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February 01, 2008

中国製ギョーザ被害、食品スーパーマーケットHP、トップは?

   テレビ、新聞等ですでに大きく報道されている殺虫剤混在による中国製ギョーザ被害の問題に対し、1/30から各食品スーパーマーケットも自主回収に入った。日経新聞によれば、自主回収を発表した冷凍食品の一覧を公表しているが、それを見ると、問題のJT子会社の手作り餃子、ひとくち餃子をはじめ、JTで家庭用、業務用を含め23品、加ト吉で18品、味の素冷凍食品で2品、日本ハムで1品、江崎グリコで1品の計45品である。そこで、本ブログでは、食品スーパーマーケット各社の自主回収の状況を各社のホームページから見てみたい。

   現在、この問題は政府においても対応が本格化しており、1/31の厚生労働省のホームーページでは12:00現在、第2報が公開されている。まず、その内容を見てみると、第1報では、事実関係について、「昨夜、東京都より、本年1月5日に兵庫県において1家族3名、1月22日に千葉県において1家族5名の有機リン中毒※の疑いがある事例が発生し、両事例において発症直前に、ジェイティフーズ株式会社(東京都品川区)が中国から輸入した冷凍ギョウザを摂食していたとの情報提供があり、輸入実績を調査したところ、当該冷凍ギョウザは同一時期に輸入された同一製造者のものであることが判明しました(千葉市において1事例が調査中)」とし、その対応として、「[1] 本件についての各都道府県等への情報提供、[2] 安全が確認されるまでの間、当該製造者の同一製品の販売を中止するよう、輸入実績のある輸入者に対して関係自治体を通じて要請、[3] 当該製造者からの同一製品の輸入の自粛を指導するよう検疫所に対して通知」と3つの措置が取られたという。

   続いて、第2法が報じられたが、その内容は「今般、本件の原因として疑われる冷凍ギョウザの製造者(河北省食品輸出入集団天洋食品工場)の同一製品を輸入していた輸入者が新たに2社確認されたことから、(1) 本件についての各都道府県等への情報提供、(2) 安全が確認されるまでの間、当該製造者の同一製品の販売を中止するよう、当該輸入者に対して関係自治体を通じて要請を行いましたのでお知らせします。」とあり、その2社とは、日協食品株式会社(届け出7件)、株式会社ワントレーディング(届け出5件)であることを公表している。

   厚生労働省の公開内容は、1/31、12:00現在、この2件であり、これを受けて、食品スーパーマーケット各社が現在どのような対応に入ったかを、特に上場企業を中心にホームページの速報記事をもとに見てみたい。まず、ヤオコーのホームページを見てみると、1/31付けで「お詫びと回収のお知らせ」を掲載し、消費者へのお詫びとともに、回収対象商品10品をかかげ、対象商品を食べずに、サービスカウンターまで商品をもってきてもらうように促している。また、業務食品最大手の神戸物産では、1/31付けで、「中国産 冷凍餃子類店頭撤去のご案内」を掲載し、その中で、詳細な状況を説明している。まず、今回被害の出た商品は取り扱っていなかったこと、ただ、その商品を製造した中国天洋食品の商品は扱っており、その商品に関しては全量回収し、廃棄処分にするという。また、それ以外も疑わしい類似商品の検査に入り、今後は、さらに安全性確保ため、検査体制を強化してゆくとのことである。今回は一般よりも、業務用の方が対象商品数が多いため、食品スーパーマーケットよりも、より、慎重を期した一歩踏み込んだ対応となっている。

   では、他の食品スーパーマーケットの回収状況の公開内容であるが、1/31、12:00時点で、ホームページ上に公開されていない食品スーパーマーケットは、カウボーイ、ダイイチ、アークス、マックスバリュ北海道、ユニバース、ヤマザワ、ヨークベニマル、オオゼキ、イナゲヤ、サミット、ショップ九九、エコス、Olympic、ベルク、CFS、相鉄ローゼン、ベイシア、カスミ、マックスバリュ東海、ユーストア、バロー、アオキスーパー、ドミー、マックバリュー中部、ライフコーポレーション、イズミヤ、トーホー、マックスバリュ西日本、関西スーパー、オークワ、平和堂、大黒天物産、ハローズ、イズミ、丸久、タイヨー、サンエーであり、上場食品スーパーマーケットの大半である。ちょっとこれはびっくりという状況であり、残念ながら、最も消費者に近い食品スーパーマーケットの大半が1/31、12:00時点でホームーページ上で対応状況が見つけられなかった。

   この時点でお詫びとお知らせを公表している上場、食品スーパーマーケットは先にあげたヤオコー、神戸物産、マルエツ、原信ナルスホールディングス、PLANTのわずか5社である。その中でも、原信ナスルホールディンスの公開内容が最も丁寧で、速報性がある公表内容であった。1/30に速報を公開し、さらに1/31に最終版を公表し、逐次状況を知らせている。また、日本たばこ、味の素冷凍食品、江崎グリコの関連リンクも張られており、わかりやすい。さらに、厚生労働省のリンクがあればもっとよいと思うが、1/31、12:00時点では最も充実した今回の中国製ギョウザ被害に関する公開内容といえよう。原信ナスルホールディングスは新潟沖中越地震の時も刻々と被害状況を公開していたが、今回、このように素早く、しかも最新情報をしっかりと消費者に伝える姿勢がしっかりしており、ここまで、各社の差がでるとは正直驚きである。今後、各社のホームぺージを注意深く見てゆきたい。

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