消費者物価指数(CPI)、2012年3月度、100.5%!
総務省統計局:
平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成24年3月分
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm
・総合指数は平成22年を100として100.3となり、前月比は0.5%の上昇。前年同月比は0.5%の上昇となった。
・生鮮食品を除く総合指数は100.0となり、前月比は0.5%の上昇。前年同月比は0.2%の上昇となった。
・食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.8となり、前月比は0.3%の上昇。前年同月比は0.5%の下落となった。
総合 0.5、食料 1.5:
穀類 4.2:
・米類 9.1:うるち米 9.6、国産米A 9.5、国産米B 9.7、もち米 0.4、
・パン 2.1:食パン 2.8、あんパン 2.3、カレーパン 1.2、
・めん類 0.8:ゆでうどん 0.4、干しうどん 2.4、スパゲッティ 5.1、即席めん -0.1、生中華めん -0.1、*ゆで沖縄そば 5.0、
・他の穀類 2.0 :小麦粉 2.9、もち 1.6
魚介類 2.0:
・生鮮魚介 2.2:まぐろ 0.9、あじ -4.1、いわし -17.2 、かつお 4.7、かれい -1.2 、さけ 0.5、さば -11.6、さんま -1.9、たい 1.2、ぶり -5.7、いか 13.6、たこ 22.6 、えび 11.7、あさり 0.2、かき(貝) 12.5、ほたて貝 4.8、
・塩干魚介 3.3 :塩さけ 3.6、たらこ -2.2、しらす干し 6.1、干しあじ -1.9、煮干し -0.3、ししゃも -0.8、いくら 19.2、
・魚肉練製品 -2.6 :揚げかまぼこ -0.5、ちくわ -4.9、かまぼこ -2.9、他の魚介加工品 2.9、かつお節 -1.0、魚介漬物 4.9、魚介つくだ煮 0.9、魚介缶詰 3.0、塩辛 2.3、
肉類 -0.3:
・生鮮肉 0.0 :牛肉A -0.3、牛肉B 1.9、豚肉A 0.4、豚肉B -0.3 鶏肉 -0.2、レバー -1.1
・加工肉 -1.5:ハム -1.2、ソーセージ -1.6、ベーコン -1.6、*ポーク缶詰 -3.9、
乳卵類 -1.7:
・牛乳・乳製品 -0.6:牛乳 0.0、牛乳(配達) 0.3、牛乳(店頭売り) 0.0、
・乳製品 -1.3:粉ミルク -2.8、ヨーグルト -1.4 、バター 3.3 、チーズ -3.3、チーズ (輸入品) -0.4、
・卵 -5.3:鶏卵 -5.3
野菜・海藻6.5:
・生鮮野菜 10.0 :キャベツ 9.6 、ほうれんそう 14.8、はくさい 27.0、ねぎ 9.2、レタス 64.1、ブロッコリー 7.9 、もやし -2.8、アスパラガス -0.2、さつまいも -2.9、じゃがいも -12.2、さといも -11.2、だいこん 39.5、にんじん -2.3、ごぼう 15.6、たまねぎ -24.7、れんこん 15.0、ながいも 3.4、しょうが -1.5 、えだまめ-、さやいんげん -1.2、かぼちゃ -4.0、きゅうり 39.7 、なす 17.2 、トマト 37.4 、ピーマン 29.5 、生しいたけ -0.9 、えのきだけ 7.1、しめじ 1.2 、*にがうり -38.9、*とうが -32.1
・乾物・加工品類 0.0 :乾物・海藻 3.0 、 あずき -0.7、干ししいたけ 0.3、のり -0.2、わかめ 10.8、こんぶ 2.0、ひじき 8.8、
・大豆加工品-1.5、豆腐 -1.5 、油揚げ -1.2 、納豆 -1.8、
・他の野菜・海藻加工品 -0.5:こんにゃく -1.3、梅干し -0.6、だいこん漬 -0.5、はくさい漬 -0.7、キムチ -1.0、こんぶつくだ煮 2.1、スイートコーン缶詰 -2.8
果物 9.2:
・生鮮果物 9.3 :りんごB 35.8 、みかん -6.7、グレープフルーツ -4.8、オレンジ -5.4 、レモン -0.8、いよかん -10.4、いちご 17.7、バナナ -3.6、キウイフルーツ 2.7、
・果物加工品 7.4 :果物缶詰 7.4、
油脂・調味料 -0.7:
・油脂 0.3:食用油 0.9、マ-ガリン -2.0、
・調味料 -0.8 :食塩 -0.2、しょう油 -1.0、みそ 0.0、 砂糖 1.0、 酢 -1.0、ソース -2.5、 ケチャップ -2.4、マヨネーズ -0.7 、ドレッシング -1.1、ジャム 0.9 、カレールウ -4.2、即席スープ 2.9、風味調味料 3.0、ふりかけ -0.8、液体調味料 -4.2、中華合わせ調味料 -2.2、パスタソース -0.7、
菓子類-0.7:
・ようかん 1.1 、まんじゅう -0.3、だいふく餅 -0.4 、カステラ 0.1、ケーキ -0.8、ゼリー 1.2、 プリン 1.6 、シュークリーム 1.2、せんべい -2.5、ビスケット -0.3、ポテトチップス -3.2、あめ -0.5 、チョコレート -0.7、アイスクリーム -1.2、落花生 -0.9、チューインガム -0.8、
調理食品1.0:
・主食的調理食品 -1.3 :すし(弁当) -2.1、弁当 -2.3、おにぎり -0.6、調理パン 6.9、冷凍調理ピラフ-5.8 、調理パスタ -4.1、
・他の調理食品 2.6:うなぎかば焼き 24.2、サラダ 1.5、コロッケ 0.2、 豚カツ 1.0、 からあげ 1.0、ぎょうざ -0.2、やきとり -1.4、冷凍調理コロッケ 4.5、冷凍調理ハンバーグ -3.5、 調理カレー -2.7 、混ぜごはんのもと -2.1、煮豆 -1.4、焼き魚 1.5 、きんぴら 0.6、
飲料 -0.2 :
・茶類 -0.7 :緑茶 -0.2、紅茶 -2.2、 茶飲料 -1.0
・コーヒー・ココア 1.7 :インスタントコーヒー 9.2 、 コーヒー豆 1.6、コーヒー飲料 -2.3、
・他の飲料 -0.6 :果実ジュース 0.4 、果汁入り飲料 -0.6 、野菜ジュース -0.2 、炭酸飲料 -1.2、乳酸菌飲料A -0.2 、乳酸菌飲料B 0.0 、ミネラルウォーター -1.2、スポーツドリンク -1.3、
酒類 -1.1 :
・清酒 -1.0 、焼ちゅう -1.5、ビール -0.8、発泡酒 -0.9、ウイスキー -4.2 、ワイン -1.0、ワイン(輸入品) -1.0、チューハイ -1.0、ビール風アルコール飲料 -1.2、
(日銀の動き)
4/27:金融緩和の強化について
・日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、資産買入等の基金につき、以下の決定を行った(全員一致)。 資産買入等の基金を 65 兆円程度から 70 兆円程度に5兆円程度増額する。
物価情勢
・日本銀行は、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することを理念として、金融政策を運営している。その際、中長期的に持続可能な物価の安定と整合的と判断する物価上昇率を、「中長期的な物価安定の目途」として数値で示している。具体的には、「中長期的な物価安定の目途」については、消費者物価の前年比上昇率で2%以下のプラスの領域にあると判断しており、当面は1%を目途としている。
・こうした「中長期的な物価安定の目途」を踏まえつつ、物価の動向を点検する。 消費者物価(除く生鮮食品、以下同じ)の前年比の推移をやや長い目で振り返ると、2009 年8月に過去最大の下落幅(-2.4%)となった後、労働や設備の稼働状況、すなわちマクロ的な需給バランスが緩やかな改善傾向を続ける中、2009 年末頃から下落幅は着実に縮小を続け、最近では、概ねゼロ%で推移している。
・先行きの物価を巡る環境を展望すると、マクロ的な需給バランスは、上述の通り、景気が緩やかな回復をたどるもとで、改善していくと考えられる。中長期的な予想物価上昇率については、市場参加者やエコノミストの見方は概ね1%程度で安定的に推移しているほか、家計の見方にも大きな変化はみられず、見通し期間においても安定的に推移すると想定できる。
・国際商品市況については、地政学リスクの高まりなどから原油価格を中心に強含んでおり、先行きについても、新興国の経済成長に伴う食料・エネルギーの需要拡大などを背景に、基調的には緩やかな上昇傾向をたどると想定される。
・以上の環境を前提に、物価情勢の先行きを展望すると、国内企業物価指数の前年比は、国際商品市況の緩やかな上昇や、マクロ的な需給バランスの改善を反映して、見通し期間を通じて緩やかな上昇を続けると見込まれる。
・消費者物価の前年比は、中長期的な予想物価上昇率が安定的に推移するとの想定のもと、マクロ的な需給バランスの改善を反映して、今回の見通し期間後半にかけて0%台後半となり、その後、当面の「中長期的な物価安定の目途」である1%に遠からず達する可能性が高い。
facebook、PI研コメント:
・日銀が事実上のインフレターゲットを消費者物価指数(CPI)、1%としているが、この3月度は生鮮食品を除く総合指数は、前年同月比は0.2%であり、まだデフレ傾向が強い。
・ただ、食品は1.5%であり、特に、穀類4.2、野菜・海藻6.5、果物9.2、魚介類2.0と、穀類、生鮮関連の物価が高めで推移しており、農産物の上昇が異常である。
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