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March 15, 2008

日経MJ、新製品ランキング、3/14、ブルガリアヨーグルト躍進!

   今週は久しぶりに、客単価、超Aクラスの1,000円を超える新製品が登場した。明治乳業、ブルガリアヨーグルトLB81 500gである。客単価は1,091円、平均単価154円、カバー率96.0%である。分析対象45チェーン、250店舗、ほぼ全店に入っての客単価1,091円であるので、すごい数字である。食品スーパーマーケットの客単価は、新製品に限らず、500円を超えれば、Aクラスといってよく、1,000円(1人当り1円)を超えれば、超Aクラスといえ、無条件で細心の注意を払い、絶対に欠品を出さないようにしなければならない客単価基準といえる。ここまで来ると、部門を超え、店舗全体でケアーすべき商品といえ、店長管理にしても良いくらいである。ちなみに、Bクラスは客単価300円、Cクラスは客単価200円である。

   これ以外にも、その他食品では、客単価Aクラスの新製品が3品登場している。No.2に入った初登場、日清食品、カップヌードル四川風坦々86g、客単価733円、カバー率66.0%、No.3の雪印乳業、ネオソフト400g、客単価548円、カバー率89.6%、No.4の伊藤ハム、朝のいきいきウィンナー95g×2、客単価501円、カバー率17.2%である。また、客単価Bクラスについても、No.4からNo.12まで、客単価CクラスはNo.20までと、今週のその他食品はベスト20すべてが客単価Cクラスの200円以上といきなり客単価水準があがり、注目の新製品のオンパレードである。

   ただ、そのほとんどが、値上げ商品との関連での新製品といえる。先週まで上位を占めていた日清食品のカップヌードル関係に加え、ヨーグルト、チーズ、マーガリン、プリン等の乳製品の新製品、リニューアル製品のオンパレードといえる状況である。メーカーもその他食品、全20品の内、日清食品6品、明治乳業5品、雪印乳業3品とこの3社で14品、7割を占める状況であり、今後、この値上げとの関係での新製品のランクインが、しばらく続くものといえよう。

   今週はこの上位3品以外にも客単価Aクラスの商品が登場している。家庭用品では、No.1のマックスファクター、SK-Ⅱホワイトニングソースダーム・デフィニション50ml、客単価705円がランクインした。ただ、平均単価12,902円、カバー率も16.8%と極めて低く、ごく一部の客数の多いチェーン店への導入に留まっており、この商品を導入するには少なくとも客数5,000人/日以上は必要といえよう。これ以外には今週の家庭用品は客単価の高い新製品はないが、客単価Cクラスの200円台は6品と多い。

   また、飲料でも客単価Aクラスの500円以上の新製品が2品登場している。No.1の日本コカ・コーラアクエリアス2L、客単価546円、カバー率93.6%、No.2のキリンビバレッジ、生茶2L、客単価517円、カバー率88.8%である。どちらも500mlペットボトルも同様に新製品として登場しており、アクエリアス500mlはNo.7で客単価244円、No.15にも、2L×6のケースが客単価148円でランクインしている。生茶500mlはNo.3で客単価487円である。今週は飲料も新製品が全体的に底上げされており、全体的に客単価が高い新製品が多いといえる。特に、ここでも明治乳業が3品、牛乳、飲むヨーグルトでランクインしており、今後、牛乳を含め、乳製品関連は注目といえよう。

   今週もうひとつ、客単価はさほど高くはないが、数多くの新製品がいっせいに登場した注目の部門として、菓子部門がある。全20品がランクインした新製品の内、初登場の新製品が7品もあり、ここへ来て、菓子部門は新製品ラッシュといえる活況を呈している。ベスト3がすべて、初登場の新製品であり、No.1はネスレコンフェクショナリー、キットカットミニプリン仕立て14枚、客単価286円、カバー率41.2%、No.2がカルビー、デリシャスポテト本わさび味65g、客単価238円、カバー率69.6%、No.3がカルビー、デリシャスポテト春しお味65g、客単価233円、カバー率71.2%である。いずれも客単価Cクラスの200円を超えており、今後注目である。先週菓子部門1位のカルビー、ギザギザポテト焼きしお味80gはNo.13となり、客単価は221円下がり、128円となった。ただ、カバー率は94.8%と菓子部門ではNo.1であり、今週の全新製品の中でも、No.2と高いカバー率である。菓子は客単価を引き上げることも重要だが、カバー率を引き上げることも重要であり、戦略的には、まず、カバー率、そして、客単価という手順が菓子のマーケティングのポイントであろう。

   最後に、逆風が吹いている冷凍食品部門であるが、残念ながら、客単価Aクラスはもちろん、Cクラス、200円以上のものが1品もない状況であり、依然として厳しい状況が続いているといえよう。No.1は日清フーズ、マ・マーお弁当用スパゲティナポリタン、客単価112円、カバー率は41.6%である。No.2にはアイスクリームの森永乳業、エスキモー「ピノ濃厚ビターチョコ」10ml×6粒、客単価71円、カバー率67.6%が入った。そして、No.3には、中国毒入り餃子事件の解決がみえない状況であるが、味の素、ギョーザ12個入りが入った。客単価はわずか69円(1人当り0.069円)であり、カバー率も25.2%と低いが、No.3と先週の7位からの浮上であり、今後の動向が気になるところである。

   このように、今週は先週までとは打って変わって新製品ラッシュといえる状況であり、値上げ問題とからみ、今後、まだまだ、様々な新製品が登場してくるものと予想され、しばらくは、日経MJ、新製品ランキングの初登場の新製品には注目といえよう。

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March 15, 2008 in 経済・政治・国際 |

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