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April 19, 2008

日経MJ、新製品ランキング、4/18、値上げ商品独占!

   日経MJ、新製品ランキングで異変が起こっている。ここへ来て、値上げ問題が重なったため、各社の既存の商品のバーコードも変わり、新製品以外の定番商品も新製品と見なされ、これまで登場することのなかった定番、しかも、トップランクの商品が新製品ランクに登場しはじめている。したがって、この新製品週間ランキングが新製品ランキングというよりも、カテゴリーごとの定番を含む全商品の売れ筋ランキングに近い内容となりつつある。客単価もここ最近では、新製品としては異常値に近く、Aランクの500円(1人当り0.5円)を超える商品が急増しており、今週は13品もランクインしている。中でも、その他食品部門は、日配、パン、加工肉、一般食品等の総合部門であり、Aランクの500円以上の新製品が9品となり、そのほとんどはこれまでの定番の売れ筋商品となっており、逆に、定番の重点商品をチェックする上に参考になる内容となっている。

   No.1は客単価1,801円というダントツの数字で明治乳業、ブルガリアヨーグルトLB81 500gが入り、カバー率も100%、対象45チェーン、250店舗全店へ導入されての数字である。それにしても客単価1,801円(1人当り1.801円)はすごい数字である。平均単価151円からPI値を逆算すると1.801円÷151円=約1.2%となり、PI値1%を超えるという極めて高いPI値の商品である。PI値1%水準を超える単品は食品スーパーマーケット全商品約1万品の中でもわずか数百品しか存在しない商品であり、その1品に入る水準であり、超重点商品のひとつである。

   その他食品部門にはNo.2からNo.9まで客単価500円を超える新製品がランクインしており、順番に追って見ると、No.2森永乳業、森永ビヒダスプレーンヨーグルトBB536 500g、客単価746円、カバー率82.8%、No.3明治乳業、プロビオヨーグルトLG21 120g、客単価683円、カバー率99.6%、No.4雪印乳業、ネオソフト400g、客単価636円、カバー率96.4%、No.5明治乳業、ブルガリアヨーグルトLB81そのままでプレーン500g、客単価588円、カバー率92.0%、No.6森永乳業、アロエヨーグルト2連85g×2個、客単価579円、カバー率97.6%、No.7雪印乳業、6Pチーズ120g、客単価549円、カバー率95.2%、No.8雪印乳業、とろけるスライス8枚入り、客単価545円、カバー率84.4%、そして、No.9ダノンジャパン、「ダノンビオ」ヨーグルトプレーン加糖85g×4、客単価513円、カバー率77.2%である。

   これらは、ダノンビオを除き、いずれも新製品といよりも定番商品といえ、即、現状の棚割の改善につながる重点商品といえ、カバー率が90%前後での客単価であり、再度、定番をしっかり確認したい商品であるといえる。新製品としてはダノンビオが注目であり、先週No.43からの急上昇であり、客単価も346円のアップである。これ以外にもその他食品部門は客単価の高い商品のオンパレードであり、No.20でも客単価Bクラスの300円を超える高い数字である。

   また、同様な傾向は飲料部門でも顕著であり、No.1には明治乳業、おいしい牛乳1000mlが客単価1,303円で入った。このおいしい牛乳シリーズはNo.3にもおいしい牛乳スーパーESL1000ml、客単価696円、No.6にも、おいしい牛乳500mlが客単価439円で入っている。これらも新製品というよりも、定番商品といえ、その意味で注目である。No.2には日本ミルクコミュニティ、メグミルク牛乳1L、客単価1,191円と客単価超Aクラスの1,000円を超えており、極めて高い客単価である。通常の飲料はNo.8にキリンビバレッジ、生茶2Lが客単価361円で入ったが、7割は値上げ関連の日配であり、飲料部門もしばらくはこの傾向が続くものといえよう。

   今週は冷凍食品の復活もうかがわれる兆候が見え始めた。No.1には味の素、ギョーザ12個入り、客単価485円、カバー率85%が入り、No.2にも味の素、エビシューマイ12個入り168g、客単価318円、カバー率73.6%、そして、No.3にも日清フーズ、マ・マーお弁当用スパゲティナポリタン、客単価271円、カバー率80.4%が入り、冷凍食品部門では、冷凍食品が独占した。No.4にアイスクリームのハーゲンダッツジャパン、クリスピーサンドプディング66ml、客単価258円がカバー率72.4gで入ったが、約70%を冷凍食品が占め、冷凍食品復活といえる活況を呈しはじめた。

   それ以外では、菓子部門ではネスレコレクショナリーがNo.1からNo.3までを独占し、No.1がキットカットミニ15枚、客単価351円、No.2がミニきなこ14枚、客単価337円、No.3が塩&キャラメル14枚、客単価269円と初登場であり、今後、注目の新製品といえよう。家庭用品部門では、No.1はマックスファクター、SK-Ⅱホワイトニングソースダームデフィニション50mlが客単価354円で入ったが、先週比171円のダウンであり、平均単価も13,184円と高額、カバー率も15.2%で厳しい数字である。家庭用品部門はすべてが先週比の客単価を落としており、ここ最近は低迷気味といえる。

   このように、いよいよ値上げ関連商品が本格的に新製品週間ランキングに登場しはじめており、今後、しばらくはこれらの商品中心に新製品週間ランキングが動いてくるものといえ、逆に、定番を見直す意味でも最新動向をしっかりつかむ必要があろう。来週以降も最新の数字の動きに注目である。

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