イオン、朝7時開店、その効果は?
イオン、7月度連結営業概況
・http://www.aeon.info/index.html
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1001543
1.主な連結各社の月次売上高(取扱高)前期比伸び率一覧:6/21~7/20
・イオンリテール(既存店92.1):6月度(既存店95.9)
・イオン北海道 98.4(既存店 97.6):6月度101.1(既存店 100.2)
・イオン九州 95.7 (既存店93.6):6月度99.2 (既存店96.8)
・マックスバリュ北海道 105.7(既存店 105.7):6月度104.5 (既存店104.5)
・マックスバリュ東北 97.9(既存店 99.3 6):6月度102.6(既存店 102.5)
・マックスバリュ東海 103.0(既存店 99.4):6月度102.3(既存店 99.1)
・マックスバリュ中部 105.5(既存店 100.1):6月度105.0 (既存店101.2)
・マックスバリュ西日本 98.5(既存店 95.6):6月度100.7 (既存店97.6 5)
・マックスバリュ九州 105.4(既存店 98.7):6月度106.5(既存店 98.9)
・ミニストップ 98.2(既存店 93.6):6月度97.2(既存店 93.2)
・コックス 83.6(既存店 91.7):6月度87.6(既存店94.6)
・ジーフット 95.9(既存店 95.6):6月度111.9 (既存店109.4)
・イオンファンタジー 98.6(既存店 98.5):6月度87.8 (既存店88.4)
・イオンクレジットサービス 111.4 (既存店104.0):6月度 107.2(既存店 106.1)
開閉店の状況:( )内は、持分法適用関連会社の実績
・GMS (総合スーパー) : 597(121)
・SM (スーパーマーケット):1558(567)
イオンの電子マネー「WAON」の状況
・当月末の累計発行枚数: 約2,650万枚
・月間利用金額: 約1,020億円
・月間平均単価: 約1,700円
・利用可能箇所: 約150,000箇所地域貢献
・「WAON」(寄付つき):合計68種類(47道府県、17市、4団体)
2.イオンのコメント:
7月度の連結営業収益は、4,538億円、前期比103.9%となりました。
当月度は、お客さまのライフスタイルの変化に対応して営業開始時間を朝7時に早める取り組みを推進し、全国の「イオン」や「マックスバリュ」約1,100店舗に拡大展開するとともに、盛夏関連商材の販売、夏ギフトの承りを強化しました。
・前期の地上デジタル放送終了による需要の反動や月度前半の天候不順等により、GMS事業では衣料品と住居余暇関連商品を中心に影響を受けましたが、お客さまの節約志向に対応して、年間決済金額1兆円突破を記念した「WAON」ボーナスポイント還元企画や、グループのグローバルな商品調達力、物流網などのインフラを最大限に活かした最大1,000品目の値下げ等を実施し、お客さまより高いご支持をいただきました。
・7月13日、当社と三菱食品株式会社及び三菱商事株式会社は、イオングループのSM3社(マックスバリュ東海株式会社、マックスバリュ西日本株式会社、マックスバリュ中部株式会社)がそれぞれ中国に設立する新会社に、三菱食品と三菱商事が参画することに基本合意しました。イオングループがこれまで培ってきた小売業のノウハウと三菱食品のサプライチェーンマネジメント構築力や調達・物流の機能を融合させることにより、中国におけるSM事業の展開加速に向けた体制を構築してまいります。
・7月13日、ミニストップ株式会社はインドネシア共和国の現地法人PT.BAHAGIA NIAGA LESTARI(以下:BNL社)と、インドネシアにてミニストップ事業を展開するための基本合意書を締結しました。ミニストップとBNL社 は、今後エリアフランチャイズ契約の締結を行った上で、BNL社は、現地の嗜好に合った商品開発を行い、今年度ジャカルタに1号店を開店する予定です。
3.イオンの株価:
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8267.T
facebook、PI研コメント
・イオン、注目の7月度の営業状況が公表されました。7月度は6月からスタートした朝7時開店の効果がどのくらいあったのかが反映される月です。その結果ですが、数字を見る限り、6月度より昨年対比が上昇したグループ企業はわずかであり、厳しい数字といえます。結果を判断するには、もう数ケ月様子を見る必要がありそうです。気になるのはGMSを主力業態とするイオンリテールであり、既存店92.1%と厳しい数字です。
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