新店情報、食品スーパーマーケット、2012年度!
経済産業省、商務情報政策局より、12/1、2011年10月現在の大規模小売店舗立地法、法第5条第1項(新設)届出が公表された。いわゆる大店立地法にもとづく大型店1,000平米以上の新規出店の出店状況であり、食品スーパーマーケットはもちろん、SC、GMS、ドラックストア、ホームセンター、百貨店、直売所等が対象となる。本ブログではこの中からGMS、食品スーパーマーケットを抽出し、月別に整理し、2012年度の動向を占ってみたい。
ちなみに、昨年との比較であるが、10月度54件(昨年49件)9月度46件(昨年40件)、8月度44件(昨年40件)、7月度53件(昨年64件)、6月度46件(昨年48件)、5月度43件(昨年42件)、4月度41件(52件)であり、3/11の東日本大震災以降やや減少傾向ににあったが、ここ数ケ月は増加傾向に転じており、食品スーパーマーケット業界は成長戦略にシフトしてゆくのではないかという兆候が伺える。
まずは、2012年1月度オープン予定の食品スーパーマーケットであるが、(仮称)カブセンター西バイパス店(紅屋商事、青森県、1/7、1,046坪)、スーパーモリナガ唐津佐志店(スーパーモリナガ、佐賀県、1/11、565坪)、(仮称)サミットストア鷺宮一丁目店(サミット、東京都、1/18、356坪)、(仮称)蟹江複合施設(オークワ、愛知県、1/21、711坪)、(仮称)ハローデイ井堀店(ハローデイ、北九州市、1/26、1,077坪)、オーケー溝口店(オーケー、川崎市、1/27、709坪)、(仮称)Yストア蟹江店(ワイストア、愛知県、1/31、500坪)、(仮称)ミリオンタウン西宮前浜店(万代、兵庫県、1/31、1,105坪)の8店舗である。昨年、成長戦略を打ち出したオーケーが早くも新規出店、また、オークワは地元、和歌山県ではなく、愛知県への新規出店である。
2月度は、(仮称)リオン・ドール美里店(リオン・ドールコーポレーション、福島県、2/1、726坪)、(仮称)とりせん吉川美南店(とりせん、埼玉県、2/1、767坪)、ヤオコー千葉稲毛海岸店(ヤオコー、千葉市、2/1、618坪)、コノミヤ枚方店(コノミヤ、大阪府、2/1、390坪)、(仮称)イオンモール福津(イオン九州、福岡県、2/1、14,079坪)、(仮称)JR奈良駅高架下開発(2期)(光洋、奈良県、2/2、1,103坪)、(仮称)ライフ西田辺店(ライフコーポレーション、大阪市、2/4、323坪)、美幌ショッピングセンター(コープさっぽろ、北海道、2/9、1,314坪)、(仮称)ライフ稲荷店(ライフコーポレーション、大阪市、2/11、463坪)、(仮称)カネスエ長久手卯塚店(カネスエ商事、愛知県、2/16、704坪)、(仮称)山陽マルナカ新早島店(山陽マルナカ、岡山県、2/18、498坪)、(仮称)山陽マルナカ此花店(山陽マルナカ、大阪市、2/23、617坪)、(仮称)JR大分駅商業施設(コープおおいた、大分県、2/23、1,470坪)、(仮称)コープかながわ新上今泉店(生活協同組合コープかながわ、神奈川県、2/25、776坪)、(仮称)ヨークタウン愛子(ヨークベニマル、仙台市、2/28、1,330坪)、(仮称)スーパーセンタートライアル松江店(トライアルカンパニー、島根県、2/29、954坪)、ハローズ三島店(ハローズ、愛媛県、2/29、625坪)の17店舗である。
そして、3月度であるが、フレッセイ大泉西店(フレッセイ、群馬県、3/1、761坪)、(仮称)いなげや小平小川町店(いなげや、東京都、3/1、836坪)、(仮称)ダイエー草加店(ダイエー、埼玉県、3/2、1,136坪)、(仮称)ラ・ムー可部店(大黒天物産、広島市、3/7、755坪)、(仮称)ハーツ志比口店複合商業施設(福井県民生活協同組合、福井県、3/8、881坪)、(仮称)ヤオコー川越的場新町計画(ヤオコー、埼玉県、3/9、2,197坪)、マルヤス松阪川井町店(マルヤス、三重県、3/10、703坪)、(仮称)生活協同組合コープかごしま宇宿店(生活協同組合コープかごしま、鹿児島県、3/14、419坪)、(仮称)ロピア湘南めぐみが店(ロピア、神奈川県、3/15、420坪)、(仮称)ディオ貝塚店(大黒天物産、大阪府、3/16、558坪)、(仮称)山陽マルナカ摂津店山陽(マルナカ、大阪府、3/16、611坪)、ウエスタまるき湯田店(丸喜、山口県、3/16、459坪)、セブン大林店(セブン、徳島県、3/23、354坪)、(仮称)アクロスプラザいとうづ(丸久、北九州市、3/26、1,805坪)、(仮称)ヤマザワ中山店(ヤマザワ、仙台市、3/27、463坪)、(仮称)スーパーセンターオークワいなべ店(オークワ、三重県、3/27、1,997坪)、(仮称)ダイエー津久井店(ダイエー、相模原市、3/29、708坪)、(仮称)サミットストア練馬石神井町店(サミット、東京都3/30、557坪)、(仮称)ディオ和泉店(大黒天物産、大阪府、3/30、592坪)、(仮称)イオン新船橋ショッピングセンター(イオンリテール、千葉県、3/31、12,576坪)、(仮称)デイリーカナート樋之口町店(イズミヤ、大阪市、3/31、651坪)の21店舗である。
2月、3月度ともに新規出店が集中しており、特に、この3月度は20店舗を超え、食品スーパーマーケットの新規出店ラッシュといえよう。特に、大黒天物産は3月度3店舗の新規出店が予定されており、積極的である。
このように2012年度、前半、1月度、2月度、3月度は、合計46店舗の食品スーパーマーケットが新規出店を予定している。今期の食品スーパーマーケットは昨年の高収益を背景に積極的な新規出店を行い、昨年の守りから一転、成長戦略に舵を切るのではないかと思われる状況である。次回、現時点で4月度以降についてはどのような状況であるのか、食品スーパーマーケット各社の動向を見てみたい。
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