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March 08, 2012

RDS002:RDS-POS研究委員会、第3回終了!

   RDSサプライチェーンにおける協働マーチャンダイジング研究委員会、第3回目が3/7、無事終了した。これで今期の研究委員会は終了、来期、4月以降は、RDS加盟約100社、約400店舗の食品スーパーマーケットに、この研究成果を活用していただき、各店舗のマーチャンダイジングの改善に取り組んでいただくことになる。遅くとも、この秋には、今回の研究委員会の最大の成果ともいうべきMD評価表の活用がWeb上で可能になる予定であり、自店のPOSデータとRDSの地域のPOSデータとのカテゴリーごと、1品1品の単品ごとの比較が金額PI値=PI値×平均単価にもとづいて可能になる予定である。

   今回の研究委員会の成果はこれ以外にもいくつか注目すべき点があった。ひとつはPOSデータだけでなく、イメージ、すなわち、売場写真と連動させて研究委員会を進めたことである。今回の研究委員会の最大の目的は現場の方、特に、実際に売場で商品の品出しを行い、売場をつくり、POPを書き、発注をしている方が、RDSのPOSデータをどう理解し、判断し、店長、本部の協力を得て、実践に活かせるかに焦点を当てた。

   特に、この第3回の研究委員会では前回、第2回の研究委員会の結果とも比較し、数字がどのように動き、そのために売場がどう変化したのかを鮮明な売場写真と連動させたテキストを作り上げた。1つの売場写真をパワーポイント1枚に収め、大きな迫力ある写真で示したことにより、商品1品1品が判別でき、商品名、プライスカード、POPの1文字1文字まで鮮明に映しだされたテキストとなった。実際のマーチャンダイジング研修でもここまで売場画像をふんだんに取り入れたテキストは稀であり、これだけでも永久保存版ともいえる、見てわかる、まるで写真集のようなテキストを作り上げたことである。

   今回、東北から1社、首都圏から1社、近畿から1社の食品スーパーマーケットが研究委員として参加したが、このテキストを明日には社内で議論し、現場の方にRDS-POSデータとともにミーティングを開くことになろうが、現場の方もすぐにアクションを起こせ、マーチャンダイジングの改善イメージを作り上げることができるのではないかと思う。誰もがすぐに動くにはPOSデータを分析し、解釈し、結論をだすというプロセスだけでなく、マーチャンダイジングイメージを先に作り上げ、POSデータが後についてきても良いといえ、むしろ、現場はこの方が望ましいのではないかと思う。今後、POS分析と売場写真は一致させる研修が特に現場では重要なのではないかと、この3回の研究委員会を通じて得たもうひとつの大きな成果である。   
 
   そして、もうひとつは、SNS、facebookの活用である。実は、この3回目の研究委員会を開催するにあたって、実験的に東北の食品スーパーマーケットの研究委員の方とfacebookを活用しての実証実験を行った。すでに、facebookでのやり取りは一部はじめていたので、その一環として、RDS-POSデータが活用可能かをfacebookのプライバシー設定最高度の秘密のグループを立ち上げ、店長、バイヤー、売場担当者に参加してもらい、その実現可能性を探ってみた。facebookでは画像が自由にアップでき、しかも、携帯電話で撮影した売場写真をそのままアップできるので、まさに、売場写真を中心に現場の方とダイレクトにコミュニケーションをはかることができるのが特徴である。
 
   実際、試みに、RDS-POSデータの活用ポイントのひとつ、重点商品の売場管理をfacebookをもとに実施してもらった。RDS-POSデータ活用の極意は重点商品をすばやく見つけ出し、現場で重点管理を行う、これが最初のステップである。そのためには、まずは、自店の金額PI値の高い商品ベスト10をしっかり押さえることであり、この商品を絶対に品切れさせないこと、これが自店の顧客の支持を得るための最優先課題である。

   そして、ここからはRDS-POSデータでなければできない課題であるが、RDS-POSデータで金額PI値の高い商品10品を押さえることである。この商品はその地区では良く売れている商品であるので、これが自店で売れていない場合は、何か現場に問題があるといえ、少なくともRDS-POSデータの平均までは販促をかけ、売上アップをはかるべき優先度の高い商品といえる。そして、最後が客数PI値ベスト10である。これは、その地区で、メジャーな商品であるので、特に売価設定のズレがないかどうかをチェックすることがポイントである。客数PI値が高いとは、その地区の消費者が誰でも知っている商品であるといえ、どこでも購入できる商品であるので、価格帯がずれていれば、絶対に売れないからである。

   このように、この3つのチェックを実際にプライスカードに色別のシールをはってもらい、その結果を参加者全員が写真で共有し、次の展開につなげるわけである。実際、実施てしていただいた結果、RDS-POSデータが売場で視覚化され、その売場写真を参加者全員が共有でき、それを見るだけで、データを見なくとも課題が浮き彫りになった。このようなfacebookの活用が実際可能であることがわかり、SNSはRDS-POSデータとも実に相性が良いことが確認できた。

   今期の研究委員会は、これで終了、あとは、これまでの成果を報告書にまとめることになるが、意外にfacebookの活用の可能性が高いことがわかったので、有志が引き続き、facebookを通じてヴァーチャルでのRDSの研究会を続けることが決まった。その意味で、来期、4月以降は、facebookも視野に入れ、次世代の研究委員会を検討してゆくことがポイントといえそうである。とりあえず、これで、今期の研究委員会の委員長としての役目は終えさせていただくことになる。各研究委員の皆様、本当にお疲れ様でした。

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