イオン、生鮮の物流センターへシフト!
日経新聞9/21:http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46352790Q2A920C1TJ1000/
・イオン、精肉の7割集中加工へ 生鮮品センター増強
・店舗費用を圧縮、バローも新拠点
記事抜粋
・スーパー大手が生鮮品の加工センターを増強する。イオンは2015年度をめどに精肉をセンターで加工する割合を現状の5割から7割に引き上げる。中部が地盤のバローは10億円超を投じ、岐阜県内に精肉の加工センターを新設する。店舗の作業負担を軽減することで運営コストを圧縮。高齢化や消費増税などで一段と厳しさを増す経営環境に備える。
・バローは14年度中の稼働を目指し、精肉の加工・パック詰めを手掛けるセンターを岐阜県多治見市に新設する。店舗に分散している精肉の加工を集約し、店舗での作業負担を軽減する。
・マルエツは川崎市と埼玉県三郷市にある加工センターの稼働率を引き上げる。精肉と鮮魚を合わせた1日当たりの出荷量を現在の20万パックから15年度には25万~26万パックに増やす。
・東急ストアは川崎市内にある青果、鮮魚の加工センターからの出荷量を13年度に12年度の2倍に拡大。店舗の運営コストを圧縮する方針だ。
これままでの主なイオンの物流センター
・センコー:http://www.senko.co.jp/ja/
・延床面積 79,800 ㎡、センコー最大の物流センターが稼働 、2011、7/21
・野田第 1PDセンターが竣工
・野田第 1PDセンターは地上 3 階建て、延床面積 79,835 ㎡(自動倉庫除く)で、当社最大の物流センターです。そのうち約 60%(延床面積 44,400 ㎡)については、イオン様の物流業務を担う「イオン北関東RDC」として運営いたします。 イオン北関東RDCは「北海道RDC」(2005 年稼働)、「東北RDC」(2001 年稼働の「仙台RDC」を移転、拡大し、2006 年に稼働)に続き、弊社では 3 件目のセンター受託となります。
新センターにはイオン様専用の自動倉庫を配置するとともに、自動仕分け機、6 台の荷物用エレベーターや 6 台の垂直搬送機など、作業効率を高める各種荷役機器を導入しています。 また、屋外スロープで直接 2 階にアクセスすることが可能で、1 階と 2 階に合わせて約 160 台分のトラックバースを設けています。 さらに、太陽光パネルを設置するとともに、省電力対応の照明機器を導入しています。
7万㎡の「イオン東北RDC」を竣工
イオングループ・東北エリアの物流受託を拡大 、2006、8/4
・当社は、昨年 10 月より、宮城県大和町において、流通大手のイオングループ向け物流センター『イオン東北RDC(リージョナル・ディストリビューション・センター)』の建設を進めてまいりましたが、本年 8 月 4 日に竣工し、8 月 28 日より運営を開始いたしますのでお知らせします。
・イオングループ・東北エリアの物流については、これまで、イオン株式会社様の統合物流ネットワーク計画の出発点となった「イオン仙台RDC」において、2001 年 6 月より、当社がセンター運営を行ってまいりましたが、グループ企業のセンター利用や新規出店による取扱物量の増加に伴い、機能拡充が必要になった為、設備能力を増強した物流センター「イオン東北RDC」を新たに建設し、当社が引き続き、センター運営を行うこととなりました。
イオングループ向け・北海道物流 センターを竣工、2005、6/22
・当社は、昨年9月より、北海道北広島市において、流通大手のイオングループ向け物流センター『イオン北海道RDC(リージョナル・ディストリビューション・センター)』の建設を進めてまいりましたが、本年6月22日に竣工し、7月5日より運営を開始いたします。
・当社は、イオングループ・統合物流ネットワーク計画の出発点となった「イオン仙台RDC」の運営を、2001年6月よりてがけており、本件が2件目のセンター運営となります。
・イオン北海道RDCは、延床面積約5万㎡と大規模であり、自動倉庫から出庫されるパレットに積み付けられた商品を、自動的に搬送ラインへ取り卸すことのできるデパレタイザーを3基設置するなど、センター内の物流業務の自動化、省力化を重視したシステム設計を行っております。
facebook、PI研コメント
・イオン、生鮮も物流センター強化です。これまで、参考事例に上げたように、イオンは全国に加工食品の物流センターを構築してきましたが、ここへ来て、生鮮食品の物流センターの強化に入りました。日経新聞が報じているように、この動きは、食品スーパーにも広がっており、今後、食品スーパーの最も経費がかかる部門、生鮮食品も本格的な物流センターによる業務の効率化の時代に入るといえます。それだけ、食品スーパーの事業規模が拡大しつつあるといえ、結果、M&Aがさらに加速するものと思われます。
New!2012年度版、食品スーパー財務3表連環分析、vol1、リリース!
*食品スーパーのMD力、出店余力、出店意欲がわかる!
*ドラックストア、財務3表連環分析を追加しました!
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facebookに連載小説!「おむつとビールは誰にある? 」をスタート、80人!
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