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August 19, 2008

日経MJ、8/18で炭酸飲料特集、カロリーゼロに注目!

   日経MJ、8/18で炭酸飲料特集が組まれた。「カロリーゼロ、市場を刺激」、「新旧のファンつかむ」、「07年は9%の伸び」という見出しの特集である。特集記事の中では7月度のベスト商品の金額PI値の比較表、各社メーカーの年間の金額PI値比較表などもあり、読み応えのある内容である。データは2008年7月度の日経POS情報サービスであるので、数百店舗の食品スーパーマーケットのデータにもとづいたものであり、現状の飲料の市場動向を探る上で貴重なデータであるといえよう。

   記事のグラフを見る限りでは、炭酸飲料の月別の推移は金額PI値で見ると、常に昨年を上回っており、好調な数字となっている。また、年間では8月度が最高の金額PI値であり、ついで、この7月度が12月度と並び、金額PI値の高い月となっている。この7月度はグラフで見る限り、最も昨年との対比の差があり、良く伸びているのが実態である。記事の中でもサントリーの独自集計の結果が公表されているが、出荷段階では109%の伸びであるという。

   ただ、6月度の家計調査データを見ると、飲料は90.0%であるので、この7月度が猛暑により、急激に数字を伸ばしたのではないかと思う。7月度の家計調査データは8月末公表の予定であるので、飲料がどのような数字となっているか興味深いところである。ちなみに、6月度の家計調査データの飲料の小分類を見ると、全体では90.0%であるが、その中で健闘しているのは乳飲料3.17円(102.2%)、炭酸飲料8.77円(97.8%)、乳酸菌飲料9.87円(97.4%)がベスト3の伸び率であり、今回の炭酸飲料は6月の厳しい飲料の状況の中では健闘しているといえよう。

   さて、記事の中身であるが、カロリーゼロが炭酸衣料の火付け役になり、低迷していた市場に新たな需要が発生したという。カロリーゼロはサントリーが2006年、日本コカ・コーラが2007年に新製品を投入し、カロリーゼロの市場が確立され、その後、これが刺激となって、炭酸飲料全体の市場を押し上げたという。記事の中では炭酸飲料のベスト15品が掲載されているが、その中にも、No.7に日本コカ・コーラ、コカ・コーラゼロ500mlペットボトルが金額PI値391円で入っている。さらに、No.10にもコカ・コーラゼロ1.5Lが金額PI値343円で入っており、ゼロは炭酸飲料の中でも確実に一角を占めたといえよう。ちなみに、通常のコカ・コーラはさすがに強く、No.1に1.5L、金額PI値795円、No.3に500mlペットボトル、金額PI値583円と入っており高い数字である。

   金額PI値は500円を超えるとAランクといってよいが、この7月度は500円を超えるAランクの商品がこの2品以外にも4品入っており、炭酸飲料市場は激戦である。その4品であるが、No.2にアサヒ飲料、三ツ矢サイダー1.5L、金額PI値586円、No.4も三ツ矢サイダー500mlペットボトル、金額PI値546円、No.5にサントリー、ペプシネックス500mlペットボトル、金額PI値540円、そして、No.6にもペプシネックス1.5L、金額PI値536円である。

   この中でNo.2となった三ツ矢サイダーについては、記事の中でかなり詳しく言及しているが、125年の歴史の中で再度、注目を集めているという。特に、これまで古臭いイメージがあったサイダーであったが、10代から20代の消費者の取り込みをはじめ、CMだけでなく、新製品の発売もここへ来て、積極的に取り組み、三ツ矢サイダー日本品質紀州南高梅、さらには青森産ふじりんごなども発売するという。さらに、サイダーではサントリーもラッキーサイダーを新たに投入し、サイダー市場がいっきに活性化する様相を呈してきた。

   また、このランキング表を見ると、話題の日本コカ・コーラファンタふるふるシェイカーグレープ190mlがNo.9に登場しており、金額PI値は377円である。ふるふるシェイカーオレンジもNo.14にランクインしており、金額PI値は284円といずれも好調であり、この商品もすっかり定番に定着したようである。

   ちなみに、先週8/15に公表された日経MJの新製品週間ランキングでも日本コカ・コーラは新製品のオンパレードであり、飲料部門べスト20の中に7品入っており、積極的な新製品の投入を6月頃から集中的に行っており、まさに、今回の特集記事を裏づける内容である。この中では、ゼロシリーズとして、ファンタゼロレモン1.5L、金額PI値169円、同じくファンタゼロレモン500mlペットボトル、金額PI値136円が入っており、ゼロシリーズは日本コカ・コーラを含め、まだまだ新製品の投入がありそうである。また、記事の中で言及のあったサントリーのラッキーサイダーであるが、新製品ランキングでは1.5Lが金額PI値154円、500mlペットボトルが金額PI値150円でランクインしている。

   このように、炭酸飲料市場がにわかに活性化しはじめ、特にゼロカロリーが火付け役になり、コカ・コーラが本格参入し、ファンタにも波及するなど活況である。また、これに刺激される形で、これまで注目度の低かったサイダーにも焦点が当たるようになり、炭酸飲料全体の市場が活性化しはじめているといえよう。飲料市場は7月、8月、9月が年間の山であり、今後、厳しい飲料市場をどこまで押し上げるか注目したい。

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August 19, 2008 in 経済・政治・国際 |

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