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February 17, 2008

日経MJ、新製品週間ランキング、20080215、冷食はいかに?

   今週、2/15は何といっても、冷凍食品が気になるテーマである。このPOSデータは2/3から2/9までの1週間のデータであり、ちょうど、中国餃子毒入り事件の真っ最中のデータであり、まず、今週は冷凍食品部門を見てみたい。冷凍食品部門は、アイスクリームと冷凍食品の両方からなっているが、今週は、全部で12品がランキングに入った。その中で、冷凍食品は3品のみである。ただ、いずれも客単価は低く、50円(1人当り、0.05円)以下という低い数字であり、冷凍食品の厳しい現状が反映されているといえよう。

   冷凍食品No.1は冷凍食品部門第6位の味の素、レモンとバジルのチキン香り揚げ132gであり、客単価46円である。先週より順位は10番から6番へと4つあがったが、客単価は2円下がった。平均単価も187円から192円へと上がっており、やはりといえばやはりだが、特売がかからなかったようだ。カバー率も24.8%と低い数字である。
No.2は冷凍食品部門第9位、先週11位より、2ランクあがった日本たばこ産業、のりっこから揚げ21g×6個であり、客単価は29円である。日本たばこ産業が順位を上げ、9位となったが、客単価は11円下がっており、カバー率も9.6%と厳しい状況であり、日本たばこ産業、JTの冷凍食品は苦戦しているようである。11/20登場の新製品であり、そろそろ13週間となり、ランキングからははずれるので、今後、日本たばこ産業がこのような厳しい中で、どのような新製品を出してくるかが注目である。

   No.3は冷凍食品第10位の日清食品、スパ王とろっとたまごのカルボナーラ323gであり、客単価28円である。先週比は、4円アップしたが、平均単価が208円から195円へと下がっているため、販促がかかったものといえよう。カバー率はまだ10.4%であるが、冷凍食品の中でも、今回の餃子とは違い、麺類でもあり、今回の事件の影響を受けなかったものと思われる。

   冷凍食品部門はこの3品以外はすべてアイスクリームであり、No.1は初登場のロッテ冷菓、雪見だいふく<生チョコレート>47ml×2個であり、客単価140円である。No.2はハーゲンダッツジャパン、ミニカップ・マルチパック6個入り(リッチミルク・ショコラクラシック・カスタードプディング)、客単価114円である。平均単価は688円と高額であるが、ランキングNo.2である。No.3は森永乳業、エスキモー「ピノ濃厚ビターチョコ」10ml×6粒であり、客単価106円である。冷凍食品部門はこの3品がベスト3であり、客単価100円以上の新製品である。

   今週はこの冷凍食品以外でも全体的に低調な動きとなり、全新製品の中で、客単価500円以上のAクラスの新製品が一品もなかった。全新製品No.1はその他食品部門でもNo.1の伊藤ハム、朝のいきいきウィンナー95g×2、客単価458円であった。先週比107円の客単価アップであり、平均単価は先週と同じ282円であるので、好調な新製品といえよう。ただ、カバー率が12.4%と今回の対象チェーンストア45チェーン、250店舗のわずかな店舗にしか入っていないため、今後、カバー率が上がった場合、この高い客単価を維持できるかどうか注目である。その他食品はNo.2にも日清食品、カップヌードルスパイシーカレー85gが客単価412円で入り、No.1、No.2を独占した。カップヌードルは、その他食品部門では、これ以外に、No.3にレッドカレー82g、客単価329円、No.6にスープヌードル61g、客単価272円、No.9にスープヌードルシーフード61g、客単価222円、No.11にスープヌードルカレー71g、客単価157円と5品入っており、値上げ真っ最中の中、新製品を続々と出している。ただ、つい最近のミルクシーフードヌードルのように、はじめはトップとなったが、急激に失速したものもあり、この好調な数字がどこまで続くかはもう少し様子を見る必要があろう。

   今週の全体のNo.1、No.2はその他食品となったが、No.3は菓子部門のNo.1、カルビー、じゃがりこほんのり梅味58g、客単価369円が入った。先週6位からの急浮上であり、客単価も207円アップという異常値である。カバー率も81.6%と極めて高い数値であり、今後、どの辺で落ち着くかが注目である。全体のNo.4は先ほどのその他食品のカップヌードルレッドカレー82g、客単価329円であり、No.4は同じく、その他食品の4番目の東洋水産、マルちゃん玉うどん3食入600g、客単価311円である。そして、No.5は同じくその他食品の5番目の堀川、サラダアラスカ(10本入り)86g、客単価298円である。

   以上が今週の全新製品の中でベスト5であるが、トップクラスには入らなかったが、飲料部門No.1は、初登場の日本コカ・コーラ、爽健美茶オリエンタル・フラワー・リゾート500mlペットボトル、客単価243円である。家庭用品ではNo.1は花王、アタックバイオジェル1kg、客単価258円であった。先週比142円のダウンが気になるところであるが、カバー率は82.8%と抜群な数字であり、今週の全新製品の中でNo.1のカバー率である。

   このように、今週の新製品は冷凍食品が注目であり、やはり、3品しか上位ランクに登場せず、しかも、客単価は50円以下という厳しい状況であった。今後、しばらくは冷凍食品は厳しい状況が続くと思うが、そのような中で、各社がどのような新製品を市場に出してくるかに注目したい。今後、この冷凍食品の問題に加え、値上げも本格する中、新製品の存在意義はますます高まるといえ、来週以降も本ブログでは、新製品の動向をしっかり追っかけてゆきたい。

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February 17, 2008 in 経済・政治・国際 |

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