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May 03, 2008

日経MJ新製品週間ランキング、5/2、値上げ関連が牽引!

   ここ数週間、値上げ関連商品が新製品ランキングの上位を独占し、通常であれば、定番として新製品のランキングには登場しない最重点商品が新製品として、続々と登場している。これは、各メーカーが値上げと同時に、従来のバーコードを変更したこともあり、新たなバーコードをPOSデータが新製品と見なしてしまうために起こる、大幅かつ広範な値上げ時に特有の現象である。特に、日配関連が顕著であり、この日経MJ、新製品週間ランキングでも日配が属するその他食品と飲料に端的に表れている。ただ、逆に考えれば、定番商品の中で重点商品を知るには絶好の機会であり、新製品の売場への導入を検討するだけでなく、定番の重点商品を見なすこともできるので、全体の品揃えをチェックする良い機会でもあるといえよう。

   今週はこれら値上げ関連商品もさることながら、実際の新製品も含め、アクティブな動きとなり、客単価、超Aクラスの1,000円を超える新製品が4品、Aランクの500円を超える新製品が13品も登場しており、要チェックである。そこで、これら客単価の極めて高い新製品にまず注目してみたい。

   No.1は明治乳業、ブルガリアヨーグルトLB81 500gであり、客単価は1,725円(1人当り1.725円)と驚異的な数字であり、カバー率も100.0%と対象45チェーン、250店舗すべての店舗で導入されている定番中の定番である。カバー率100%は年間の新製品の中でもめったになく、定番でも全チェーンが導入されている商品は少ないといえる。ただ、それ以上に客単価1,725円は極めて高く、平均単価が153円であるので、PI値を逆算すると(1,750円÷1000人)÷153円=1.14%となる。PI値1%以上は食品スーパーマーケットの全約10,000品の中でも約200品ぐらいしかなく、部門を超えて店長、さらには、社長直属管理としてもよいくらいの重要な最重点商品である。

   今回、同じく、客単価1,000円以上となったカネボウ化粧品、ブランシールスペリアホワイトニングコンクルージョン(医薬部外品)45mlがあるが、客単価は1,629円とこれも驚異的な数字であるが、平均単価が9,746円と高額であり、カバー率も33.2%と低く、PI値を逆算すると(1,629円÷1,000人)÷9,746円=0.016%であり、平均客数1日2,000人の食品スーパーマーケットで0.32個であるので、3日に1個売れるか売れないかのPI値であり、通常の食品スーパーマーケットとしては少し厳しい数字である。このような高額商品に関しては、客数が1日5,000人以上は欲しいところである。

   これ以外の客単価、超Aクラスの新製品は、明治乳業、おいしい牛乳1000mlであり、客単価1,347円、カバー率74%、日本ミルクコミュニティ、メグミルク1L、客単価1,084円、カバー率86.8%である。これら4品が客単価、超Aランクを超えた今週の値上げ関連も含めた新製品である。

   これに対して、客単価Aクラスの500円以上のものを高いもの順に見てみると以下の通りである。客単価971円、マックスファクター、SK-Ⅱホワイトニグソースダームディフィニション50ml、客単価881円、森永乳業、森永ビヒダスプレーンヨーグルトBB536 500g、客単価782円、明治乳業、おいしい牛乳スーパーESL1000ml、客単価682円、明治乳業、プロビオヨーグルトLG21 120g、客単価674円、マックスファクター、SK-Ⅱホワイトニグソースダームリバイバルマスク10枚入り、客単価621円、日本コカ・コーラ、ファンタふるふるシャイカーオレンジ190ml、客単価568円、森永乳業、アロエヨーグルト2連85g×2個、客単価547円、味の素、ギョーザ12個入り、客単価531円、ダノンジャパン、ダノンビオヨーグルトプレーン加糖85g×4個、客単価530円、明治乳業、ラブ1000ml、客単価528円、日本コカ・コーラ、アクエリアス2L×6、客単価509円、ハーゲンダッツジャパン、ドルチェミルフィール106ml、そして、客単価501円、明治乳業、ブルガリアヨーグルトLB81そのままでプレーン500gであり、全部で13品である。

   以上が客単価500円以上の今週の値上げ関連も含めた新製品全品であり、定番を含め、再度、品揃えを見なおしたいところである。また、今週は、客単価は500円までいかなかったが、菓子部門でチョコレートが健闘しており、No.1に客単価Bクラスとなったネスレコンフェクショナリー、キットカットミニが客単価382入った。No.2には客単価はCクラスの200円であるが、ロッテ商事、アーモンドチョコレート106gが客単価259円で入るなど、チョコレートの新製品が健闘している。

   このように、今週の新製品ランキングは、ここ数週間値上げ関連商品が客単価の上位を独占している傾向が続いているが、それに加え、本来の新製品も客単価Aクラスに入るものも増え始めている傾向も見え始めており、今後、夏に向けてアクティブな動きが期待できそうである。この5月からも、また小麦関連の商品の値上げも始まっており、値上げ関連の新製品はまだまだ続きそうであるが、これは、逆に、定番商品を再度見直し、固めるよいチャンスでもあり、来週以降も新製品の動向に注目したい。

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