食品スーパーマーケット株価速報10/31、乱高下激しい!
丸栄258円(25.24%)、ステラG5円(25.00%)、日本調剤1480円(15.44%)、オーエーシステム15円(15.38%)、ダイエー468円(14.98%)、ネットプライス34950円(14.92%)、アークス1398円(14.59%)、アークランド1050円(14.13%)、きちり46100円(13.93%)、ゲオ70800円(13.09%)、フジ1665円(13.03%)、リンクセオリー100500円(12.64%)、千趣会716円(12.57%)、ランシステム23000円(12.57%)、ナイスクラップ201円(12.29%)、ココス1940円(12.20%)、ビックカメラ28060円(12.14%)、プレナス1267円(11.72%)、木曽路1931円(11.48%)、フェヴリナ2700円(11.24%)、エディオン654円(11.22%)、ムトウ459円(11.13%)、上新電912円(10.98%)、オークワ1338円(10.39%)、ビジョン85円(10.38%)、ブロッコリー 33円(10.00%)、以上が、10/31、上場小売業約400社の中で5日移動平均乖離率が10%以上上昇した小売業である。
ここのところ株価の変動が激しく、乱高下が激しいのが実態であり、めまぐるしく、株価が動いている。ただ、ここへきて、政府も第2次経済対策を公表し、日銀も追随するように公定歩合を下げるなど、日本においても経済活性化策があいついで打たれており、今後、景気がどのように推移するか、来週以降、そのバロメータともいうべき、株価に注目といえよう。10/31現在では、小売業では以上にあげた企業の株価が上昇に転じているが、この中で、食品スーパーマーケットを見ると、アークス1398円(14.59%)、アークランド1050円(14.13%)、フジ1665円(13.03%)、オークワ1338円(10.39%)の4社が入った。いずれも、10%以上の上昇であり、食品スーパーマーケットの中では株価が今週上昇した企業である。また、GMSではダイエー468円(14.98%)が4番目であり、注目である。
では、逆に、10/31現在、株価が3%以上、5日移動平均乖離率が下がった小売業を見てみたい。青山商1130円(-3.17%)、ジェイアイエヌ54円(-3.57%)、マルエツ518円(-3.71%)、ユニバース920円(-3.86%)、ベルク832円(-3.92%)、ヴィアHD821円(-4.25%)、ニッセンHD363円(-4.47%)、ヤオコー2800円(-4.50%)、オーシャン410円(-4.76%)、アインファーマシー1861円(-4.85%)、マキヤ829円(-5.04%)、JBイレブン355円(-5.08%)、ハナテン91円(-5.20%)、ZOA38000円(-5.26%)、ベルーナ265円(-6.02%)、コナカ305円(-6.15%)、オートウェーブ380円(-6.17%)、ゴルフ・ドゥ18300円(-6.45%)、ヴィレッジV246300円(-6.79%)、アシードHD360円(-6.97%)、ハンズマン490円(-8.23%)、アイケイ33500円(-10.18%)であった。
この中で、食品スーパーマーケットを見てみると、マルエツ518円(-3.71%)、ユニバース920円(-3.86%)、ベルク832円(-3.92%)、ヤオコー2800円(-4.50%)の4社が入っている。特に、この4社は、食品スーパーマーケットの中でも5日だけでなく、25日、13週、26週ともに移動平均乖離率がマイナスになっており、中長期的に株価が下落傾向になっており、厳しい株価が続いている。マルエツ518円(-3.71%、-14.38%、-31.84%、-36.51%)、ユニバース920円(-3.86%、-12.79%、-17.63%、-22.16%)、ベルク832円(-3.92%、-9.26%、-14.22% 、-18.43%)、ヤオコー2800円(-4.50%、-12.85%、-17.11%、-16.14%)という状況であり、特にマルエツは26週移動平均乖離率が-36.51%と大きく下げている。
このような全体的に厳しい株価の中で、すべての段階でプラスとなった食品スーパーマーケットの株価を見てみたい。ライフコーポレーション1797円(6.64%、5.14%、6.14%、10.58%)ただ1社である。食品スーパーマーケットは現在、約50社強が上場しているが、10/31時点で、右上がりの株価の傾向を示しているのは、このライフコーポレーションのみである。実際、チャートを見てみると、日々で見ると、乱高下はあるが、ほぼ、右上がりの傾向で株価が上昇しているのがわかる。7月までは1500円前後で株価が横ばいであったが、その後、株価は上昇に転じ、9月に入ると1600円を超え、10月に入ると1700円を超え、10/31は1797円で終えているので、1800円台へ突入真じかといえる状況で、今週は一時は1900円を突破している状況である。現在、食品スーパーマーケットの中では最も注目すべき株価といえよう。ちょうど、10/14に公表されたライフコーポレーションの2009年2月期の決算が、本ブログでも取り上げたように、営業収益2,301.63億円(106.1%)、営業利益55.62億円(115.4%:営業収益比2.41%)、経常利益53.99億円(118.6%:営業収益比2.34%)、当期純利益28.87億円(125.3%:営業収益比1.25%)と、増収増益、特に、利益は2桁以上の大幅な伸びとなる好決算であったことも、株価を押しあげる大きな要因であったといえよう。
このように、今週の食品スーパーマーケットの株価は全体的には低調な状況であり、大きく上昇した食品スーパーマーケットはアークス、アークランド、フジ、オークワの4社のみであり、厳しい状況であった。ただ、その中でもライフコーポレーションは5日移動平均乖離率こそ6.64%とそれほど大きくはなかったが、すべての段階でプラスとなる食品スーパーマーケット唯一の上昇株であり、注目といえよう。現在、2009年2月期の食品スーパーマーケット業界の中間決算はほぼ終了したが、来週からは、2009年3月期の中間決算の公表がはじまるので、今回のライフコーポレーションのように、業績の良い食品スーパーマーケットの株価には注目といえよう。
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