まぐまぐマーケット、オープン!
今年の仕事はじめは、まぐまぐマーケットから始めた。すでに、食品スーパーマーケット最新情報のブログの左上にリンク、「PI研コンテンツ販売!まぐまぐマーケット、スタート! New」を張っているが、ここから、まぐまぐマーケットに入ることができる。これは、まぐまぐの新しいサービスであり、誰でも、自由にコンテンツを作り、自由に価格を付け、販売することができる仕組みである。そこで、このサービスを活用して、様々なコンテツづくりに挑戦してみたいと思い、今年は、このコンテンツづくりから、仕事をスタートさせた。
第1号のコンテンツは、「CF(キャッシュフロー)、経営者心理って何だ?」である。これは、昨年発売した財務3表連環表、2009、vol.4の無料解説書、「MD力って何だ」、「出店余力って何だ!」につぐ第3弾である。第1弾、第2弾までは無料版であったので、この第3弾からは、まぐまぐマーケットに載せ、有料版、500円で販売してみることにした。キャッシュフローは経営の根幹であり、財務3表連環分析でいえば、P/Lのマーチャンダイジング力、B/Sの出店余力を統合する位置にあり、実際のキャッシュの配分を戦略的な観点から見ることができ、まさに、経営の根幹といえるものである。
キャッシュフローをつぶさに読み込むと、経営者の心理を垣間見ることができ、その苦悩、今後の経営戦略を伺うことができる。財務3表の中では、最も経営者の意思、考え方、経営戦略が表れているといえ、しかも、P/L、B/Sとの連環もうかがえ、現状、そして、将来の経営状況を把握する上で重要な財務諸表といえる。
第2号以降は、現在申請中で、審査待ちであるが、順次、コンテンツをアップしてゆく予定である。現在、考えているコンテンツとしては、まずは、この財務3表シリーズに準じて、個別食品スーパーマーケット、特に、財務3表連環表、2009、Vol.4の中で際だった決算結果となった食品スーパーマーケットを取り上げてゆきたい。P/L、特にマーチャンダイジング力において、ずば抜けている食品スーパーマーケット、B/S、特に出店余力において、抜きんでた安定感の食品スーパーマーケット、そして、CF、将来への投資、株主への配慮を重点的に配分している食品スーパーマーケットなどである。
次に、1/1の食品スーパーマーケット最新情報でも取り上げた、マーチャンダイジングについて深く掘り下げたいと思う。特に、これまで、研究してきたPI値については、基礎から、最新のIDを活用したPI値まで、できるだけわかりやすく、具体的な数字を使い、すぐに実践できる内容で、様々なコンテンツを作ってみたいと思う。PI値ひとつとっても、食品スーパーマーケット業界では単純な指標止まりで、その活用が止まっている企業もあれば、金額PI値=PI値×平均単価の基本公式まで踏み込み、システム的な対応を含め、実践活用している企業もあり、様々である。
これは食品スーパーマーケットと同様に、最近、小売業側からPOSデータの公開がはじまり、メーカーでもPI値の活用が本格化しつつあるが、同じように、PI値の指標止まりで留まっている企業もあれば、もう一歩踏み込み、金額PI値まで活用が進み始めた企業もあり、まちまちである。そこで、PI値については、基礎から応用、そして、実践まで、様々なコンテンツが必要といえ、それらのコンテンツを順次作ってゆきたいと思う。また、金額PI値で終わっては、PI値の活用はもったいなく、最新の研究成果であるIDの世界のPI値、ID-PI値についてもコンテンツを加えたいと思う。実は、IDのPI値を理解した方が、通常のPI値の理解が速いともいえるので、先に、IDのPI値から入るのも手かと思う。順番はともかく、これら一連のPI値について、様々なコンテンツをつくってゆきたいと思う。
そして、これに加え、現在、ブログの本数が1,500本を超え、有料版まぐまぐプレミアムも100回に近い本数となった。そこで、これらのコンテツの中から、珠玉のコンテンツを選び、加筆修正を加え、さらに、必要に応じて、資料も添付し、より、内容を充実させたコンテツをつくってみたいと思う。ブログは原則約2,000字でまとめており、テーマの趣旨は十分に盛り込めていると思うが、十分な解説ができない場合や、舌足らずの場合もある。また、数字的な資料はほとんど盛り込めておらず、文章のみとなっていることが多い。そこで、これらの課題を補い、より、詳しく、可能な限り、数字的な資料も入れ、コンテンツを再構築したいと思う。
当面、この3つの基本方針のもとに、新たにスタートした、まぐまぐマーケットのコンテンツの充実をはかってゆきたいと思う。このコンテンツは、これまでのBtoB的な企業へ対してのコンサルティングではなく、食品スーパーマーケット、そして、メーカー、卸等の1人1人の現場の方を対象にしたコンサルティングといえ、私にとっても、新たなコンサルティング領域への挑戦でもある。価格も500円からはじめ、高いものでも、5,000円ぐらいまでにとどめ、個人がクレジットカードで簡単に買えるようにしたいと思う。今後、3ケ月ぐらいで可能な限りのコンテンツの充実をはかり、6ケ月ぐらいをめどに、体制を固めたいと思う。まぐまぐマーケット、よろしくお願いします。
食品スーパーマーケットのための決算分析、財務3表連環法Vol.4、詳細はこちら!
有料版プレミアム、緊急特集、日本の食品スーパーマーケット2009!今週の内容!
週間!食品スーパーマーケット最新情報、まぐまぐ! 資料集
Mixi(ミクシィ)版にMD力って何?のトピックをつくりました!
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