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May 10, 2008

日経MJ、新製品ランキング5/9、依然値上げ関連独占!

   日経MJ、新製品ランキングが5/9、公表された。今週も値上げ関連の新製品がズラリと上位を独占した。特に洋日配、飲料関連では定番商品の重点商品がこの値上げにより、バーコードを変えた商品が多く、新製品と見なされたため、上位にランクインしているのが特徴である。通常、日配の定番での重点商品は客単価(金額PI値)500円(1人当り0.5円)と見てよいが、500円を超える新製品が今週は全部で12品もあり異常値であるといえよう。ちなみに、新製品においては、Aランクが客単価500円、Bランクが客単価300円、Cランクが客単価200円でみればよく、ちょうど、新製品のAランクが定番の重点商品と同じ客単価500円となる。

   まず、先に、客単価1,000円を超えた超Aランクの今週の新製品を見てみたい。全部で4品あり、その内、値上げ関連が3品である。No.1は明治乳業、ブルガリアヨーグルトLB81 500g、客単価1,629円(1人当り1.629円)であり、カバー率100%であり、対象45チェーン、250店舗すべての店舗に導入されている定番中の定番、しかも客単価Aランクの500円を優に超え、最重点商品である。平均単価は154円であるので、PI値を逆算すると、(1,629円÷1,000人)÷154円=1.05%であり、PI値1%を超える超重点商品であることがわかる。PI値1%は大変な商品であり、月間数字でこの水準を超える商品は食品スーパーマーケットの生鮮を含む全商品の中でも数百品しかなく、店舗にとって重要な商品にとどまらず、お客さまのライフラインをささえる最重点商品といってもよいくらい高い数字である。

   No.2は同じく、明治乳業、おいしい牛乳1000mlであり、客単価1,343円であり、カバー率は74.0%である。PI値を逆算すると平均単価が217円であるので、0.61%となり、1%は切るが0.5%を超えており、これも高い水準のPI値である。PI値0.5%は食品スーパーマーケットの全商品の中では500~1,000番以内には入高水準であり、重点商品といってよい数字である。No.3は客単価1,240円で家庭用品から、これはまさに新製品のカネボウ化粧品、ブランシールスペリアホワイトニングコンクルージョン(医薬部外品)45mlが入った。ただ、平均単価は9,699円と高額であり、PI値を逆算すると0.012%となり、1日2,000人の平均的な食品スーパーマーケットで4日か5日に1個売れる商品であるので、客数が1日5,000人以上は欲しいところであり、客数の多い食品スーパーマーケットのみお薦めといえよう。No.4は日本ミルクコミュニティ、メグミルク牛乳1Lが客単価1,017円で入った。平均単価は180円であるので、PI値は逆算すると0.56%であり、これも重点商品の基準をクリアーしており、重要な定番商品といえよう。

   以上が今週客単価超Aランクの1,000円を超えた新製品であるが、これについで、客単価Aクラスの500円台の新製品を見てみたい。このクラスの新製品が最も多い部門は飲料部門とその他食品部門の3品であり、ついで、家庭用品1品、冷凍食品1品となる。その中でも最も客単価の高かった新製品は日本コカ・コーラのまさに新製品、ファンタふるふるシェイカーオレンジ190mlであり、客単価990円、先週比369円と異常値である。平均単価は98円と先週97円から1円上がっており、価格訴求によらない異常値が発生しており、各食品スーパーマーケットでエンド展開等の販促がかかったものといえよう。カバー率も86.4%と高く、今後、注目の新製品といえよう。

  ついで、客単価751円の明治乳業、おいしい牛乳スーパーESL1,000ml、客単価657円のマックスファクター、SK-Ⅱホワイトニンングソースダームディフィニション50ml、客単価655円の明治乳業、プロビオヨーグルトLG21 120g、客単価608円のハーゲンダッツジャパン、ドルチェミルフィール106ml、客単価546円の明治乳業、北海道十勝ヨーグルト90g×4、客単価543円の伊藤園、おーいお茶新茶500mlペットボトルと続く。以上が、客単価Aランク500円以上の今週の新製品である。この中で、ハーゲンダツのドルチェ、日本コカ・コーラのファンタふるふる、伊藤園のおーいお茶、そして、カネボウ化粧品のブランシール、マックファクターのSK-Ⅱがまさに新製品であり、注目といえよう。

   また、今週の興味深い動きとしては、菓子部門でネスレコンフェクショナリーのキットカットシリーズが好調であり、No.1に客単価366円でミニ15枚、No.7に客単価156円でミニ苺味14枚、No.11に客単価112円でミニきなこが入っており、注目である。そして、冷凍食品でもNo.2に味の素、ギョーザ12個入りが客単価471円で入っており、ギョウーザも復活しはじめたといえよう。

   このように、今週も値上げ関連商品が上位を、極めて高い客単価で独占したが、それを除いた本当の新製品も飲料部門、菓子部門、冷凍食品部門等で増え始めている。今後は、当面、この2つが混在しての動きとなると思うが、どちらにせよ、客単価Aクラス500円以上については無条件で定番化の見直しに入ってよい水準の高い数字であるので、客単価500円を超えた場合は要注意である。来週以降も新製品の動向に注目といえよう。

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