッツジャパン、ミニカップ黒唐黒みつ120ml、客単価187円であり、カバー率はドルチェ同様83.6%である。ここまでは、アイスクリームであるが、ここからは、冷凍食品が入った。No.5は味の素、やわらか若鶏から揚げ325g袋、客単価168円、そして、No.6にはまさに年末特有のクラレイ、冷凍カニ、バルダイ種HP450gが客単価81円で入った。カバー率はわずか4.4%であるが、平均単価1,469円の高額商品である。4.4%以外の他の食品スーパーマーケットでも同様にカニがおそらく上位を占めたと思われる。

   以上が年末、年始特有の新製品であり、日配を含むその他食品と冷凍食品が典型的な動きとなったが、これ以外でも、年末、年始特有の動きを示した今週の客単価上位の新製品を見てみたい。菓子ではNo.1、No.2にカルビーが入り、ポテトチップスコンソメパンチ160gがNo.1で客単価484円、65gがNo.2で客単価302円であった。160gが平均単価190円、65gが91円であるので、1g当りに換算すると1.18円、1.40円となり、約20%お得となり、年末年始としては、容量の多いお得なコンソメパンチが好まれたといえよう。No.3にはまさに年始用のあわしま堂、初春鶴亀6個入り、客単価234円が入った。平均単価514円と高額であるが、年始用の典型的な商品といえよう。

   飲料ではNo.1はキリンビバレッジの小岩井純粋ぶどう1.5L、客単価127円であったが、No.4に伊藤園、壽おーいお茶京都濃い宇治茶500mlペットボトルが年始用として入っており、客単価は102円であった。そして、家庭用品では年末年始特有の商品のランキング入りはなかったが、No.1は資生堂、リバイタルクリームエンサイエンスAAEX40g、客単価348円であった。平均単価は何と14,487円と超高額であり、カバー率も22.0%と客数の多い店舗に限定された商品ではあるが、客数が多ければ導入を検討したい新製品といえよう。

   このように、今週の日経MJ、新製品週間ランキングはその他食品、冷凍食品、菓子を中心に年末、年始特有の新製品がランキングの上位を占めるという、1年の中でも最も特徴のある新製品ランキングの週となった。来週以降は、通常の食生活にもどり、落ち着いたランキングとなると追われるが、今年もしっかり新製品の動向を追いかけてゆきたい。

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