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November 06, 2008

Yes、we can!、Change!、オバマ大統領誕生!

   11/5、21時現在、CNNによれば、338対163、圧倒的な代議員数の差での圧勝であるが、投票率では52%(62,519,602票)対46%(55,442,822票)であり、6%の差でのオバマ候補の勝利である。CNNを見ると、出口調査からか様々な分析が公表されており、オバマ候補が勝利した要因がわかる。男女別で見ると、男性票は49%対48%でわずか1%差でオバマ候補の勝利であり、ほとんど差がなかったことがわかる。ところが、女性票では56%対43%で13%と大差でのオバマ候補の勝利であった。マケイン候補がペイリン女性副大統領候補を選んだにもかかわらず、女性票を取りきれていない構図が浮かびあがる。これを年齢別にみると、18歳から29歳の若い世代では66%対32%でオバマ候補であり、圧倒的に若者からオバマ候補は支持されたことがわかる。逆に、65歳以上では45%対53%でマケイン候補であり、年配の方はマケイン候補を支持している。45歳から64歳は49%対49%で同率、30歳から44歳までは52%対46%でオバマ候補であり、年齢が上がるに従い、オバマ候補からマケイン候補への投票率が高くなっている。この調査結果を見る限り、オバマ候補は女性に支持され、かつ、若者からの圧倒的な支持を獲得し、大統領になったといえよう。
 
   今回の大統領選挙はその意味で女性と若者が主役となった選挙ともいえ、それゆへ、史上最大のネット活用選挙ともなり、その効果が鮮明に表れた選挙であったともいえよう。以前、本ブログでも取り上げたが、民主党の大統領指名候補選挙の時、オバマ候補とヒラリー候補が激しく指名争いの選挙戦を繰り広げたが、そのひとつの戦場がネットでもあったことを取り上げた。特に、Youtubeでの選挙戦は激しいものがあり、最も大事なスーパーTuesday直前の状況を取り上げた。

   その時のYoutubeの状況であるが、少し長いが引用すると、「チャネル登録者が2/3、早朝、現在、ヒラリー候補は9,113人に対し、オバマ候補は21,584人と2倍以上の差がある。また、チャネル再生回数はヒラリー候補が1,291,251回であるのに対し、オバマ候補は11,800,130回であり、一桁違う。PI値に換算してみると、ヒラリー候補は141.6回/人に対し、オバマ候補は546.7回/人であり、約4倍弱差がある。さらに、動画の数はヒラリー候補が237個に対し、オバマ候補は580個であり、約2倍の差があり、最新動画はヒラリー候補が18時間前なのに対し、オバマ候補は45分前である。これを人気順に並び変えてみると、クリントン候補は645,203回がNo.1、No.2は318,145回であるのに対し、オバマ候補は888,701回がNo.1、No.2も871,693回であり、これもオバマ候補が圧倒している。もうひとつ話題の動画を見てみると、クリントン候補が1,684人、No.2が247人のコメントであるのに対し、オバマ候補は3,861人、No.2は3,689人とやはり圧倒している。」という状況であり、これを見る限り、オバマ候補がネットの戦場では圧勝していたことがわかる。

   現在、11/5であるが、オバマ候補のYoutubeを見てみると、チャネル登録者数は121,094人(2月時点21,584人)と10万人増加している。チャネル再生回数は18,872,602回(2月時点11,800,130回)であり、700万回増えている。PI値は逆算すると155.8回(2月現在546.7回)と、これは下がっている。1人当たりの再生回数は減ったが、新たに、人数が10万人増えているのが原因であろうが、それでも約12万人のチャネル登録者が155.8回平均で視聴しているのはすごい数であるといえる。

   ちなみに、マケイン候補のYoutubeであるが、チャネル登録者は29,310人、チャネル再生回数は2,106,190回であり、PI値は71.8回である。11/5時点の数字であるので、これを見ても、すべての数字がオバマ候補と格段の差がついており、全く勝負にならない圧倒的な差であるといえよう。今回の大統領選挙結果が女性と若者がキーワードであったことを見ると、ネット選挙の活用の有力な武器であるYoutubeの活用でこれだけ差があることは決定的なことのようであると思う。結果論ではあるが、ネット選挙では、オバマ候補はヒラリー候補にも、マケイン候補にも圧倒的な差をつけて勝っていたといえよう。

   現在、11/5、24時時点のオバマ候補の動画登録数であるが、1,821件である。マケイン候補は330件であり、ここでも決定的な差となっている。その中で、オバマ候補の人気動画は約7ケ月前の「Obama Speech: 'A More Perfect Union'」であり、再生回数は何と5,177,414回である。No.2は約1年前の「Barack Obama on Ellen」、3,574,525回、No.3は6日前の「American Stories, American Solutions: 30」、1,789,216回である。一方、マケイン候補の人気動画は、3ケ月前の「Celeb」、2,195,504回であり、No.2が3ケ月前の「The One」、1,622,300回、No.3が「Joe Biden On Barack Obama」、1,089,166回である。
   
   このようにYoutubeから見る限り、オバマ候補はヒラリー候補に勝ち、民主党の大統領候補の指名を獲得し、今回の大統領選挙でマケイン候補に勝ったことも、女性、若者が決定的な勝利のポイントを握っていたことを思えば、うなずける話であるといえよう。それだけ、オバマ候補と選挙スタッフは、先見の明があったといえよう。また、この延長線上に最後のだめ押しともいえる、直前のゴールデンタイムの各社のテレビ30分を約4億円で買い取るということもあったといえよう。オバマ候補が大統領に当選した要因はたくさんあるとは思うが、これひとつとっても、類稀な戦略を実行に移し、結果に結び付けるという強い意志と信念、そして、緻密な計算があるといえる。今後のオバマ大統領の動向に注目である。

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November 6, 2008 in 経済・政治・国際 |

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