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May 31, 2008

日経MJ、新製品週間ランキング、5/30、アイスが熱い!

   恒例の日経MJ、新製品ランキングが5/30、公表された。今週は、冷凍食品部門でアイスクリームが上位を独占した。ランキング20位の中でアイスクリームが19品入り、冷凍食品はたった1品であった。その1品とはアクリフーズ、くまちゃん占いえびとチーズのグラタン4カップ入り140gであり、客単価170円の9位であった。これ以外はすべてアイスクリームが独占する異常事態であり、気温の上昇ととともに、アイスクリームの新製品が上位しめた週となった。

   その中でもNo.1となったのは先週8位からの急上昇の森永乳業、エスキモーPARM(パルム)チョコレートアイスクリームバー55ml×6本、客単価281円である。カバー率84.0%での数字であり、先週比83円の客単価アップとまさに急上昇である。No.2は江崎グリコ、Newジャイアントコーン<チョコナッツ>・<クッキー&チョコ>・<クッキー&バニラ>140ml、客単価279円であり、カバー率は90.4%と高い数字である。日経MJは、全45チェーン、250店舗の食品スーパーマーケットのPOSデータであり、関西、関東双方のチェーンが網羅されており、カバー率の高さがナショナルブランドの度合いを示しているといえ、80%、90%は極めて高いカバー率といえよう。

   No.3は先週アイスクリームNo.1、全体ではNo.2であったハーゲンダッツジャパン、ドルチェミルフィーユ106mlであり、客単価260円である。先週比140円と大きく落ち込んでいるのが気になるところであるが、依然として高い数字をキープしている。No.4は明治乳業、エッセルスーパーカップ超バニラ200ml、客単価238円、No.5は森永乳業エスキモーピノチョコアソート10ml×26粒、客単価223円、No.6も森永乳業、エスキモーピノ10ml×6粒、客単価216円、そして、No.7がロッテアイス、HERSHY‘Sチョコレートアイスバー55ml×7本、客単価203円である。ここまでが、客単価200円のCランクの新製品であり、今週注目のアイスクリームといえよう。

   また、この7品の平均単価を見ると、275円、87円、263円、88円、372円、87円、208円と見事に100円以下と200円以上とに分かれ、しかも、いずれも客単価は200円(1人当り0.2円)強となる。これは客単価アップのポイントは客単価=PI値×平均単価であるので、平均単価が低くPI値の高い商品の強化とPI値は低くとも平均単価の高い商品の強化の双方をしっかり品揃えすることが重要であることを示しており、客単価アップはまさにバランスがポイントであるといえよう。

   アイスクリームについで、今週注目は、その他食品に大きな動きがみられる。初登場No.1に日清食品、カップヌードルミルクカレー86gが客単価、何と760円とAクラスの500円を優に超えた数字で登場した。カバー率も67.6%とまずまずの数字であり、今後、注目の大型新製品となる可能性を秘めており、注目である。No.2には先週No.1のダノンジャパン、「ダノンビオ」ヨーグルトプレーン加糖85g×4個が先週比の客単価がわずか6円のダウンで563円とAクラスの高い数字を依然として維持しており、注目である。今後、しばらく、この2つの大型新製品が全体を引っ張ってゆく可能性が高いといえよう。No.3には、先週No.82からの急浮上となった敷島製パン、超熟ロール6個入り、客単価396円が入った。敷島製パンはNo.5にも先週No.159からNo.5となったスナックパンチョコ8本入りが、客単価254円でランクインしており、これも今後注目といえよう。No.4には、カバー率が26.8%と地域性が高い新製品、一正蒲鉾、サラダスティック85gが客単価338円で入った。

   飲料に関しては、上位は先週と大きな変化はないが、No.1の明治乳業、おいしい牛乳1000mlが、依然として客単価1,259円と1,000円の大台を超え、今週の全新製品の中でNo.1である。これ以外では、No.12に初登場、日本コカ・コーラ、アクエリアス500mlペットボトル×24というケース商品が客単価257円で入った。ただ、カバー率はわずか8.8%であり、ごく限られたチェーンでの数字であるといえ、平均単価も1,681円と高額であるので、客数の多い店舗を選んでの展開がポイントとなろう。No.13にも初登場の花王、ヘルシアウォータアセロラ味500mlペットボトルが客単価236円で入った。初登場でカバー率が70.8%と高い数字であり、今後注目といえよう。

   これ以外では菓子では客単価200円以上が3品しかなく、厳しい状況であるが、依然としてNo.1はネスレコンフェクショナリー、キットカットミニ15枚が客単価421円でダントツの数字である。家庭用品では、No.1は先週同様、カネボウ化粧品、ブランシールスペリアホワイトニングコンクルージョン(医薬部外品)45ml、客単価740円であるが、No.2に先週No.218から急浮上したマックスファクター、イリュームホワイトキャプチャーセットホワイトキャプチャーUV+ウォーター30g+150mlが客単価262円で注目といえよう。

   このように今週はアイスクリームの新製品がアクティブに動きはじめており、気温の上昇とともに今後の動向に注目である。特に、PI値、平均単価のバランスが品揃えの決め手となるランキングとなっており、品揃え、売場づくりが大きなポイントといえよう。今後、新製品は、再度、様々な商品での値上げが予想されており、付加価値をあげての新製品、容量を落としての新製品等続々と登場してくるといえ、新製品の動向からしばらくは目が離せない状況が続くといえよう。来週以降も新製品動向をしっかり追っかけてゆきたい。

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May 31, 2008 in 経済・政治・国際 |

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